テレワークの労務管理」セミナー
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2020年7月24日
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「別に何とも思いませんでした」
(続きは編集後記で)
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[Webセミナー] 全国どこでもあなた席がセミナー会場に!
[題名] テレワークの労務管理」セミナー
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日時] 7/28(火)10時~12時
7/28(火)14時~16時
8/7(金)10時~12時
8/7(金)14時~16時
9/7(月)10時~12時
9/7(月)14時~16時
[会場] あなたの席がセミナー会場 一社の参加人数不問
[料金] 1万円(税別)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/126_web.html
日程が合わない場合は上記ページ末よりご希望の日程に
調整できます。メールご相談も可能です。
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まだ、テレワークに無関心ですか?
長時間の通勤はムダです。
新型コロナウイルスの感染予防のため通勤、職場での濃厚
接触の回避が求められています。
育児・介護と仕事との両立に苦労する人が増えています。
通勤時間分を育児・介護に回せればグンと負担が軽減されます。
通勤時間の節約にもなる、それがテレワークです。
テレワーク勤務が定着すれば、天変地異のときにその威力を
発揮してくれることでしょう。
いわゆるリスクヘッジです。
仕事は会社でするもんだという固定概念を打ち破りませんか?
働き方改革の一つにもなります。
テレワークの労務管理を知ることから始めませんか?
[セミナーの内容]
1)テレワークのメリット・デメリットは?
2)テレワークに向く業務、不向きな業務とは?
3)コミュニケーション不足の不安をなくするには?
4)情報漏えいの不安をなくするには?
5)テレワークでのサボりをなくするには?
6) テレワークコース助成金の内容
7) その他
※通勤時間の節約効果を図で解説
[配布資料]
レジメ(PDF)
テレワーク就業規則(Word)
テレワーク勤務制度導入通知(Word)
テレワーク勤務実施申請書・許可書(Word)
休憩除外協定(Word)
[題名] テレワークの労務管理」セミナー
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日時] 7/28(火)10時~12時
7/28(火)14時~16時
8/7(金)10時~12時
8/7(金)14時~16時
9/7(月)10時~12時
9/7(月)14時~16時
[会場] あなたの席がセミナー会場 一社の参加人数不問
[料金] 1万円(税別)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/126_web.html
日程が合わない場合は上記ページ末よりご希望の日程に
調整できます。メールご相談も可能です。
または
下記にご記入のうえそのまま返信してください。
*********** 申込み書***********************************
希望日
社 名
役職名
氏 名
所在地
電 話
******************************************************
(中川コメント)
テレワークはうちは関係ないと思っていませんか?
優秀なスタッフが育児・介護のため退職をせざるをえないのは
労使ともに残念なことです。
新型コロナウィルス対応として濃厚接触を回避できます。
まずは、テレワークはどんかものか知ることからスタート
しましょう。
ありがたいことに、助成金の給付額が上がり、期限も延長され
ました。
セミナーのご参加をお待ちしております。
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編集後記
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「別に何とも思いませんでした」
◆心にビタミンいい話
とめどない『愛情』で苦難を乗り越え成功に導く
「別に何とも思いませんでした」
志賀内泰弘
長年の「夢」がかないました
2020年1月、三重県桑名市にシングルマザー専用の
アパート「パークリンク桑名」がオープンしました。
開設したのは、産業機械部品を製造する朝日工業株式会社の
社長・水谷かをりさん(42)です。普通のアパートでは
ありません。さまざまな理由で、身内の応援が受けられない
シングルマザーのために「子育て」「食事」「就労」など、
あらゆる角度からサポートを行い、自立して旅立っていって
もらうことを目標にしています。
水谷さんが入居者家族と一緒に、野菜やお米を作ったり、
悩み事の相談に乗ったりもします。つまり、物心両面から
母子世帯を応援するプロジェクトなのです。
それは、水谷さんの10年来の「夢」でした。
なぜなら... 彼女自身も、シングルマザーで苦難の人生を
歩んで来たからです。
順風満帆の人生だったはずが...
水谷さんは、何不自由ない家庭で育ちました。父親は多方面の
会社の経営者で、三姉妹の末っ子として生まれました。
両親は彼女の「健康」のみを願い、学校の成績は一切問わ
なかったそうです。大学卒業後、三年間東京の企業で働き、
地元桑名に戻って結婚しました。しかし、そこから彼女の人生が
一変します。
結婚する前から、旦那さんのお母さんがパーキンソン病に
罹っていることを知っていました。ゆくゆく病状が悪化する
ことがわかっていました。その義母と同居する予定だったので、
なんと! 介護が必要になる日に備えて、ヘルパーの資格を
取ったというのです。「いまどき」そんな話は聞いたことが
ありません。
結婚して一年後には子宝に恵まれましたが、お義母さんの
症状がだんだん進み始めます。最初は歩くのがおぼつかなくなり、
やがて寝たきりになって「お風呂の介助」や「おむつ交換」まで
彼女がするようになりました。もちろん、家事や子育てを
しながらです。
「よくできましたね。辛くなかったですか? 介護を拒否したり、
逃げだしたりしようと思わなかったんですか?」と尋ねると、
一言。
「別に何とも思いませんでした。それが当たり前だと思って
いましたから。そして義母は本当に尊敬できる存在でしたから」
さらに追い打ちをかけて苦難が襲う
そんな忙しい日々の中、「おや? おかしいな」と思うことが
多々ありました。お金の動きがおかしいのです。気が付くと、
旦那さんが社長をしていた会社が破綻寸前の状況にまでなって
いたのです。にもかかわらず、旦那さんは現実逃避まっしぐら。
仕事にも家族にも向き合うことができません。会う度に、
弾けるような「笑顔」を見せてくれる水谷さんですが、
この時ばかりは笑顔が消えたといいます。
彼女は三歳になる娘さんを連れて、実家へ戻ってきました。
実家は裕福です。普通は、両親に経済的に面倒を見てもらい
子育て中心の生活をするのではないかと思います。ところが...。
彼女は、旦那さん(当時、離婚裁判中)が放り出した会社
(朝日工業株式会社)の社長になり、立て直しすることを
決意します。その時、会社創立5年目で、年商5千万円でなんと
15百万円の赤字だったといいます。
「なんで社長に? 信じられないです」と問うと、こんな答えが
返ってきました。
「お客様をはじめお世話になったたくさんの方々に対する責任を
感じたのです。他に選択肢はありませんでした」
「でも、専業主婦で経営の経験はないのでは?大変なことだとか
思いませんでしたか?」
「はい、まったくの素人でした。でも、必死過ぎて大変とも
思いませんでした。父親をはじめとして親戚も経営者が多くて、
幼い頃から仕事とは大変なものだという環境の中で育っていた
ので、当然のことと思っていました」
と、またまた信じられないような言葉が返ってきました。
ゼロ...どころかマイナスからのスタート
とは言っても、経営の知識もノウハウもありません。
子供の頃から、「泣けば助けてくれる」と思っていた父親に
相談すると、こう言われたそうです。
「一切口は出さない。現場も見に行かない。悩みも聞かない。
でも、お前に三人の師匠を授けよう」
そして、父親の会社の経理部長を紹介され「お金」の勉強を
しました。二人目の師匠は、営業のプロ。もう一人は現場に
精通した人物で、この人に工場長になってもらいました。
そこから、水谷さんの新たなる苦難が始まりました。
もっとも、「別に何とも思いませんでした」と笑って
おっしゃるのですが...。
社員に寄り添ってみてわかる現実
水谷さんは、無我夢中で企業再生に取り組む中、稲盛和夫さんが
主宰する経営者のための勉強会「盛和塾」に入塾します。
稲盛さんの教えに従い、経営理念にこの文言を入れました。
「全従業員の物心両面の幸福を追求すること」
すると、社員の問題点が見えてきたといいます。
まずは生命保険に加入していない若い社員が多い事でした。
それでは、病気や事故に遭ったときの不安があります。
あまり「将来」のことを考えていない証拠でした。
そういう社員ですから、給料をもらうとほとんどタバコやお酒に
使ってしまいます。「健康」という観点がないのです。
さらに、休日はギャンブルやオンラインゲームばかりに時間を
費やしていました。
彼らと話すうち、「それも仕方がないな」と思えるように
なってきました。というのは...家庭のぬくもりを知らないのです。
家に帰っても温かな夕飯を食べた経験がない。
水谷さんは、子育てと介護に追われる日々を経験していたので、
彼らの気持ちを慮ることができました。
「おにぎり」を握る、そして社員食堂を作る
昼夜二交代制の工場だったことから、社員は食事が不規則に
なります。その上、コンビニ弁当ばかりでした。
そこで水谷さんは「おにぎり」を握って休憩室の保温ケースに
置いておくことにしました。食べることは、健康の第一条件です。
三年ほど握り続け、握ったおにぎりの数は一万五千個!!
社員も徐々に増える中、賄い付きの社員食堂を設置しました。
みんなに笑顔で健康に働いて欲しい、という願いを「形」に
したのです。
食堂のおばちゃんが一食260円という安価で昼ご飯を作って
くれます。それも、食べ放題。「おばちゃん、カレーライス
お代わり!」という声が食堂に響きます。
設置から二年後、社員の顔色は見違えるほど良くなり、健康に
なったといいます。また、未婚者が多かったので、全社を挙げて
結婚の応援もしました。万が一に備え、生命保険未加入の社員を
対象に、会社負担で生命保険に加入しました。
有給休暇の100パーセント取得を達成するため、余剰人員を
配置して全員で取得しやすいように調整をはかります。
育児中の女性社員が働きやすいようにと、時間休暇の取得や
フレックス出勤制など、大企業並みの労働環境も整えました。
すべては、社員に物心両面で幸せになってもらいたいという
願いからでした。
その甲斐あり、2019年度の年商は約2億5千万円、利益2千8百万円を
達成するまでの優良企業に成長したのです。その実績を踏まえて、
水谷さんは「夢」だったシングルマザー専用のアパートの開設を
実現させたのです。おそらくその「夢」が会社再生のエネルギーに
なったに違いありません。
「どうして?」「なぜ?」 「理解できないです」の連続
水谷さんの話を聞きながら、何度も何度も疑問をぶつけました。
どうして旦那さんが何もしないのに、お義母さんの介護ができたのか。
どうして、引き受ける必要のない会社の社長になったのか...?
どうしても理解ができませんでした。何度も何度も尋ねるうち、
こんな話をしていただきました。
水谷かをりさんの家には、常時、知らない人が大勢暮らしていた
そうです。父親から母親に電話がかかって来て、「これから八人
連れて行くからご飯の用意しておいてくれ」と。母親は「はい」と
言い黙って引き受けます。やがてやって来たのは、身寄りのない
人達。そう、ホームレスでした。食事どころではありません。
家に上がると、まずはお風呂に入ってもらって、キレイにすること
から始まります。ご飯を食べても出て行きません。そのまま
寝泊まりすることになります。父親は、気持ちのある者だけ、
自分の会社で雇って働いてもらったそうです。なんと、彼らには、
母親がお弁当まで作ってあげたといいます。
父と母の「愛情」をたっぷりと受けて育ったから
彼女は言います。
「そういう環境で育ったんです。父も母も『愛情』にあふれて
いました。困った人を見ると放っておけないのです。私も、
父と母の『愛情』を受けて育ちました。父は、『自主自立の精神』を
大切にうるさく口に出したりはせず、やりたいことをやらせてくれ、
失敗した時には『愛情』で受け止めてくれました。
母は、何よりも私の健康を考え、『愛情』を込めてバランスの良い
食事を作ってくれました。起床・就寝・歯磨きなどの規則正しい
生活習慣が身に付いたのも母のおかげです。常に謙虚に反省し、
感謝の気持ちを忘れない精神は、母から自然と教えられました。
社員は『家族』です。だから、社員にも『愛情』を注いで幸せに
なってもらいたいんです。私が幸せになったように」
水谷さんは、さらにその「愛情」の輪をシングルマザーに広げて、
今日も前へ前へと歩んでいます。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
↑ プチ紳士からの手紙 主幹の志賀内泰弘様の新書です。
著書名 京都祇園もも吉庵のあまから帖
中川は「第四話 節分会 粋なお兄さんに恋して」が特にあこがれです。
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ご注意
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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、
お役所の文書と同じになります。結局わかりにくい記事になり、
役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。
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