【就業規則】8時間以上の休憩時間

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【新企画】「社員が一丸となる賞与払い方」と「退職金制度見直し」セミナー 
   10月29日(火)13時20分~16時50分 神奈川県 新百合ヶ丘にて
   11月 7日(木)13時20分~16時50分 東京都 銀座にて
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第1部 「社員が一丸となる賞与の払い方」
    講師:中川清徳

    賞与原資をどう決めたらよいのか悩んでいる経営者のためのセミナー。
    「見える化」した賞与で社員が一丸となってがんばります。

第2部 「退職金制度の見直し方」  
    講師:濱田勝則(社会保険労務士・プルデンシャル生命保険在籍)

    濱田講師は厚生年金基金に強い方です。退職金制度の見直し方に独
    自のお考えがあり大変参考になります。

詳しくは(セミナー申し込みもできます)

→→  http://nakagawa-consul.com/seminar/067.html

 

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2013年8月27日号   VOL.1609
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[藤田田の名言・格言|最悪の後に、必ず最善あり]

(続きは編集後記で)

 

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【就業規則】8時間以上の休憩時間

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中川 こんにちは

社長 こんにちは。
   今日は休憩時間の長さについて教えてください。

      パートの休憩時間は45分で、社員の休憩時間は60分と
   すべきだと雑誌で読んだことがあるのです。
   この意味が分からないのです。

中川 法律では、6時間を超えて8時間までは45分以上の休憩時間を
   与えなければならないとあります。

社長 え? 45分で良いのですか。
   では、うちは休憩時間が60分ですが、長すぎますね。
   法律違反ですか?

中川 社長、あわてないでください。
   45分以上ですから、60分でも120分でもOKです。

社長 なんだ、そうなんですか。
   ところで120分の休憩をしている会社があるのですか?
   昼休みを2時間もとったら仕事に差し支えるでしょう。

中川 2時間や4時間の休憩を与えている会社がありますよ。

社長 へえ、うらやましいねえ

中川 たとえば飲食や宿泊業は仕事の波が大きいので、そのような
   休憩時間を与えています。
   珍しくありません。

社長 そうなんですか。

中川 休憩時間は8時間までは45分の休憩時間でも良いのですが
   8時間を超えると60分以上の休憩時間を与えなければなりません。

社長 8時間を超える場合といいますと、8時間までだと45分の
   休憩時間で良いのですね。

   では、うちは、8時間労働ですから45分でいいのか。
   休憩時間を60分から45分に変更しようかなあ。
   その分、早く帰宅できるし。

中川 たしかに、そのとおりです。
   しかし、残業をする社員の休憩時間はどうなりますか?

社長 え? 残業する場合も考えなければならないのですか?
   うちは、所定労働時間が8時間ですから、45分でいいのでしょう?

中川 違います。
   8時間を超える仕事をした場合は60分の休憩時間を与えなければ
   ならないのです。

社長 うちの社員は残業するのが当たり前になっています。
   そうすると、8時間を超えるので60分以上の休憩時間を与えなければ
   ならないのですね。

中川 そのとおりです。

社長 パートは4時間なので、休憩時間は与えなくても良いのですね。

中川 そのとおりです。

社長 なるほど。

中川 8時間までであれば45分で良いのですが、ほとんどの会社は
   残業があります。8時間を超えて仕事をする場合は60分以上の
   休憩を与えなければなりません。

   そうなると、昼休みが45分の会社は、残業時間中に15分以上の
   休憩時間を与えなければなりません。

社長 それは、管理が大変ですね。

中川 それに、忙しいから残業をするわけですから、残業している
   最中に15分の休憩をとることは現実的ではありません。

社長 よくわかりました。
   パートでも6時間を超える場合は60分の休憩でもOKという
   ことですね。

   時間管理がややこしくなりますから、うちでは今までとおり
   休憩時間は60分とします。

中川 それが現実的です。

 

(中川コメント)

休憩時間は6時間を超える場合は少なくとも45分
8時間を超える場合はすくなくとも60分の休憩時間を与えなければ
なりません。

休憩時間は仕事の途中で与えなければなりません。

仕事が終わってから休憩時間を与えることは休憩時間ではありません。
休憩時間はあくまでも仕事の途中に与えなければなりません。

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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[藤田田の名言・格言|最悪の後に、必ず最善あり]

 身を粉にするな、頭を粉にせよ。最悪のあとには必ず最善がある。
いかなる苦境にも屈しない強さを身につけていれば、おのずと道は開ける。

では、また明日お会いしましょう!!

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