【年休】契約更新のパートの場合

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弊社は「人事考課は主観でよい!」と提唱しています。
人事考課は主観でしか評価ができません。
しかし、それに甘えて、自分の好みだけ、自分の好き嫌いだけで人事考課を
されては、従業員はたまったものではありません。
主観で決めるとしても評価にはルールがあるのです。
そのルールを知らないで主観で人事考課をしては不信感ばかり募(つの)り
結果的に労務管理がギクシャクすることになります。
人事考課の基礎を身につけることで従業員との信頼関係をよくしていきま
しょう。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2017年10月9日号 VOL.3268
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宇宙飛行士の生命保険
(続きは編集後記で)
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 【年休】契約更新のパートの場合
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   パートの年休について質問です。
中川:はい、何でしょう?
社長:パートも年休を与えなければならないのですか?
中川:はい、与えなければなりません。
社長:年休は6ヶ月以上勤務した場合ですね?
中川:ピンポーン!
社長:そのくらいは知っていますよ。
   で、社員の場合は10日の付与日数ですが、
   パートの場合は日数が少なくても良いと聞きましたが本当ですか?
中川:はい、比例付与となります。
   たとえば、
   週4日出勤の場合 7日
   週3日出勤の場合 5日
   週2日出勤の場合 3日
   週1日出勤の場合 1日
   となります。
社長:これは半年勤務した場合に与えるのですよね?
中川:はいそうです。
社長:パートは半年契約をしています。
   半年経ったら契約が切れます。
   その場合は年休を与えなくてもいいのですね?
中川:はい、半年で期間満了となるのであれば年休は
   発生しません。
社長:というとであれば、契約期間を半年としておれば
   年休は与えなくても良いのですね?
中川:あのう、社長、何か勘違いされているような気がします。
社長:はあ。
中川:半年契約で終了するのであれば年休は発生しません。
   しかし、契約を更新した場合は年休が発生しますよ。
社長:でも、契約は半年ですからそれで一旦終了です。
   改めて契約を更新するのですから、年休は発生しないと
   いう解釈ではダメですか?
中川:ダメです。
   6ヶ月以上継続して労働した場合は年休の付与が必要です。
社長:なんだ、そういうことですか。
(中川コメント)
パートも年休を付与しなければなりません。
付与日数は週あるいは年の労働日数により決まっています。
    
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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    編集後記      
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宇宙飛行士の生命保険
宇宙への飛行ではどんな危険が待ちかまえているかわからない。
出発までには爆発事故が起きたとか隕石が衝突したなど、あらゆる緊急
事態を想定した訓練が行われるという。
実際、発射時の爆発や訓練中の事故で命を落とした人もいる。
地上にいるときよりもはるかに高いリスクを負うことになる宇宙飛行士
だが、彼らは生命保険に加人することができるのだろうか。
これは国によって事情が異なっているようだ。
日本の場合、通常と同じ条件で加入することはできない。
加人するためには一般の人よりも多くの特約条件をつけなければならない
のだ。
もちろん、それを本人が承知すれば保険に入ることはできる。
しかし、アメリカはもっとシビアな対応をするケースが多く、一般の保険
会社ではほとんど契約を結ぶことはできないらしい。
リスクが大きい人ほど保険金を多く払う可能性が高まるわけで、保険会社
としてはなるべく避けたいというのが本音のようだ。
ただし、ある宇宙飛行士によれば、軍用機に搭乗するパイロット専用の
保険を扱っている会社がいくつかあり、そこでは宇宙飛行士も加人できる
そうだ。
希望すれば、NASAでもそういった会社を紹介してくれるという。
一方、中国では保険会社が保険料を負担する形で加入を認めたケースがある。
ただし、これは保険会社が宜伝効果を狙ったものだともみられており、
特殊なケースだといえるかもしれない。
(「あの業界のタブー」より 青春出版 発行)
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