【解雇】全員解雇し再雇用する

◆─────────────────────────────────◆
 物覚えが悪い? 実は脳の使い方を知らないだけなのです。
 中川が体験して本物だと確信したセミナーです。
◆─────────────────────────────────◆

「人の名前を覚えられない・・・」
「最近物忘れが・・・」

もう歳だから・・・とあきらめていませんか?
ハッキリ申し上げます!ポイントは脳の使い方にあります。
生まれつきの能力ではありません。

ラクラク記憶術(アクティブ・ブレイン・セミナー)では
ほんの少し脳の使い方をカエルだけで、記憶力に劇的な変化をもたらします。

内容に満足がいかない場合には、安心の全額返金保証をさせて頂いております。
下記からセミナーのお申し込みをしてください。

→ http://nakagawa-consul.com/seminar/062.html

☆★☆―――――――――――――――――――――――――─―――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年11月16日号   VOL.1318
――――――――――――――――――――――――――――――――――

スーパーの店員は手ぶらのまま冷凍庫に入ってはいけない!

(続きは編集後記で)

◆────────────────────────────────◆
【解雇】全員解雇し再雇用する
◆────────────────────────────────◆

中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   ある社長が全員解雇して再雇用すれば給料を下げることができる
   と聞きました。
   そのようなことができるのですか?

中川:全員解雇するのですか。

社長:経営が苦しいので給料を下げたいが不利益変更となり
   手続きが面倒だからいったん全員を解雇し、希望者だけを
   再雇用すると言うのです。

中川:再雇用者の給料は下げるのでしょう。
   給料を下げるために全員解雇はやり過ぎですね。

社長:その方が解決策として楽だからと言うのです。

中川:全員解雇も楽な道ではないと思いますよ。
   退職金は会社都合になるでしょうから、満額ですね。
   場合によってはいくらか加算する必要があるかもしれません。
   その費用も高額になると思いますよ。

社長:それでも全員解雇して新しい給料で再雇用した方が
   メリットがあるのではないでしょうか?

中川:社長、熱心に聞きますね。
   ひょっとして、社長もその道を歩きたいと思っているのですか?

社長:給料が高すぎる社員が多いと感じています。
   できれば給料を下げたいです。
   全員解雇して安い給料で再雇用できるならそうしたいと思います。

中川:それはやらないことです。

社長:どうしてですか?

中川:会社を閉鎖するのではなく、給料などのを下げる目的で
   解雇するのですから、実質的に給料の不利益変更となります。

社長:全員解雇の動機が不純だからダメだというのですか?

中川:そうです。
   もし、訴訟になったら会社は負ける可能性が高いですよ。

社長:では、どうしたらいいですかね?

中川:賃金制度を見直し、それを従業員に説明し同意を得ます。
   そして、本当に下がる人は個別に説明をして同意を得ることです。

社長:それだと同意が得られない可能性があります。

中川:それでもがんばって同意を得る道を選んでください。

社長:つらいね。

中川:つらいでしょうが、がんばってください。

社長:わかりました。

(中川コメント)

 給料など労働条件を下げることは不利益変更となり従業員の同意が必要
です。
同意を得るのは困難なことですが、その困難を避けるために
いったん全員を解雇して、希望者だけ再雇用して実質的に給料を下げる方法は
従業員と大きなトラブルに発展する可能性があります。
労務管理は王道を行きましょう。

今日はここまで。では、またあした。

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/niaslaisea

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

 

◆─────────────────────────────────◆
 【DVD】 こまった人たち対応セミナー
◆─────────────────────────────────◆

あなたは、このようなモンスターに出会っていませんか?

 ・強烈なクレーマー
 ・首にした従業員のストーカー
 ・浪費癖がある身内
 ・採用したものの、理解できない新卒
 ・何を考えているのかわからない従業員
 ・まわりを振り回す非常識な身内
 ・見栄、体裁、お金が大事な上司
 ・責任転嫁ばかりする社員
 ・妻が・・・夫が・・

「モンスター」とは、私たちの常識では考えられない、理解の範疇に
ない人間のことです。もう人間の範疇ではない人間。それを、「モン
スター」と呼んでいます。(良い意味でも、悪い意味でも)
ここでは、悪いモンスターのことを、「人格障害者」とも呼びます。
「人格障害者」は、2000年代になって、あらゆる所に出没しています。
みなさんのまわりを見渡せば、1人や2人、思い当たる人がいるはずです。
深く悩んでも、問題は解決しません
人格障害者にまともに対応していては、膨大な時間を奪われてしまうだ
けです。

DVDのご注文はこちらから

→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/dvd-10.html

 

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

スーパーの店員は手ぶらのまま冷凍庫に入ってはいけない!

 冷凍庫の中で作業をするときにはけっして手ぶらで入つてはいけないの
である。笛と携帯電話、そして懐中電灯を携帯するのが鉄則なのだ。

 通常、冷凍庫の中の作業は2人以上で行うことになっている。ドアを閉め
て作業をする必要があれば、閉じ込め防止のためにドアの外にも見張り役
の店員を1人置く。しかし何らかの原因で冷凍庫内に閉じ込められてし
まったら、手ぶらのままでは外部と連絡を取る方法がないし、暗閣の中で
は非常用のレバーを探すことも難しい。
 そこで、店員の命を守るのが、笛と携帯電話、懐中電灯なのだ。懐中電灯
があれば扉を探すことができるし、携帯電話や笛を使って何とかして外との
連絡がつけば扉を開けてもらえる。
 冷凍庫内での凍死事故を防ぐためにも、冷凍庫管理に携わる新人店員が必
ず叩き込まれるのがこのルールなのである。

(「あの業界のタブー」より 青春出版 発行)

 

では、また明日お会いしましょう!!

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆