【休職】主治医の診断書が提出された場合

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発行者: 中川清徳  20161227日号 VOL.2950

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銀行はなぜ午後3時に閉まるのか?

 

(続きは編集後記で)

 

 

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 【休職】主治医の診断書が提出された場合

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中川 こんにちは。

 

社長 こんにちは。

   Aさんの休職について相談します。

 

中川 はい、なんでしょう?

 

社長 Aさんは、私病で入院して休職扱いとなっていました。

 

中川 はい。

 

社長 先日、主治医が作成した診断書が提出されました。

   治癒したと。

 

中川 それは良かったのですね。

 

社長 でも、私は疑っているのです。

 

中川 どうしてですか?

 

社長 休職が満了する3日前に作成されたのです。

   Aさんが休職満了になると会社を辞めなければならないから

   病気が治ったことにして欲しいと頼んだのではないかと。

 

中川 ありえますね。

   でも、医師の証明ですから尊重しなければなりません。

   素人が疑っても何の根拠もありませんよ。

 

社長 それはそうです。

   でも、タイミングが良すぎる...。

 

中川 で、ご相談は何ですか?

 

社長 疑わしい診断書が出た場合に職場復帰を認めなくても

   良いのかということです。

   逆にいいますと、そのまま休職期間満了で辞めさせても

   問題ないかと言うことです。

 

中川 社長、恐ろしいことをおっしゃいますね。

   疑わしいというだけで診断書を否定するのですか?

   しかも国家資格を持った医師が作成したものですよ。

 

社長 でも、医師によっては不祥事を起こしているではないですか。

   医師だからといって信用できません。

 

中川 たしかに、そのような医師もいますが

   だからといってこの診断書は疑わしいと思うのは

   短絡過ぎます。

   ほとんどの医師はまじめで正直な方だと思いますよ。

 

社長 うーん。

 

中川 もし、社長が職場復帰を認めたくないのであれば

   その根拠を示さなければなりません。

   Aさんは職場復帰可能という根拠を示しているのですから

   それに対した反論するには会社がその根拠を示さなければ

   なりません。

 

社長 それは手に負えませんね。

 

中川 産業医に相談することは可能でしょう。

   しかし、主治医が診断したものを否定することは難しい

   でしょうね。

 

社長 それはそうですね。

 

中川 まずは職場復帰でしてもらったらどうでしょう?

   その上で判断されればよいのでは?

 

社長 そうします。

 

 

(中川コメント)

 

私傷病で休職中の従業員が職場復帰をしたい場合は従業員に

説明責任があります。その代表が診断書です。

 

それに対して職場復帰を認めない場合は会社に説明責任があります。

 

正式な診断書で職場復帰が可能とされた場合は原則として

職場復帰を認めた方が良いでしょう。

 

 

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    編集後記      

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銀行はなぜ午後3時に閉まるのか?

 

長引く不況から消費行動が鈍化している「アパートでは、営業時聞を遅く

まで延ばして集客を図っている。いや、デパートばかりでない。

多くの業種で従業員のローテーションを工夫しながら、極力、営業時間を

長くするようにしている。

 

コンビニエンスストアやファミリーレストランに至っては、二四時間営業は

当たり前になりつつある。

 

ところが銀行はどうだろうか。ATMだけは稼働しているのだが、午後三時で窓

口業務が閉まってしまう。もう少し遅くまで窓口を開けていてもよさそうだが、なぜこんなに早く窓口を閉めるのだろうか。

 

何となく気づいている人もいるかもしれないが、銀行の業務は、窓口を閉めた後

からが大変なのである。

そもそも、銀行は「午前九時から午後三時までは営業しなくてはならない」と法律によって定められている。

この法律ができたのは一八九○(明治二二)) 年のこと。当時は商取引が午前中で終わるのが

ふつうだつた。その後の処理業務を踏まえ、銀行は午後三時までは聞け

ておくべきと定められたのである。

 

現在もその法律に則り、窓口業務は午後三時で終わる。しかし、「午後三時以降に営業して

はいけない」という意味ではない。それにもかかわらず午後三時に業務を終えるのは、

その後の業務の大変さを見越してのことである。

窓口業務の終了後、入金と出金の額が合うかどうかのチェックをしたり、翌日に

必要と予測される金額分だけを当行に残し、余った現金は本店や現金を必要として

いる支店へ送ったりしなければならない。

 

外回りの営業マンが帰社すれば、彼らが預かったお金の集計業務も行なわなけれ

ばならない。

これらお金に関する業務は、一円の誤差も許されない大変なもの。そうした作業

時間を考慮すると、窓口業務を午後三時にするのが妥当なのである。

 

もっとも、IT化が進み、業務が大幅に効率化できたことにより、窓口業務を午後五時まで

延長している銀行もある。

 

(雑学裏事情おもしろ事典 より 王様文庫発行)

 

 

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