【労基法違反】月140時間残業で送検される
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■ 「中小企業のためのマイナンバー制度対応」セミナー
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2016年(平成28年)1月1日よりマイナンバー制度がスタートします。
そのため、会社が今年中に準備することがあります。
準備を怠ると、問題が起こり、従業員が会社不信になるかもしれません。
準備はかなりの手間と時間がかかります。
いまから準備を始めてちょうどよいくらいです。
マイナンバーは重要な個人情報です。制度開始後はマイナンバーをどう
取り扱えば良いのか、給与計算や年末調整を外部委託している場合は
委託先にマイナンバーを提供する場合の取り扱いはどうすれば良いのか
など実務を含めたお話をします。
お申し込みは下記から
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳 2015年5月4日号 VOL.2245
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地獄のスターリンと市内通話
(続きは編集後記で)
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【労基法違反】月140時間残業で送検される
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独立行政法人(ダム建設)
協定届け出すに月140時間残業させる
三六協定の届け出を行わす、1ヵ月140時間の時間外労働を行わせて
いたとして、独立行政法人とそのダム建設所長が労働基準法第32条違
反の疑いで送検された。同ダム建設所では、三六協定は締結していた
が、それを所轄労働基準監督署に届け出す、職員に長時間の時間外労
働を行わせ、その結果、職員が過労自殺していた。
概要
送検されたのは、独立行政法人とそのAダム建設所の所長。Aダム建設所
では、三六協定を特別条項付きの協定で締結していた。特別条項による延
長時間は1ヵ月についてllO時間となっていた。しかし、同ダム建設所では、
協定は締結していたがそれを所轄労働基準監督署に届け出ていなかった。
そして、同ダム建設所では、平成X年2月に自殺した職員に対して、その
2年前の9月1日から同30日までの1ヵ月間、合計140時間9分の時間外労働を
行わせていた。
事件は、平成X年2月に自殺した同ダム建設所の職員(当時37歳)の遺族
が、自殺は業務上災害であるとして、所轄労働基準監督署に労災請求を行
ったことがきっかけで判明した。
同労働基準監督署が自殺した職員の勤務状況などを調べたところ、自殺
する直前6ヵ月間の時間外労働は1ヵ月平均88時間5分だった。また、自殺し
た職員の担当していた業務が、用地買収なと困難な業務だったことから、
業務と自殺との因果関係を認め、平成X年の前年ll月、業務上災害と認定し
た。
その後、同労働基準監督署が同ダム建設所を臨検監督した結果、
1.三六協定を届け出ずに職員に時間外労働を行わせていたこと
2.自殺した職員に対して、平成X年の前々年9月1日から同30日までの1ヵ月
間、協定で定める延長時間(1ヵ月llO時間)を超える140時間超の時間
外労働を行わせたこと
の事実が判明した。
送検した同労働基準監督署は、「長時間労働が自殺という重大な結果を引
き起こしたことを重くみて送検に踏み切った。当署では、過重労働による健
康障害防止対策を重点項目としており、今後も本件と同様の事案には司法処
分を含む厳正な対応を行う」としている。
(中川コメント)
36協定を締結しても労働基準監督署に届出をしていなかったこと、
長時間労働が自殺の原因だとして書類送検されました。
あなたの会社は
1.36虚協定を毎年労働基準監督署に提出していますか?
2.月80時間以上の長時間残業はありませんか?
確認しましょう。
今日はここまで。では、またあした。
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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回答しかねる場合があります。
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編集後記
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地獄のスターリンと市内通話
ゴルバチョフがホワイトハウスを訪れた。ブッシュが自慢そうに言う。
「この部屋の電話は、地獄にも天国にもかけられる。試してみょうか」
ブッシュは地獄の局番を回して、カポネと話した。受話器を置いてしば
らくすると、電話局が料金を知うせてきた。1000ドルである。
ゴルバチョフが驚いて言う。
「ずいぶん高いんだな」
ブッシュが答えて言う。
「長距離通話だから仕方あるまい」
半年後、ブッシュがクレムリンを訪れた。ゴルバチョフが自慢そうに言
う。
「私の電話も、
地獄にも天国にもかけうれる。試してみよう」
ゴルバチョフは池獄の局番を回して、スタリンと長々と話した。
電話を切ってしばらくすると、交換手が料金を知らせてきた。1ルーブルで
ある。
ブッシュが驚いて言う。
「すいぶん安いんだな」
ゴルバチョフが答えて言う。
「市内通話だからね」
(世界ビジネスジョーク集 おおばともみつ著 中央公論新社刊より)
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