【労働時間】裁量労働について新展開か?
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【新企画】「社員が一丸となる賞与払い方」と「退職金制度見直し」セミナー
10月29日(火)13時20分~16時50分 神奈川県 新百合ヶ丘にて
11月 7日(木)13時20分~16時50分 東京都 銀座にて
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第1部 「社員が一丸となる賞与の払い方」
講師:中川清徳
賞与原資をどう決めたらよいのか悩んでいる経営者のためのセミナー。
「見える化」した賞与で社員が一丸となってがんばります。
第2部 「退職金制度の見直し方」
講師:濱田勝則(社会保険労務士・プルデンシャル生命保険在籍)
濱田講師は厚生年金基金に強い方です。退職金制度の見直し方に独
自のお考えがあり大変参考になります。
詳しくは(セミナー申し込みもできます)
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2013年9月30日号 VOL.1644
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[鈴木敏文の名言・格言|株価は上がり続けることもなければ、下がり
続けることもない]
(続きは編集後記で)
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【労働時間】裁量労働について新展開か?
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
中川:9月27日の日経新聞に裁量労働についての記事がありました。
社長:ちらっとしか見ていません。
裁量労働とはなんですか?
中川:従業員が自分の裁量で働くということです。
社長:自分の裁量で働かせては仕事にならないでしょう。
中川:そうですね。
たとえば御社の部長や課長は残業代を払っていませんよね?
社長:はい。
中川:つまり、残業をしてもしなくても給料は同じですね。
それは裁量労働ですよね?
社長:部長、課長の労働のことですか?
中川:記事に書かれている裁量労働は部長、課長のことではありません。
残業代がつく一般従業員を対象とする裁量労働です。
社長:どういうことですか?
中川:ホワイトカラー系の仕事は本人の裁量による労働が多いですよね。
社長:??
中川:仕事のやり方は本人に任せることが多いでしょう?
社長:そうですね。
中川:要領の良い従業員と要領の悪い従業員では労働時間に差が出ます。
たとえば要領の良いAさんは残業なしで仕事を完成させます。
しかし、要領の悪いBさんは残業をたくさんしても完成度が低い。
そうなると完成度の低い仕事をしているBさんの方が給料が高く
なります。
社長:まるで当社の仕事ぶりを見抜かれたような思いです。
そのとおりのことが当社はあります。
中川:これは御社だけではく多くの会社の悩みのタネです。
それは労働基準法は賃金を労働時間の長短で払えとなっているからです。
社長:その悩みが解消されるのですか?
中川:そうですね。
そうするとBさんも仕事のやり方を工夫するでしょう。
社長:具体的にどうするのですか?
中川:たとえば、AさんとBさんの仕事は月の残業時間は20時間分を
払うと決めるのです。
Aさんは残業をしないでも20時間分の残業代を払います。
Bさんは月に40時間の残業をしても20時間分の残業代しか
払わないようにするのです。
社長:なるほど、それはいいですね。
中川:これから検討を進めるようです。
以前にホワイトカラーエグゼンプションという似たような
制度を導入しようとしましたが、労働界の強い反対にあって
没となりました。
社長:今回はがんばって欲しいですね。
(中川コメント)
日経新聞9月27日の一面記事の一部を引用します。詳しくは日経新聞で
ご確認ください。
(引用開始)
厚生労働省は労働規制の緩和の一環として、働く時間を労働者が柔軟に
設定できる「裁量労働制」を拡大する方針を固めた。企業で業務の企画・
立案、調査などを担う社員に幅広く適用できるよう対象を広げ、手続きも
簡略化する方向だ。長時間労働が広がると警戒する声も根強いが、個人の
ワークライフバランスの改善につながる利点もある。
27日から労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の分科会で議論を始め、
2015年の通常国会に労働基準法の改正案を提出することを目指す。
裁量労働制は実際の労働時間とは関係なく、一定時間働いたと事前にみ
なして賃金を計算する。深夜早朝や休日の手当は発生する。コピーライター
や弁護士など専門職が対象の「専門業務型」と、経営企画や調査・財務担
当者向けの「企画業務型」の2種類がある。厚労省は裾野が広い企画業務
型の対象を広げる。
(引用終わり)
今日はここまで。では、またあした。
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
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1.フェイスブックの落とし穴
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3.iPhoneで機密メールが社外に転送される落とし穴
4.機密の入ったiPadを電車に忘れる
5.退職者の携帯電話に顧客の機密メールがそのまま残る
6.USBの怖さ
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編集後記
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[鈴木敏文の名言・格言|株価は上がり続けることもなければ、下がり
続けることもない]
株式市場における真実は何なのか、私が株式投資を行って一番実感した
のは、株価がずっと上がり続けることはなく、上昇が続いた後には必ず
下降に入る。同様にずっと下がり続けることもなく、下降が続いた後は
上昇に転じます。
では、また明日お会いしましょう!!
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