【就業規則】休日の出張
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平成27年度の給与改定のための
「賃金決定の急所は世間相場と社内バランスです!」セミナー
【東京】3月10日(火)13時30分~16時30分 東京都銀座
【東京】4月 7日(火) 9時30分~12時30分 東京都銀座
【東京】5月20日(水)13時30分~16時30分 東京都銀座
【東京】7月24日(金)13時30分~16時30分 東京都銀座
http://nakagawa-consul.com/seminar/058.html
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賃金を決める急所は世間相場と社内バランスです。
いくらりっぱな賃金制度があっても、実際に払う金額が妥当かどうかは
別問題です。
あなたの会社はどうやって賃金額を決定されていますか?
このセミナーは300人以下の中小企業を対象としています。
セミナーの内容(講師の都合で変更することがあります)
第1部 コレが現実! 「ズバリ!実在賃金」による最新の賃金相場
第2部 世間相場と比較した賃金改善の具体的な方法
第3部 社内バランスが一目で分かるグラフの作成方法と賃金改善の方法
第4部 「ズバリ!実在賃金」からみた「取締役・管理職・一般社員別の
賃金モデル」の作り方
第5部 諸手当の見直し方
詳しくは(セミナー申し込みもできます)
→→ http://nakagawa-consul.com/seminar/058.html
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳 2015年3月1日号 VOL.2173
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ウクレレとノミとの深い関係
(続きは編集後記で)
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【就業規則】休日の出張
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中川 こんにちは。
社長 こんにちは。今日は、出張について教えてください。
中川 どちらか行かれるのですか?
社長 私のことではなく、社員の出張です。
中川 はい。で?
社長 今度、九州に2泊3日の出張があります。
中川 遠いですね。
社長 で、現地ので仕事は月曜日と火曜日です。
中川 ということは?
社長 ということは、日曜日に飛行機で九州まで移動します。
そして、日曜日は宿泊して、月曜日の9時から仕事が
始まります。
中川 そうですか。
せっかくの休みがなくなりますね。
社長 飛行機で移動しますので、午後の便で九州にいきます。
中川 そうでしょうね。
社長 それで、日曜日の移動は35%の割増賃金を払わなければ
なりませんか?
中川 何か運ぶのですか?
社長 出張だから書類などを運びます。
中川 その書類を運ぶのが目的ですか?
社長 いいえ、目的ではありません。
現地で仕事をするときに必要な書類です。
中川 つまり、書類を運ぶのが目的ではないということですね?
社長 いやに、突っ込んできますね。
仕事をしに行くのであり、書類はそれに付随するものです。
中川 では、社長、日曜日に九州まで移動する時間は
35%の割増賃金を支払わなければならないかという
質問に対しての回答は、
支払う必要はないということです。
社長 35%の割増は払う必要はないが、移動時間分は
払わなければならないということですか?
中川 いいえ、1円も払わなくて良いと言うことです。
社長 え? それはないでしょう。
せっかくの休みを仕事のためにつぶすのですから。
中川 法律論として払う義務がないと申し上げています。
法律を上回って払うのは違法ではありません。
社長 ちょっと、待ってください。
本当に払わなくて良いのですか?
中川 通勤時間は割増賃金(=残業代)を払っていますか?
社長 とんでもない。そんな会社は聞いたことがありません。
中川 日曜日の移動は通勤時間なのです。
だから、割増賃金(=残業代)の義務はないのです。
社長 そう言われれば、そうですが、ちょっと強引すぎませんか?
中川 法的には支払う義務がないと申し上げています。
先ほど、しつこく書類を運ぶのが目的ですか?とお聞きしたのは
書類を運ぶのが目的であればそれは割増賃金を
払わなければなりません。
社長 よくわかりませんね。
どう違うのですか?
中川 たとえば、運送会社の社員が顧客の貨物を九州まで運搬すると
しましょう。
これは、通勤ですか?
社長 それは仕事そのものでしょう。
通勤でありません。
中川 だから、休日に働けば割増賃金(=残業代)を支払う義務が
あるのです。
しかし、書類を運ぶことは、通常の通勤でもよくあることです。
社長 では、どうしたらいいですか?
中川 気の毒な面がありますので、休日に移動するだけでしたら
日当を少し増やすことでいかがでしょう?
社長 なるほど、幹部会で議論をしてみます。
(中川コメント)
休日に出張のため移動する場合は、単なる移動時間であり
労働時間ではありません。
なぜなら、移動時間中にお酒を飲んでも居眠りをしても
良いから仕事とは性質が違います。
海外出張も同様です。
しかし、従業員はせっかくの休日を仕事のために使うので
納得が得にくいものです。
日当などに配慮をするのがいいでしょう。
今日はここまで。では、またあした。
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください
。
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ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。
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編集後記
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ウクレレとノミとの深い関係
ウクレレという楽器がある。ギターに似たハワイの4弦楽器で、ハワイ
アン・ミュージックに用いられる。このウクレレはノミ(蚤)と関係がある
のだが、それがどんな関係かご存知だろうか。
1870年代、ポルトガル人がハワイに移住したとき、マチェーテと呼ばれ
る4弦楽器を持ってきた。その10ほどのちのこと、英国軍将校エドワード・
パーヴィスがカラカウア王の宮廷の副侍従として仕えていたとき、誰かが
マチェーテを弾いているのを耳にした。
パーヴィスはその楽器に興味を持ち、弾き方を学び、やがて宮廷で弾く
ようになった。彼は小柄で、おどけた仕草でマチェーテを弾いた。その様
子はまるでノミがはねているように見えた。
ハワイ語でノミのことを「ウク」といい、跳びはねることを「レレ」と
いう。パーヴイスはそこで「ウクレレ」(銚びはねるノミ)というあだ名を
つけられた。そしてその楽器もウクレレと呼ばれるようになった。
(話のネタ・雑学の本 幻冬舎文庫より)
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☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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