[題名] 「県別賃金相場と給料の見直し方セミナー」のご案内

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2020年7月3日
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「逆上させて罪を作らせた自分」
(続きは編集後記で)
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敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)
地域の賃金相場を知ることで適確な戦いができます。
まずは、下記のセミナーに参加しましょう。
Webなので全国どこでも気軽に受講できます。
※日程を追加しました
[双方向Webセミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[題名] 「県別賃金相場と給料の見直し方セミナー」のご案内
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[Web] https://nakagawa-consul.com/seminar/123_web.html
    広島県 7月17日(金)10時~12時  ★日程追加
    熊本県 7月29日(木)10時~12時
    大分県 7月29日(木)14時~16時
    沖縄県 7月31日(金)10時~12時
    鹿児島 7月31日(金)14時~16時
    長崎県 8月05日(水)10時~12時
    佐賀県 8月05日(水)14時~16時
    福岡県 8月19日(水)10時~12時
    山口県 8月19日(水)14時~16時
[場所] 御社(Web会議式で行います)
[費用] 15,000円(税別) 人数不問
    お申し込みの会社のご参加人数は何人でもOKです
  Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
   メールでご相談ください。
[Webセミナーについて]
セミナーは弊社が設定するSkypeforBusinessによるWebセミナーです。
特別なソフトはいりません。
Webセミナーに参加するために必要なもの
●インターネットに接続できるパソコン、タブレット等
●マイク、スピーカー、カメラが付属しているか、外づけしていること
●接続方法はお申し込み後、ご連絡します
[WebセミナーのQ&A]
下記でご確認ください。

上記日程でご都合が悪い場合は下記にご記入のうえ
そのまま返信してください。
申込期限は各開催日の一週間前です。
******* 賃金相場と給料の見直し方セミナー申込み書**********
希望県   県(首都圏、関西圏、愛知県、三重県、岐阜県を除く)
日 程 下記にご希望日時をご記入ください。
     第一希望 月  日  時~ 時
     第二希望 月  日  時~ 時
     第三希望 月  日  時~ 時
社 名
役職名
氏 名
参加人数  人(複数でも料金は10,000円です)
郵便番号
所在地
電 話
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お申し込みをお待ちしております。
[セミナーの内容]
1. 賃金相場の内容 敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)
厚生労働省は発表している賃金データを
独自に加工をした実践的な相場を発表
年収相場のラインとデータ
月額相場のラインとデータ
所定内相場のラインとデータ
賞与相場のラインとデータ
管理職、一般男性、一般女性相場のラインとデータ
特長は管理職の相場が分かるのがわかることです。
平成24年・平成27年・令和元年の賃金の推移で世の中の動きを察知
ラインとデータは全業種、99人以下規模の会社です
2. 給料の見直し方
給料をグラフで見える化することで問題点がクッキリ
社内バランスの確認方法
モデル賃金(所在県別に作成)
3. 採用で苦戦しない 敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)
初任給、休日日数、HPがポイント
人が集まる中途採用相場を知る これをしれば心強い
人が集まる休日日数はこれ
定着のポイント
お申し込みをお待ちしております。
[Web] https://nakagawa-consul.com/seminar/123_web.html
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    編集後記      
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「逆上させて罪を作らせた自分」
◆モットーは「やってみなきゃわからない」
玉置崇教師奮戦記(その8)
「逆上させて罪を作らせた自分」
玉置 崇
 男子生徒を指導しているときに、激情した生徒が私の頭を壁に激しく
ぶつけたことがあった。その結果、一時期、記憶喪失となり病院に運ばれ
るという事態となった。こういう事態を招いたのは、完全に自分の
あやまちであり、今でもその生徒には申し訳なかったという気持ちを
もっている。
今回はこの詳細を書いて
おきたい。
 その男子生徒を担任していた頃、自分に自信を持つことができず、教師と
して揺らいでいた時代だった。授業も上手くいかず、いろいろな試みをして
みるものの、すぐに「これではダメだ」という気持ちになり、生徒に
宣言したことを変更することもしばしばだった。
 「教師は授業をするプロであるべき」と言われるが、「生徒は授業を受ける
プロ」だ。その男子生徒は、洞察力があり、私の揺らぎをしっかりと捉えて
いて、「先生はすぐに言ったことを変える」と批判する生徒だった。
もちろん、この生徒が言うとおりなのだが、揺らいでいる私には心の余裕が
ない。生徒の指摘に対して素直になれない自分がいた。「こちらは一生懸命
やっているのに否定的に見やがって!」という気持ちになっていたように
思う。実に情けない。
 今なら、「指摘をありがとう。こう言ってくれるのは有り難いことだ。
では、どうしたらもっとよくなるだろう」と、生徒に応対できるのだが、
そのときの私には、心にゆとりがないので、それができない。
 もっとも、この生徒は何かにつけてマイナス発言をすることが多く、学級が
盛り上がってきたなと思うところで、彼の発言で全体の意気が下がってしまう
こともあった。こうしたことから、扱いにくい生徒だと否定的に見ていたと
思う。
 したがって、この生徒が何をやってもプラスにとることができず、担任の
私と彼の間に、良い関係ができていなかったことは確かだ。
 あるとき、彼は二日続けて遅刻した。もちろん注意した。理由を尋ねたら、
「寝坊」という言葉が返ってきた。「明日は遅刻しないように」と注意を重
ねた。
 これ以後、彼はちょくちょく遅刻するようになった。そのたびに注意し、
理由を尋ねるのだが、いつも「寝坊」だという。私は、次第にこの「寝坊」と
いう言葉に、いらつくようになってしまった。何かしらバカにされている
ように感じたからだ。
 「君のために家庭に連絡をするよ。お父さんかお母さんに起こしてもらい
なさい。『遅刻がないようにさせてください』と、頼んでおくぞ」と、学級
全体の前で伝えた。
 こうした指導は、今なら絶対にしない。いわば見せしめのような指導だから
だ。「遅刻すると、あのように怒られ、家にも連絡されるのだ」と、
他の生徒に知らせているようなものである。冷静に考えれば、それまで遅刻は
なかったわけなので、何かしら理由があるはずだ。個別に聞くべきなのに、
先に書いたように何かと思うようにいっていないので、そうした対応ができ
ないのだ。さらに、全体の前で本当のことは言わないことにも気づいていない。
 家庭連絡をしたら、お母さんはとても恐縮され、「明日から遅刻しないよう
にさせます」と言われたものの、最後の「最近は思春期というのでしょうか。
親の言うこともなかなか聞かないもので...」という言葉を重要視すべき
だった。親も困っておられたのだ。これも後で気づいたことだ。
 翌日、またも彼は遅刻した。親は約束したじゃないか! という気持ちが
先走り、教室に入ってきた彼に、「おまえの親は何だ。遅刻させないと言った
のに。親が悪いからおまえも悪くなるんだ」と激しく言葉をぶつけてしまった。
かつてこのような言葉を生徒に発した自分がいたと思うと、消え入りたい
気持ちになる。
 彼は鞄を投げて、廊下に出て行った。追いかける。トイレに入った彼を
見つけて、自分も入っていった。そして、再び親の悪口を言ったように
記憶している。その結果、彼は逆上してしまった。もの凄い形相で、
ラクビーでタックルをするように自分にぶつかってきた。
私の体は壁に勢いよくぶつかり、後頭部を激しく打った。
 気がついたとき、自分がなぜトイレで倒れているか、まったくわからなかった。
記憶がない。どうしたのだろうと思っていると、何人かの教師が駆けつけて
きてくれた。何があったのかと聞かれても、まったく思い出せない。
 病院に運ばれた。脳の精密検査を受ける頃には記憶が戻っていた。幸い、
脳には異常がなく、後遺症はまずないだろうという判断だった。連絡を
受けて急いで病院に駆けつけた家内の心配そうな顔もしっかりと覚えている。
その日は学校に戻らず、そのまま自宅へ帰った。
 校長から電話で、「無理して出勤することはない。しばらく休んでよい」と
言われた。「学校では、すぐにその男子生徒の指導をすること。家族に来校
してもらい、きちんと説明をした上で、私へ謝罪をさせるので安心してほしい」
とも言われた。そのときは「ご心配をかけました。ありがとうございます」と
言うのが精一杯だった。
 翌日、後頭部の痛みはあったが出勤した。朝の打合せで、校長が「皆さん、
玉置先生が出勤してくださいました。とても良かったです」と、出勤した
ことに感謝されているように思えて、事の重大さを改めて感じた朝だった。
 実はこのエピソードは、今まで誰にも話したことはなかった。
冷静に考えれば考えるほど、自分の対応がまずいからだ。自分のふがいなさを
棚に上げ、生徒に八つ当たりしていたようなこともある。急に遅刻が重なり
始めたことでも、生徒の「寝坊」という言葉を聞くだけで、他に何か原因が
あるのではと推測すらしようとしなかった自分がいる。
 さらに学級全体の前で、彼の親の悪口を言っている。とんでもない教師だ。
彼はよほど腹が立ったに違いない。逆上させたのは、まぎれもなく自分なの
だ。そのため、彼には教師に暴力を振るったという罪をつくらせてしまった。
このことで進路に支障があってはいけないと思って、この件の記録はいっさい
差し控えた。
 メンタルトレーナーの辻秀一さんが「先生の ごきげん思考 で、授業は
うまくいく! 子どもへの声かけが変わる! クラスがまとまる!」という本を
書かれている。まさにあのときの自分は ごきげん思考 ができず、自分の
ふがいなさを生徒にぶつけていた。
 彼だけではなく、嫌な思いをした生徒がたくさんいたのだろうと深く反省
している。「教師も人間だからしかたがない」という言葉で片付けることは、
プロとして許されないことがあることも痛感している。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)

https://www.sanspo.com/geino/news/20190912/prl19091212020108-n1.html

↑ プチ紳士からの手紙 主幹の志賀内泰弘様の新書です。
著書名 京都祇園もも吉庵のあまから帖
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    ご注意      
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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
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