[残業] 繁閑がある場合の削減方法

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[価格] 20,000円(税別)
[日程] 2021年5月12日(水) 10時00分~12時30分  
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2021年4月5日号 VOL.4818
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喧嘩(けんか)
口偏なのにはわけがある
(続きは編集後記で)
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[残業] 繁閑がある場合の削減方法
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   当社は残業が多い月があります。
中川:はい、何月ですか?
社長:12月と3月です。
   この月は休日をとることができないくらい忙しいのです。
中川:休日出勤をしているのですね?
社長:そうです。
   社員は気持ちよく応じてくれています。
   ありがたいことです。
   しかし、休日出勤手当が増えるので、人件費が増えます。
   それが悩みです。
中川:その場合は変形労働時間制を導入するといいですよ。
社長:変形労働時間制とは何ですか?
中川:労働基準法では1日8時間、1週間40時間を超えると
   割り増し賃金(残業代)を払わなければならないとなっています。
   
社長:はい。
中川:一週40時間ということは8時間×5日=40時間となりますので、
   2日は休日としなければなりません。
社長:そうですね。
   
中川:変形労働時間制を導入すると、平均して40時間となるので
   あれば特定の週や40時間を超えても割り増し賃金(残業)は
   払わなくてもよいのです。つまり、6日出勤とした場合は
   8時間×6日=48時間となりますが、40時間を超える
   8時間分の割り増し賃金の支払いは不要です。
   また、1日8時間を超えても割り増し賃金を払わなくてもよい
   のです。
社長:へえ、そんなことができるのですか。
中川:たとえば、1年単位変形労働時間制というのがそれです。
   一年を平均して40時間であれば忙しいときは40時間を超えても
   8時間を超えても割り増し賃金の支払いはしなくてよいのです。
社長:たとえば、12月は1日も休日がない、1日12時間としても
   割り増し賃金は払わなくてもよいのですか?
中川:労基法では休日は1週間に1日与えることとなっていますので
   最低でも1週間に1日分の休日を与えることが必要です。
社長:では、12月は日曜日だけは休日ということができるのですね?
中川:はい、できます。
社長:日曜日も出勤させたらどうなるのですか?
中川:35%以上の割り増し賃金を払うことになります。
   
社長:1日12時間労働としてもよいのですか?
中川:1年単位変形労働時間制の場合は上限が10時間となっています。
   だから、12時間はダメです。
社長:では、1日10時間とします。
   これなら大幅に残業代が減りますね。
中川:そうですね。
   忙しい3月もそのような勤務体制にすればさらに残業代が
   減りますよ。
社長:そうですね。
   では、他の月はどうしたらいいのですか?
中川:一年間で平均して40時間になるようにしなければなりませんから
   他の月はたとえば週35時間とかの勤務体制にすることになります。
社長:といいますと?
中川:たとえば、1日7時間で5日出勤とするのです。
   7×5日=35時間となります。
社長:なるほど。
   忙しくない月は7時間で退社させるのですね。
   分かりました。
   一年単位変形労働時間制の導入を役員会に諮ります。
(中川コメント)
 一年間で仕事に繁閑がある場合は1年単位変形労働時間制の導入を
おすすめします。
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[題名] 一日版 社員と、もめごとを起こさない就業規則の作り方セミナー  
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 38,000円(税別) 41,800円(税込) 人数不問
[日時] 4月7日(水) 10時00分~16時30分(5.5時間)     
5月14日(金) 10時00分~16時30分(5.5時間) 
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005.html
  Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
   メールでご相談ください。
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編集後記      
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喧嘩(けんか)
口偏なのにはわけがある
「○○公園で男たちが喧嘩をしていた」。そんな言葉を耳にしたら、
あなたはどんな状況を想像するだろうか。殴り合っているさまを
想い浮かべる人もいるだろう。
だが「喧嘩」という言葉にはもともとは殴り合いの意味はなかった。
「喧嘩」はどちらの字も口偏であり、本来は大声で騒ぐこと、
やかましく騒いで言いたてることを意味していた。
「喧嘩」は中国生まれの言葉(漢語)で、中国では今もその意味で
用いられている。じつは日本でも古くはそうした意味で使われて
いた。ところが中世のころから、言い争うこと、腕力を用いて争う
ことを意味するようになった。
(親を切ると書いてなぜ「親切」 北嶋廣俊敏著より)

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