【採用】不採用の理由を聞かれた

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2017年9月12日号 VOL.3241
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ジョークを半分聞いただけで笑い出すのはどこの国の人?
(続きは編集後記で)
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 【採用】不採用の理由を聞かれた
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   先日、求人に応募した人がいます。
   結果として他の人を採用しました。
中川:はい。
社長:不採用にした人あてに不採用通知を郵送しました。
   そしたら、電話がかかってきました。
中川:どんな電話ですか?
社長:不採用の理由を教えて欲しいと言うのです。
中川:たまにそのような問い合わせがありますね。
   で、なんと答えたのですか?
社長:不採用にした理由は教えられませんと答えました。
中川:そうですか。
社長:ところが、今後の参考にしたいから是非教えて欲しいと
   言うのです。
中川:で、なんと答えましたか?
社長:教えられませんと答えました。
   そしたら、会社は誠意がないと言うのです。
   そんな会社なら不採用でありがたかったとも言いました。
中川:それはいいがかりですね。
社長:カチンときました。
   しかし、ここで言い争ってもしょうがないで、
   穏やかに電話を切りました。
中川:はい。
社長:で、このような問い合わせがあった場合は答えなければ
   ならないのですか?
中川:問い合わせに答える義務はありません。
   むしろ、答えることで会社にリスクが生じます。
社長:どんなリスクですか?
中川:不当な不採用決定をされたと訴えられる可能性があります。
社長:たとえば?
中川:たとえば、女性だからと。
社長:そんな理由で不採用にはしませんよ。
中川:たとえばの話です。
   女性を理由に不採用にすると男女雇用機会均等法に違反すること
   になります。
社長:そうですか。
中川:開示しなくても良い情報を開示して、無用なトラブルが生まれる
   可能性があります。
社長:でも、会社は誠意がないと言われました。
中川:そうかもしれません。
   しかし、開示する義務はありませんから。
社長:そうですね。
(中川コメント)
不採用理由の問い合わせがたまにあります。
それについては、回答しないほうが良いでしょう。
ある会社で、不採用の問い合わせがあり、本人のためと思い
不採用理由を丁寧に説明しました。
面接の対応や筆記試験の結果など。
それがあだになりました。
自分のことを棚に上げて、会社の悪口をSNSやブログで書きました。
不採用理由の問い合わせにはご注意ください。
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています。
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    編集後記      
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ジョークを半分聞いただけで笑い出すのはどこの国の人?
日本が国際社会で発言力を増すにつれ、ユーモア感覚の重要性もます
ます高まっていくようです。
素晴らしいジョークを連発する外国の政治家たちと比べると、
日本の政治家の話のつまらなさは恥ずかしくなるほどです。
各国のジョークに対する反応が、小話ふうにまとめられたものがあり
ます。
これによると、イギリス人がジョークを聞いたときは、
「まずジョークをすべて聞き、それからおもむろに笑う」のだそうです。
人から紹介されるまで自分からは話し出さない、とまでいわれる律
儀さを指しているのでしょう。
ラテン系らしい性急さを持ち、言葉に敏感に反応するフランス人の場
合は、「半分聞いただけで笑い出す」し、
ドイツ入は、「一晩中、それを理詰めで検討し、翌朝になってよう
やく笑い出す」のだそうです。
つまり、真面目すぎて面白味に欠けると皮肉っているのでしょう。
凄いのはアメリカ人で、「彼らはジョークを聞いても笑わない。なぜなら
すべてのジョークを知っているから」だそうです。
さて、日本人はどういわれているかというと、「日本人がジョークを
聞いた場合は、理解できずにただ笑う
」と、かなり辛辣(しんらつ)です。
この、理解もしていないのにただ笑うジャパニーズ・スマイルは、
海外ではかなり気味悪がられるものひとつです。
ときには冷笑のように思われて、トラブルざたにまで発展することも
少なくありません。
ジョーク感覚を学ぶべきことはもちろんですが、日本人はその前に
笑い方から勉強しなければならないのでしょうか。
(雑学なんでもBOOK 新星出版社刊)
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