【厚生年金基金】廃止の方針が出された

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年10月3日号   VOL.1273
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世界で通用する日本古来の単位とは?

(続きは編集後記で)

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【厚生年金基金】廃止の方針が出された
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   厚生年金基金が廃止されるそうですね。

中川:厚生労働省がそのような方針を固めたようです。

社長:あのう、厚生年金と厚生年金基金との違いは何ですか?

中川:厚生年金はサラリーマンが強制加入する年金制度で、国が運用
   しています。
   厚生年金基金は強制加入ではありません。
   運用はそれぞれの基金が行っています。

社長:強制加入ではないのにどうして廃止するのですか?
   入りたい人だけが入るのですから国が口出しをすることは
   ないでしょう?

中川:基金は国が深く関わり合って設立されたものです。
   任意加入ですが加入することで特典をつけましたので
   基金設立がブームになったこともあります。

社長:で、どうして廃止するのですか?

中川:AIJ投資顧問の事件を覚えていますか?

社長:えーと、何でしたっけ?

中川:基金は資金の運用利回りが低くて困っていました。
   その基金に高利回り運用を持ちかけたのがAIJなのです。
   それに運用担当者が飛びついたのですが、預かったお金を
   ほとんど失っていて、高利回りどころか、基金は財産まで
   失ったのです。

社長:ああ、ひどい話ですね。
   
中川:基金の財政状態は悪く、会社でいえば倒産してもおかしく
   ない基金が多いのです。
   このまま放置しておくと加入している人が甚大な損を
   受ける可能性が高いので、思い切って廃止しようと
   方針をだしたのです。

社長:廃止したらいいことがあるのですか?

中川:廃止してもいいことはありません。
   廃止する場合、赤字の埋め合わせをどうするかが大問題
   なのです。

社長:どうして大問題なのですか?

中川:基金の財政は弱く赤字を埋め合わせる体力がないのです。

社長:じゃあ、廃止できないでしょう?

中川:廃止しないと赤字が雪だるま式に増えるのです。
   だから、どこかで増えるのを止めなければなりません。

社長:廃止したいけど廃止できない?
   どうなっているのですか?

中川:少子高齢化の時代です。
   基金の財政を支える現役のサラリーマンが減り、年金を
   受け取るサラリーマンOBが増えるのですから、
   このままだと基金はいずれ成り立たなくなります。

社長:時間の問題ですか。

中川:しかし、廃止は容易ではありません。
   だから今後廃止の方向で具体的な対応を検討するのですが
   時間がかかるでしょう。

社長:これは民社党の政策の誤りですか?

中川:いいえ、自民党政権時代の政策です。

社長:では自民党が悪い?

中川:難しい質問です。
   高度成長時代はとても良い政策に思えました。
   今日のようなことを予想できた人は少数でしょう。

社長:では、どうしたらいいですか?

中川:基金によって財政状態が違いますので一概に言えません。
   また、国がどのような対策を打ち出すかも現段階では
   予想がつきません。

社長:でもどうしたらいいですか?

中川:脱退の方向で検討したらと思います。

社長:それでOKですか?

中川:確約できません。

社長:うーん、難しいのですね。

(中川コメント)

 財政が悪化して抜き差しならない厚生年金基金が多いです。
このままだと基金は崩壊することが目に見えています。
それで国がやっと腰を上げたのです。

 基金に加入している会社は脱退を検討することを推奨します。
 

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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世界で通用する日本古来の単位とは?

 日本で古くから用いられてきた単位の一つに、「匁(もんめ)」があ
る。尺貫法における重量の単位で、中国(唐)のお金、開元通宝がそのも
とになっている。すなわち「匁」は開元通宝の一枚の重さを一文目と
いったところから、それとつりあう重さを「匁」と呼ぶようにな
った。一匁はグラムに換算すると、3.75グラム。

 尺貫法が廃止され、現在、重さの単位は「グラム」で表わすのが一般
的だが、一部ではまだ「匁」が用いられている。どこでその単位が使わ
れているかといえば、それは真珠の業界。宝石の単位はふつう「カラット」
を用いるが、真珠業界では習慣から今もなお「匁」が使われている。
しかも日本国内においてだけではなく、世界でもその単位が使われている。

(話のネタ・雑学の本 幻冬舎文庫より)

では、また明日お会いしましょう!!

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