【労務管理】過労死
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る7
作者: 中川清徳 2015年8月30日号 VOL.2374
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切れないナイフとステーキ
(続きは編集後記で)
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【労務管理】過労死
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◇過労死等の防止のための対策に関する大綱について
平成26年11月に施行された過労死等防止対策推進法では、政府は「過労死
等の防止のための対策に関する大綱」を定めなければならないと規定され
ていました。これに基づき厚労省では、過労死等防止対策推進協議会を設
けて協議を重ね、この程、その大綱が閣議決定され公表されました。
~過労死等の防止のための対策に関する大綱の概要~
1.当面の対策の進め方
・過労死等は、その発生要因等は明らかでない部分が少なくなく、第一に実
態解明のための調査研究が早急に行われることが重要。
・啓発、相談体制の整備等、民間団体の活動に対する支援は、調査研究の成
果を踏まえて行うことが効果的であるが、過労死等防止は喫緊の課題であ
り、過労死等の原因の一つである長時間労働を削減し、仕事と生活の調和
(ワークライフバランスの確保)を図るとともに、労働者の健康管理に係る
措置を徹底し、良好な職場環境(職場風土を含む。)を形成の上、労働者の
心理的負荷を軽減していくことは急務。また、関係法令等の遵守の徹底を
図ることも重要。
・将来的に過労死等をゼロとすることを目指し、平成32年までに「週労働時
間60時間以上の雇用者の割合を5%以下」、「年次有給休暇取得率を70%以
上」、平成29年までに「メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割
合を80%以上」とする目標を早期に達成することを目指す。
2.各対策の基本的考え方
(1)調査研究等の基本的考え方
・過労死等の実態の解明のためには、医学や労働・社会分野のみならず、多
角的な視点から調査研究を進めていくことが必要。また、調査研究の成果
を踏まえ、健康管理の在り方について検討することが必要。
・労働・社会分野の調査研究については、過労死等の全体像を明らかにする
ことが必要。また、過労死等が多く発生している職種・業種や若年者をは
じめとする特定の年齢層の労働者について、より掘り下げた調査研究を行
うことが必要。
・これらの調査研究を通じて、我が国の過労死等の状況や対策の効果を評価
するために妥当かつ効果的な指標・方法についても早急に検討する。
(2)啓発の基本的考え方
・国民一人ひとりが過労死等に対する理解を深めるとともに、その防止の重
要性を自覚し、関心と理解を深めるよう、広く継続的に広報・啓発活動に
取り組んでいくことが必要。
・若い頃から労働条件をはじめ、労働関係法令に関する理解を深めることも
重要であり、学校教育を通じて啓発を行っていくことが必要。
・一般的な啓発に加えて職場の関係者に対する啓発が極めて重要。特に、そ
れぞれの職場を実際に管理する立場にある上司に対する啓発や、若い年齢
層の労働者が労働条件に関する理解を深めるための啓発も重要。
・職場における取組として、労働基準や労働安全衛生に関する法令等の内容
及びその趣旨に対する理解の促進及びその遵守のための啓発指導を行うこ
とが必要。
(3) 相談体制の整備等の基本的考え方
・過労死等の危険を感じた労働者が早期に相談できるよう、気軽に相談する
ことができる多様な相談窓口を民間団体と連携しつつ整備すること。また、
健康管理に携わる産業医をはじめとする産業保健スタッフ等の人材育成、
研修について、充実・強化を図ることも必要。
(4) 民間団体の活動に対する支援の基本的考え方
・過労死等の防止のための活動を行う様々な民間団体が協力及び連携し、国民
的な運動として取り組むことが必要。また、民間団体が行う過労死等の防止
のための活動を、国及び地方公共団体が支援するとともに、民間団体の活動
内容等の周知を進めることが必要。
(中川コメント)
長時間の残業時間削減対策が必要ですね。
今日はここまで。では、またあした。
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
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なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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編集後記
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切れないナイフとステーキ
ロシア人がステーキハウスに行った。メニューを見ると二種類ある。
・ビーフステーキ 25ルーブル
・ビーフステーキ 30ルーブル
どちらにしようかと悩んだ末、ウェイターを呼んで尋ねた。
「きみ、やっぱり30ルーブルの方が肉も柔らかくおいしいんだろうね」
「いえ、肉の質はどちらも同じです」
「そうか、量が違うんだね」
「いえ、どちらも200グラムです」
「じゃあ、二五ルーブルの方が得ってわけか」
「さようでございます。肉だけでしたら。ただ30ルーブルの方には、ちゃん
と切れるナイフがついています」
(世界ビジネスジョーク集 おおばともみつ著 中央公論新社刊より)
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