【パワハラ】言葉の行き過ぎ
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年1月28日号 VOL.1032
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無鉄砲とは鉄砲を持たないこと?
(続きは編集後記で)
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【パワハラ】言葉の行き過ぎ
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
パワハラで上司が言葉の行き過ぎをした場合どどうしたらいいで
すか?
中川:こんな事例があります。
(引用開始)
経理部門に初めて異動でやってきたAは,経理課長の小言に滅入ってい
ます。 課長は細かいことまでチェックしないと気が済まない性格で報告
書の隅々までチェックを入れて厳しく注意します。特に数字の間違いには
厳しく,時には「キミは性格的に経理に向いていない」と厳しく叱責され
ます。
Aも「仕事上のミスで厳しく言われることは,私が悪いので仕方がない」
と受け止めていますが,そうした指導の中で,「キミは性格的に経理に向
いていない」とか「そのグズな性格を直さないと経理は務まらない」とま
で言われ,感情的に「こんな計算は小学生でも間違えない」とまで言われ
ることには納得がいかないと言います。こんな課長の「馬鹿野郎,またこ
んな間違いをしゃがって,何度言ってもわからない奴はウチの課にはいら
ない。すぐ異動願を出せ」という一言に. Aがついに「何でそこまで言わ
れなければならないのか」と言い返したことから,言合いになりました。
Aは「ああした厳しい叱責を受けることで余計に緊張して,間違いが多
くなる。教育指導の範囲を超えた業務指導の仕方に問題がある」と言って
います。課長は自分は性格的にいい加減なことは許せないので,ついつ
い相手のミスは性格の問題だと考えてしまう。確かに,性格のことまであ
れこれするのは業務指導の範囲を超えているかもしれない。今後は注意を
したい」と言っています。
(引用終わり)
社長:うーん。
ちょっと言い過ぎと思いますが当社もありえますね。
どうしたらいいですか?
中川:このような場合は「調整」がいいでしょう。
社長:「調整」といいますと?
中川:両当事者から事情の聞き出しを繰り返して調整します。
社長:当事者が面と向かって話し合うのですか?
中川:ハラスメント調整委員会を設置します。
その委員会で調整をします。
最初は当事者を同席させないで双方の事情を聞きます。
社長:で、どうするのですか?
中川:調整はあくまでの円満解決を目指します。
双方の意見を調整し、誤解やわだかまりを解消することが目的です。
当事者同士では感情的になってもつれても、第三者が入ることに
よって解決がしやすくなるのです。
社長:当事者同士も話し合った方がいいのではないですか?
中川:当事者が望むなら調整委員会が話し合いに立ち会うこともいいでしょう。
社長:で、話し合いがうまくいったら?
中川:できれば和解文書を作成することです。
社長:話し合うがうまくいかない場合は?
中川:「調停」に入ります。
社長:「調停」はどうやってするのですか?
中川:それはまたの機会に申し上げます。
(中川コメント)
感情的になったパワハラは調整委員会で「調整」をします。
「調整」の目的は円満解決です。
話し合いが不調な場合は「調整」を中止し「調停」をします。
「調停」は改めて記事にします。
本日の記事は「ビジネスガイド 2012年2月号」を参考にしました。
今日はここまで。では、またあした。
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編集後記
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無鉄砲とは鉄砲を持たないこと?
夏目激石の小説『坊っちゃん』には、「親譲りの無鉄砲で子供の時から損
ばかりしている」とあります。「素手で危険に飛び込んで行くような向こう
見ず」を「無鉄砲」と呼ぴます。
さて、「無鉄砲」は鉄砲とどう関係があるのでしょうか。鉄砲を持たずに
敵陣に突撃することから来たのでしょうか?
実は、鉄砲とはまったく関係がありません。「無鉄砲」は当て字で、「無
手つ法」あるいは「無手法」と書くべき言葉なのです。まさに字の通り、方
法や思慮のないまま物事をするやり方を表します。
さらに「広辞苑』によれば、「無点法」から転じたとあります。これは、
返り点や送りがながない漢文のように、事がはっきりしないことを意味しま
す。
(絶対にすべらない無敵の雑学より 角川学芸出版)
では、また明日お会いしましょう!!
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