【継続雇用】半年空白あって良い? ~定年後に継続雇用

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発行者: 中川清徳  2017年11月15日号 VOL.3305
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「最期(さいご)に笑う者」では死んでしまう
(続きは編集後記で)
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 【継続雇用】半年空白あって良い? ~定年後に継続雇用
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Q.社員の定年を60歳と定めていますが、希望者を原則65歳まで
  嘱託で雇用しています。今般社員の1人が定年を迎えますが、
  本人から「できれば半年充電期間をもらって、その後再雇用
  してもらえないか」と打診されました。法令上要請されて
    いるのは定年を挟んで引き続き雇用する形だと思われますが、
    こうした運用でも問題はないでしょうか。
(中川コメント)
A.本人の希望があれば可能
  65歳未満の定年を定める事業主は65歳までの雇用を確保
  する措置を講ずる義務がありますが、「定年の引上げ」
  「継続雇用制度の導入」「定年の定めの廃止」のいずれか
  によることとされています。実際には「継続雇用制度」を
  採用する企業が多いようです。
  継続雇用は定年後も引き続き雇用する制度ですが、再契約
  等の事務処理に一定期間を要する場合もあり得ます。退職日
  から1日でも空白があると直ちに違反になるとはいえない
  ものの、定年後相当期間をおいての再雇用は「継続雇用制度」
  とはいえない場合もあるとされています。
  もっとも「高年齢者の希望」により65歳までの安定した雇用
  を確保する趣旨ですので、本人の希望で定年退職日の半年後
  に再雇用できることで選択肢が広がるのであれば、違法に
  なる可能性は低いでしょう。
   
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    編集後記      
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「最期(さいご)に笑う者」では死んでしまう
「今はどうであろうと、最後(さいご)に笑う者はこのオレだ」
何やら悪党がニヤッと笑っている姿が目に浮かびます。
しかし、「最期」では、死んでしまうのですが、それでもいいのでしょうか。「笑顔で死に
「笑顔で死にたい」とは殊勝な心がけです。
ここは、やはり「死ぬとき」ではないので「最後に」とふつうに書きます。
ところで、「最期」の「期」を「ご」と読むのは、仏教用語に多い
呉音(ごおん)です。
たとえば、「末期の水」といって「人の死ぬ際に、口中にふくませる水」
も「まつごのみず」といいます。
(間違いことばの本 講談社より)
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