【継続雇用】子会社への転籍でも良いのか?

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2013年1月10日号   VOL.1374
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無賃乗車・・・インドのサルダールジー・ジョーク 

(続きは編集後記で)

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【継続雇用】子会社への転籍でも良いのか?
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   継続雇用について質問です。

中川:60歳後の雇用についてですね。
   今は本人が希望すれば65歳まで雇用する義務がありますからね。

社長:そうです。
   Aさんが来月末で60歳の定年となります。
   その後は子会社に就職してもらおうと考えています。
   この場合は65歳までの雇用義務違反となりますか?

中川:子会社は御社との関係はどうなっていますか?

社長:100%出資の子会社です。

中川:であれば子会社に就職させても雇用義務を果たしていることにな
   ります。

社長:分かりました。
   100%出資の子会社でないとダメなのですか?

中川:いいえ、たとえば議決権所有割合が50%超えでも良いです。

社長:へえ、当社には議決権が40%くらしかない関連法人があります。
   それはどうなんですか?

中川:うーん。
   複雑なので下記のHPで確認してください。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/kourei2/qa/

社長:Aさんは100%子会社ですから、今回は確認しませんが
   必要になったら参考にします。

中川:それで良いですね。

(中川コメント)

 60歳の定年後で本人が雇用を希望したばあいは65歳まで雇用義務が
ありますが、再雇用は必ずしも同じ会社である必要はありません。
 詳しくは厚生労働省のHPで確認してください。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/kourei2/qa/

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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無賃乗車・・・インドのサルダールジー・ジョーク 

 あるサルダールジーが、乗車券をもたないで列車に乗っていた。彼は、
車掌がどうしようかと思案していたが、ふと、大臣はタダで乗れること
を思い出した。そこへ、やはりサルダールジーである車掌が乗車券の
チェックにやってきた。

 車掌のサルダールジー:「おい、そこの、切符を見せてくれ」
 無賃乗車のサルダールジー:「なに、オレは大臣なんだよ。だから、なく
                           ともいいんだ」
車掌のサルダールジー:「あっ、そうでしたか。それは失礼しました。と
                       ころで、あなたは何省の大臣様でいらっしゃい
                      ますか」
こう聞かれた無賃乗車のサルダールジーは、とっさに返答できない。そこ
で彼の知っている唯一の人の名を使うことにした。
無賃乗車のサルダールジー:「君ね、わしを知らないのか。わしは、イン
                           ディラ・ガーンディーというものだよ。
                           首相だよ」
車掌のサルダールジー:「えっ。そうでしたか。ははー、それは失礼しま
            &nb
sp;          した。実は昨日あなたの演説をラジオで聞きま
                        したが、家族一緒に感動してたところでした」

 インディラが女性であることはみなさんご存じですよね。

(HIROSのジョーク集より)

 

では、また明日お会いしましょう!!

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