【労務管理】今年の新入社員の傾向からみる今後の若手社員への対応

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「ムダなく!」「ラクに!!」エクセルで年休管理 10,000円(税別)
最低でも5日の消化義務に対応するために見直しをしましょう
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年次有給休暇の付与を4月1日とか、1月1日に統一していませんか?
そんなことをしていたら、法定以上の有給を取られてしまいます。
入社後半年を経過しますと、一定の要件を満たすことでほとんどの労働者に
年次有給休暇の権利が発生します。
しかしながら個々それぞれの年次有給休暇の基準日で管理することは、
管理をしていく上で事務が煩雑になりがちです。
かといって、年1回の全体での統一基準日を設けた場合は、管理しやすく
なるものの労働者に不利にならないよう基準日を設ける必要があるため、
会社からするとロスが大きくなります。
そこで、中川式賃金研究所としましては「ロスを少なく・管理はラクに」を
モットーに、年12回の管理方式を提案します。
これまでの年休管理があまりうまくできておらず、管理方法の見直しを
お考え中の事業所の皆様向けのセミナー内容になっております。
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行:中川式賃金研究所 中川清徳  2019年7月21日号   VOL.4191
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良いマニュアル
(続きは編集後記で)
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 【労務管理】今年の新入社員の傾向からみる今後の若手社員への対応
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6月19日に学校法人産業能率大学総合研究所は「2019年度 新入
社員の会社生活調査」を公表しました。
それによると、「業務時間外でセミナーや通信研修、学校、自習
などの勉強をしたいか」との設問では、
「会社が費用を全額負担してくれるなら勉強したい」(38.6%)
「会社から費用の一部援助があれば勉強したい」(32.7%)
となり、会社からの
援助があれば勉強したいとする新入社員は、合わせて71.3%と
なっています。なお、ほかの回答としては「費用は全額自己負担
でも勉強したい」(13.6%)、「勉強したいと思わない」(15.1%)
となっています。
また6月27日には、公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人
日本経済青年協議会は「平成31年度 新入社員働くことの意識
調査結果」を公表しました。
それによると、「人並み以上に働きたいか」との設問では、
「人並みで十分」(63.5%)が昨年度に続き過去最高を更新し、
過去最低となった「人並み以上に働きたい」(29.0%)の倍以上
の回答割合となりました。その差も34.5ポイントで過去最高を
更新しました。
「若いうちは進んで苦労すべきか」との設問では、「好んで苦労
することはない」(37.3%)が過去最高となった一方、「苦労
すべきだ」(43.2%)は減少を続け、最大54.3ポイントあった
その差は過去最小の5.9ポイントにまで急速に縮小しました。
また、「仕事中心」か「(私)生活中心か」との設問では、常に
「両立」(77.0%)が多数を占めていますが、「仕事中心」
(6.0%)、「私生活中心」(17.0%)と、私生活の方が、
11.0ポイント優位となっており、差は拡大傾向にあります。
このような傾向は、本年度の新入社員のタイプにも現れている
かもしれません。産労総合研究所が公表した本年度の新入社員
のタイプは、「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」であり、
「多機能だが、機能を十分に発揮させるためには細かい設定
(丁寧な育成)や別の補助装置(環境整備)が必要」と説明が
付してあります。
※株式会社産労総合研究所
 「2019年度(平成31年度)新入社員のタイプ」より引用
上述の調査結果から読み解くなら、「丁寧な育成」は「会社が
援助しながら、勉強の機会を設けること」、「環境整備」は
「業務内容に無理なくワークライフバランスが保たれている
こと」となるでしょうか。
これは新卒採用をしていない企業にとっても、今後の若手社員
の傾向を考える上で、一つの指標となるものです。そして、
この傾向の変化を認識して対応していかなければ、今後の採用
には苦労することになりかねません。
従業員の「丁寧な育成」「環境整備」への対応を検討するに
当たってご相談がございましたら、お気軽にご連絡ください。
   
(中川コメント)
 本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉事業団」の
記事を転載しました。
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています。
このメールに返信メールで御願い申し上げます。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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    編集後記      
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良いマニュアル
マニュアルに「4本の電線を、黒、白、黄、赤の順に接続してください」
と書かれていたらどうでしょうか?
マニュアルの目的は、そのしくみ全体を理解することではありません。
より少ない労力で、誰もが正しい手順を辿れることです。
4本の電線の接続は、「白←赤←黒←黄」の順でも「黒←黄←白←赤」の順
でもいいので、この書き方は「100パーセント正しい」とはいえません。
しかしこの通りにやれば誰でも、迷うことなく電線を接続することができま
す。それが大事なのです。
たとえ正しくなくても、その通りにやったらできてしまうマニュアルが、
ユーザの立場に立った「よいマニュアル」なのです。マニュアルは技術解説
書とは違います。
間違ったことが書いであっては困りますが、正確である必要はないのです。
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    ご注意      
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