【セクハラ】客先で女性ドライバーがお尻を触られた

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 ■ 60歳以上の給料の決め方セミナー開催
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60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています    
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方が良かったのですが
それを実施していない会社の対応策もご提案します。
詳しくは下記からご確認ください。(セミナー申し込みもできます)

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2018年7月16日号 VOL.3653
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接客のプロは
(続きは編集後記で)
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 【セクハラ】客先で女性ドライバーがお尻を触られた
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   Aさん(女性)から相談を受けました。
中川:ない、どんな内容ですか?
社長:Aさんは定期的に弊社のお得意様の商品を配達しています。
   先日、Aさんが集荷に行ったときに顧客の担当者から
   お尻を触られたと言って怒っています。
   セクハラだと思いますが、顧客の担当者からの場合は
   どうしたらいいですか?
中川:Aさんはどう言っているのですか?
社長:露骨すぎて許せない、会社としてなんとかして欲しいと
   言っています。
中川:顧客先でのできごとですね。
   しかし、セクハラはセクハラです。
   御社の仕事中のできごとですからきちんとした対応をしましょう。
社長:具体的にはどうするのですか?
中川:まずは、事実関係を確認しましょう。
   いつ、どこで、誰が、どのようにをです。
   Aさんの話だけでは一方的ですから顧客にも確認しましょう。
社長:どのようにして?
中川:御社の契約窓口に出向き、調査依頼をします。
   その結果を待ってどうするかを検討します。
社長:セクハラはしていなかったと言われたらどうしますか?
中川:その結果をAさんに伝えます。
社長:Aさんはセクハラをされたと言ったら?
中川:もう一度顧客の窓口に行って、Aさんはセクハラを受けたのは
   事実と言っていると伝えましょう。
社長:顧客の窓口はこれ以上調べようがないと答えたら?
中川:Aさんは訴えるかもしれませんよと伝えましょう。
社長:いやいや、そんな話はできませんよ。
   弊社としては重要な顧客です。
   穏便にすませたいです。
中川:Aさんに泣き寝入りをしろと?
社長:そう言われたら返す言葉がありません。
中川:Aさんに加害者にどうして欲しいのか確認しましょう。
   謝罪だけでよいのか、担当者を変えて欲しいのか、慰謝料を
   求めたいのか。
   今回が初めての被害ですから、謝罪があればという程度かも
   しれませんよ。
社長:それはAさんに確認しなければわかりませんね。
中川:そうですね。
   今回の件は、
   1.事実関係の確認をする
   2.事実であればAさんの考えを聞く
   3.それを元に顧客と協議して解決する
   4.事実関係を顧客から否定されたら、それでもAさんが
     争うかを確認する
   5.争うということであれば顧客にその旨を伝える
   などの対応が考えられます。
社長:争ったら弊社は出入禁止になりかねません。
   弊社の立場は弱いのです。
中川:しかし、Aさんが納得しなければAさんの意向を無視することは
   できません。
社長:困りましたね。
中川:Aさんや顧客との話あいで解決の道を見つけましょう。
(中川コメント)
客先でのセクハラ被害があった場合、そのような職場環境で働かせている
ことは事業主の安全配慮義務違反となり、事業主を訴えられる可能性が
あります。
セクハラ、パワハラについては顧客であっても毅然とした対応をしましょう。
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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    編集後記      
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接客のプロは
日頃から接客術を磨いている販売スタッフは、店に来る客とのちょっと
したやり取りにも気を配っているものだ。

たとえば、商品を選んでいる最中の客に対するファーストコンタクトと
して「よろしければ...」と声をかけないのもデキる販売スタッフの接客術の
ひとつだ。
多くの客は、こうした"いかにも"的なセールストークに対して敏感になる。
ヘタに話しかけると「何か売り込まれるのではないか」と身構えてしまい、
それだけで足早にその場を立ち去ってしまう客も少なくない。
このため、ベテランのスタッフほどガツガツと話しかけたりはしない。
それよりも、少しでも客との距離が縮まるように、たとえば「そのバッグ、
とてもよくお似合いですね。どちらでお買い求めになったんですか?」など
と軽い質間をして、客に自分の話をさせることでまず信頼関係を築くのだ。
自分の売り上げを優先させるのではなく、まず客を立てることを考える。
いたってシンプルなことではあるが、これこそコミュニケーションにおける
基本といっていいだろう。
ちなみに、客に話をさせるという意味では、「はい」「いいえ」のひと言で
答えられてしまうような質問もふさわしくない。
「〇〇をお求めですか?」ではなく「いつお使いになるんですか?」と、
あたかも買うことを前提にした自然な会話で客の答えを引き出していく。
そうして、いつの間にか客をこちらのペースに誘導するのだ。
(「あの業界のタブー」より 青春出版 発行)
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 監督署に聞くに聞けない問題の相談に乗ります
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 解雇とか賃金の切り下げとか微妙な問題は、労働基準監督署に聞くわけに
もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?

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