◆今月の経営格言 澤穂希(元サッカー選手)

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2022年2月13日 VOL.5134
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◆「福島発!もっと広がれ『恩送り』の輪(その1)

(続きは編集後記で)

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◆今月の経営格言 澤穂希(元サッカー選手)
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◆今月の経営格言

「たまたま、自分はみんなより経験値が高い。でも、
自分もチームのひとりであり、みんながサポートして
くれて初めて自分がキャプテンとしていられるのです」

澤穂希(元サッカー選手)

出所:「負けない自分になるための32のリーダーの習慣」
(幻冬舎)

――――――――――――――――――――――――――――
冒頭の言葉は、

「リーダー一人がチームをまとめているのではない。リーダー
のリーダーシップと、フォロワーのサポートがそろってこそ、
チームは最大のパフォーマンスを発揮することができる」

ということを表しています。

6歳の頃よりサッカーを始めた澤氏は、中学3年生のときに初め
て日本女子代表に選出され、その後は多くの国際大会に出場し
てきました。しかし、日本女子代表が世界の舞台で強豪国と
互角に戦えるようになったのは最近のことです。澤氏が代表に
選出された1993年から2008年に東アジア女子サッカー選手権で
優勝するまでの15年間、日本女子代表は世界はおろかアジアに
おいても、タイトルを獲得した経験がありませんでした。こう
した中、澤氏は日本女子代表のキャプテンに就任します。

澤氏はチームメートに対して、言葉で士気を高めて鼓舞する
タイプのキャプテンではありませんでした。澤氏がキャプテン
として心掛けていたのは、「プレーで見せる」ことでした。
澤氏は、キャプテンとしてチームメートの信頼を獲得するには、
ほかの誰よりも努力して結果を残すこと、すなわち「プレーで
見せる」ことが大切だと考えていました。

長年、日本の女子サッカーをけん引してきた澤氏が誰よりも
努力する姿を見せることで、チームメートたちは「澤氏もあれ
だけやっているのだから、自分も頑張ろう」と思います。澤氏
の努力する姿はチームメートの信頼を勝ち取り、チームの結束
力を高める要因になりました。こうした結束力を大きな武器と
して、日本女子代表は、これまで一度も勝利したことのなかった
ドイツや米国を下して、2011年のドイツワールドカップで優勝
を果たしました。

澤氏は、キャプテンとして「プレーで見せる」ことを心掛けて
いましたが、決して寡黙なキャプテンではありませんでした。
チームメートと監督の間に入り、選手を代表して言いにくい
ことを監督に訴えるなど、しっかり橋渡し役を果たしていました。

このように、澤氏はチームにとって不可欠な「頼もしいキャプ
テン」でした。しかし、そんな澤氏も、常に完璧だったわけ
ではありません。例えば、ドイツワールドカップの準決勝戦では、
仲間に出そうとしたパスを相手にカットされ、それがもとで失点
してしまった場面がありました。これは、澤氏が芝生のコンディ
ションを把握しきれないままパスを出したことが原因で、完全
に澤氏のミスといえるものでした。この致命的なミスに、澤氏
は大きく動揺しました。

これに対し、チームメートは澤氏を励まし、一丸となって試合
を立て直そうと発奮しました。そして、失点からわずか数分後
には、チームメートの絶妙なパスを受けて川澄奈穂美(かわすみ
なほみ)氏が得点し、同点に追いつくことができました。その後、
試合は日本チームのペースで進み、澤氏も得点を決め、さらに
川澄氏の2点目も加わって見事に勝利することができました。

キャプテンとしての自身のあり方について、澤氏は次のように
述べています。

「わたしは、チームのリーダーって言われていますが、たぶん
ひとりじゃ何もできないし、みんながいるからこそ成り立って
いるんです」

人間である以上、キャプテンであっても完璧ではなく、ミスを
犯すこともあります。しかし、そのようなときでもチームを
まとめ、率いていかなくてはなりません。それは、ビジネスに
おけるリーダーも同様です。

リーダーとフォロワー(部下など)の間に信頼関係があれば、
リーダーがピンチに陥ったときでも周囲が支えてくれます。
そして、一丸となって危機的状況を乗り切ろうとすることで、
全体に強い一体感が生まれます。チームを導くリーダーシップ
とリーダーを支えるフォロワーシップが一つになったとき、
チームは最大のパフォーマンスを発揮することができるのです。

リーダーは完璧ではありません。フォロワーのサポートがあって
こそ、チームを一つにまとめ、率いていくことができるのです。
澤氏の言葉には、上に立つ者として忘れてはならない、支えて
くれる仲間に対する信頼と、感謝の言葉があふれているといえる
でしょう。

【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。

【経歴】
さわほまれ(1978~)。
東京都生まれ。帝京大学中退。
2011年のFIFA(国際サッカー連盟)女子ワールドカップ ドイツ2011
(本稿では「ドイツワールドカップ」)ではキャプテンとして
優勝に貢献。
2012年、FIFA女子年間最優秀選手賞を受賞。2015年、引退。

【参考文献】
「負けない自分になるための32のリーダーの習慣」
(澤穂希、幻冬舎、2011年11月)
「Sports Graphic Number(794号)」
(文藝春秋、2012年1月)
「公益財団法人日本サッカー協会公式サイト」
(公益財団法人日本サッカー協会)

(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉
事業団」が提供する情報を転載しました。

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編集後記
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◆「福島発!もっと広がれ『恩送り』の輪(その1)

「BLTカフェの試み『幸せの0円ハンバーガー』」
志賀内泰弘
「ひまわり里親プロジェクト」の
友人からのメール

「こんないい話があるよ」
と、福島の仲良しの友人、半田真仁さんからメールが入りました。

半田真仁さんは広島県出身。たまたま福島に縁があり、東日本
大震災の後、福島の復興のために尽力しています。NPO「チー
ム福島」代表で、その活動のメインは「福島ひまわり里親プロ
ジェクト」です。それはどんな活動かというと…。

まず、全国からヒマワリを育てる「里親」に、福島で育てた
ヒマワリの種を購入していただいて、ヒマワリを育ててもらいます。
種ができたら、再び福島に送ってもらいます。その種は福島県内の
公園や学校、観光施設や旅館、店舗などに配布され、翌年には再び
黄色い大輪の花を咲かせます。ヒマワリを福島の観光振興にする
とともに、障がい者の作業所で種の封入を行ってもらうことで
弱者支援にも繋がります。
さらに、ひまわり油が作られバイオディーゼル燃料を使った路線
バスを走らせるという取組も、福島交通の協力で実現しています。

しかし、今日お届けしたいのは、別のお話。
すぐに連絡を取って尋ねると、それはまさしく志賀内が日頃から
世の中に広げたいと願っていた「恩送り」の実践者の話でした。

自分に問いかけ、すぐに行動
福島市に「BLTカフェ」というお店があります。オーナーは、
吉成洋拍(よしなりひろはく)さん、通称「はぐちゃん」です。
ある日、はぐちゃんは、社会福祉士をしている友人に、
「施設(アイリス学園)で過ごす子どもはかわいそう」と話した
ところ、その友人から「(施設に)保護された子どもたちはある
意味幸せ。今は安全なところにいるから。虐待やネグレクトなど
周りから見えない危険にさらされている子どもたちは本当は
もっとたくさんいるはず。その子たちこそが『かわいそう』で
とても心配」と聞かされ大きな衝撃を受けました。

はぐちゃんは「自分に何ができるだろう?」と問いかけます。
そして、二〇二〇年、「お互いさまの街ふくしま」を立ち上げま
した。そして、活動の第一弾として、「BLTカフェ」でこんな
取り組みをスタートさせます。

お客様の中で、毎日の食事にも困っている人を応援したいと
いう人がいるとします。でも、「応援したい」といっても「どこの
誰にお金や食事を持って行ったらいいか」わかりません。

そこで、そんな温かな気持ちを持っているお客様に、
「BLTカフェ」のレジでハンバーガーのカードを購入して
いただき、店内の木のボードにそのカードを張りつけます。
お金を持っていない人でも、このカードを活用すれば食事ができる
のです。

カードには、こんなことが書かれています。
そのボードには、「Pay it forward(ペイフォワード)」と書かれ
ています。なるほど! と、映画「ペイフォワード 可能の王国」を
思い出された方もいることでしょう。主人公であるラスベガスの
中学一年生のトレバーは、ある日、社会科の授業で、担当のシモ
ネット先生からこんな宿題を出されます。

「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」
これにトレバーは、
「自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、
別の三人に渡す」
というアイデアを提出しました。一人の親切が、次から次へと繋がり
世界を変えるのです。

日本ではこれと同様の「恩送り」という考え方が古来からあり
ます。そうです、はぐちゃんは、「恩送り」で福島を、いや世界中
を幸せにする企みを始めたのでした。

続々と、ボードにはカードが貼られていく
スタートと同時に、心ある人たちがカードを購入していきました。
自分が食事をする際、ついでに「もう一セット」買ってボードに
カードを貼り付けます。その時、一緒にメッセージのメモも添えます。
例えば…。
「愛こそすべて お腹がいっぱい しあわせいっぱい」
「いっしょにいるよ」
そのメモを見つつ、残念だけれども今はお金を持っていない人が、
カードを手にしてレジに向かいます。

名付けて「幸せの0円ハンバーガー」。

はぐちゃんと親交のある人の二店舗でも実施し、常にボードには
カードが張られている状態になりました。夢は一〇〇店舗。
それだけではありません。はぐちゃんは、子ども食堂も経営し、
子どもたちに安心で安全な食材を使ったカレーを提供しました。
この「子ども食堂」も増やしていくことが夢です。それが達成した
時、「福島はやさしさにあふれた、お互いさまにあふれた世界一の
街になる」と信じて。

(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)

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むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
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