【パート】配転に応じない

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発行者：　中川清徳 　2017年3月22日号 VOL.3483
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彼女を喜ばせたいと思ったら

（続きは編集後記で）

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【パート】配転に応じない
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匿名希望の読者からご質問を頂戴しました。

（引用開始）
パートさんについて質問です、今まで回収業務でした。
しかし、過去に「集金のある顧客には行かない」など、自分が人と
接するのは苦手と我儘を言うのですが、中々人不足のため、その我儘を
許していたみたいです。
そのパートさんが私用で骨折し2か月の休職願いが出たので、
その回収業務に夕食部門から配属して違うパートさんをお願いし、
その仕事に配属をお願いしました。
しかし、本人は回収業務しかやらないと言っています。
そこで、なぜ移動できないか理由を書面で出してくれと言っても応じません。
それに、しかるべきところに相談すると言っています。
本当は解雇したいのですが助成金の関係上・・・。どうしたものでしょうか？
（引用終わり）

（中川コメント）

ご質問の内容だけでは回答は難しいですが、一般的にありがちな状況を
想定してご回答申し上げます。

雇用契約または雇用通知書によります。
現在は、雇用する場合は書面で労働条件を明示することになっています。
その書面に記載してある仕事以外は本人が拒否すれば強制できません。
つまり、配転は本人の同意がなければできないのです。
休職期間終了後の配属も雇用契約書等によります。

つまり、しかるべきところに相談されれたら御社はとても不利です。

集金のある顧客には行かないと言っていますが、そもそも雇用契約書等に
記載された仕事内容にそれが含まれているのであれば、集金のある顧客にも
行く義務があります。

パートの就業規則に照らせば、業務命令違反で懲戒処分ができます。
そのような対応をしないで、集金がある顧客には行かなくてよいと
許したのですから、強制できません。

異動できない理由を書面で求めるのは筋違いです。
そもそも、異動に応じる義務がないからです。
それと書面を求める上司の感覚は、ずれています。
面談をすれば容易に確認できることです。

ひょっとしたら、そのような職場の雰囲気がそのパートのワガママに
つながっているかもと邪推します。

人手不足、助成金は考慮しないで解雇すべきでした。
どの程度の雇用期間か不明ですが、解雇は容易でないことは言うまでも
ありませんが。

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　　　　編集後記 　　　　　
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彼女を喜ばせたいと思ったら、「贈り物」ひとつにもマメさが要求される。
相手が喜ぶものをタイミングよく渡すことができたら、それだけで一歩前進。

そこで、本命の彼女に贈り物を渡すときの段取りは、まず「リサーチ」だ。
たとえば職場恋愛を成就させたいなら、雑談しているときなどにリサーチ力と
質問力を発揮し、好みをチェックしておく。

根掘り葉掘り聞くとかえって逆効果なので、日常会話の中からポツリポツリ
と情報を拾い集め、少し突っ込んだ質問をポツリポツリとしながら
「彼女の好きなものリスト」を作成。

リストの中から、その都度いちばん喜んでもらえそうなモノをデートの際に
持参する。
もちろん、目に見えるモノだけが贈り物ではない。「言葉」を上手に使えば、モノ以上
の贈り物に変わる

確実な方法は、彼女がよく使う言葉や表現法をそのまま使ってホメることだ。
ここでも大切なのが「リサーチ」。
具体的には、彼女の好きなポジティブワードのリサーチだ。
たとえば、彼女の会話やメールの文面の中に
「感謝してます」、
「すごくステキな人」、
「段取りがいい人」
などの表現が多ければ、同じ言葉を自分から送る。

自分が好きなポジティブな言葉を送られたら彼女はうれしくなり、
あなたに好印象を抱く。

（人間関係大事典　青春出版社刊より）

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、一年前に作成した就業規則ですら
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