嘱託社員が賃金ダウンを拒否

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[日時] 5月31日(火) 10時00分~16時30分(5.5時間)
6月24日(金) 10時00分~16時30分(5.5時間)
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2022年5月20日 VOL.5230
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◆心にビタミンいい話
「急性骨髄性白血病の治療日誌」(その2)
~人生をやり直すキッカケを神様がくれた〜
志賀内泰弘

(続きは編集後記で)

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嘱託社員が賃金ダウンを拒否
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Q
Aさんは一年前に定年退職し、本人の希望により嘱託として
1年契約の雇用契約を締結し継続雇用をしています。
当社では本人が希望すれば65歳まで雇用することが、就業規則に
記載されています。
二年目も雇用継続を希望しました。
しかし、Aさんの働きぶりは期待を大きく下回るものでした。
それで、新規の雇用契約では基本給を2万円下げる条件を示し
ましたら、Aさんは2万円下げるのは不利益変更だから納得でき
ないと言いました。
本人が納得しなければ、基本給を下げることはできないので
しょうか?


[結論]
基本給を下げることはできます。

[理由]
雇用契約は1年だから、次の年の雇用契約は改めて労働条件を
提示することになるからです。
契約更新では、賃金を上げることも下げることもあります。

[補足]
本人が納得しなければ雇用契約が締結されないのですから
Aさんは退職することになります。

(中川コメント)
いきなり賃金を下げることは好ましくありません。
働きぶりが期待以下であれば、日常的に指導、教育をしましょう。

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7月21日(木) 10時00分~16時30分(5.5時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html

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編集後記
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◆心にビタミンいい話
「急性骨髄性白血病の治療日誌」(その2)
~人生をやり直すキッカケを神様がくれた〜
志賀内泰弘

・治療体験が自分の人生のネタになる!?
楽しいことばかりではなく、ちょっと精神的に折れそうになった
ことが一度だけありました。それは、一度目の抗がん剤治療で
寛解せず、もう一度同じ抗がん剤治療を受けなければならないと
決まった時です。

抗がん剤治療は激しい副作用を伴います。口内炎から始まり、
食欲不振、味覚障害、下痢、前身のかゆみ、倦怠感、感情の起伏、
微熱、不眠、脱毛などです。これをもう一度体験しなければなら
ないと思うと憂鬱になりました。

それでも、そこには家族の支えと周りのサポートがあったので
乗り越えられました。もう一つ、この体験が自分の人生のネタに
なると思ったのです(笑)。
現に今、こうやって文章を書いていますね(笑)。

治療がひと段落ついたときに、家族に無断で五分ほど自分の
現状をSNSで報告し、その後やはりやめておこうと思って一旦
消したのですが、その時間に観た人もかなりいて、そこから田舎
特有の嫌な情報の伝わり方も経験しました。

伝言ゲームって恐ろしいですね。白血病という病気のネーム
バリューのすごさを感じました。

転院は一度だけしました。骨髄移植ができる病院が石川県には
二箇所しかなく、最初に入院した病院では移植が出来なかったの
です。

転院先は金沢大学付属病院でした。最初のカウンセリングの時
に直感で「この先生は治してくれる!」と感じました。
それと同時に「ツイてる!」と感じました。

その予感は的中しました。先ず、事前処置のカテーテル挿入の
手術。執刀医もこの担当医でした。研修ということで他病棟の
看護師さんと担当の看護師さんも付き添いで手術に立ち会った
のですが、その処置の手際が素晴らしかったようで、看護師さん
が思わず「はや!」と言うくらいの時間で終わったのです。
それと、僕にとっては二回目の骨髄穿刺(骨髄液を背骨の間に
太い針を刺して採取する処置)の処置も想像以上に早く、痛く
なく終わったのです。

抗がん剤治療一ヶ月後、「寛解」することができて次の
ステップである、放射線治療、骨髄移植へと進むことができま
した。

・娘がドナーになることが可能とわかる
ここでもう一つツイていると感じたんです。
それは、ドナーが娘で可能であったこと、コロナ禍により娘の
大学の授業がオンラインになったということです。
白血病で亡くなる方のほとんどの原因が、骨髄移植のドナーが
見つからずに亡くなるケースが少なからずあるようです。
もちろん、年齢的なことや体力的なこともあるのですが。
幸いにして僕は娘がドナーとなることが可能だと告げられました。
娘であることにより、移植のタイミングも取りやすくなります。

もう一つ、コロナ禍により大学の授業が進学先である大阪の方
ではなく、実家のある七尾であったことでした。

移植の後は生着(新しい骨髄が自分の身体に定着すること)が
確認するまで二週間。不安は全くなかったとは言いませんが、
色んな意味で「ツイてる」と感じていたので、途中の副作用
(抗がん剤よりも更にひどかった)にも耐えることができました。

そして五月二日に無事生着が確認でき、一ヶ月半のリハビリと
経過観察の後、異例の速さで退院することができました。
あの池江璃花子選手でも十ヶ月入院していたそうですし、金沢
大学でも一、二を争うほどのスピード退院だそうです。

退院当初はGVHD(移植片対宿主病、いわゆる臓器移植で
あればその臓器に対しての拒絶反応があるのですが、骨髄移植の
場合、新たな血液が今までの身体に対して拒絶反応を起こすん
です)もひどく、味覚障害と浮腫みと疲労感とはいまだにお付き
合いしています。それでも今こうやって生きています。

・世の中はみんなつながっている
退院当時は色んな事に感謝を感じたのですが、一年もたつと
それも当たり前になってきていると改めて感じます。

人はいつ死ぬかわかりません。後悔をしない人生なんてないと
思います。でも後悔を減らすことはできると思っています。

僕は欲張りです。あれも、これもって執着心があると自覚して
います。それでも病気をしたことによって、少しその執着に
気付き、すこし取り除くことができたと思っています。
また新たな執着がつきつつある気もしていますが(笑)。

そして世の中はみんなつながっていると感じています。
その時は何にも感じなかったことが、実は、後々ものすごい
ご縁になっていることもあります。なので、人と人の出会いは
もちろん、自分の人生も丁寧にしたいと事あるたびに気を付ける
ようにしています。

「命は限られている」と感じてからは、自分の時間を大切に
すると同時に、一緒にいる人の時間も大切にしようと心掛けて
います。病気の関係もあるのですが、感情の起伏が激しいことが
あります。自分の与えられた時間も有限ですが、それと同時に
他の人の時間も限られています。

なので自分の機嫌の取れないときや、相手にも不快な時間を
与えると感じた時は、病気を理由に予定をずらすことがあります。
本当はこういうことを書くのにも躊躇するのですが、「すれば
よかった」という後悔をするよりは、「やめておけば良かった」
という後悔をしようと決めています。

「人生やり直したい」と思うことが僕は何度かありました。
実は、いつでも人生は自分自身の強い信念で変えることができる
のかもしれません。しかし僕には今までそんな強い信念を持つ
ことができなかった。そのキッカケを神様がくれたんじゃないか
と感じています。

昨日嫁と娘に、「僕が病気になったとわかった時、どんな気持
ちだった?」と、それとなく聞いてみました。
返ってきた答えは二人とも、「信じられなかった」でした。
自分もまさかの病名です。本気で芸能人か有名人がかかる病気の
イメージしかありませんでした。今回の病気は、色んな意味に
おいて僕自身が自分を見直すのによい機会でした。
この記憶が薄れないうちに、覚えているうちにチャンスを活か
したいと思います。

(編集長・志賀内)
私も生死を彷徨う大病をしたことがあります。
それから、人生に対する考え方、生き方が変わりました。
でも、時が経つにつれて、その記憶は薄らいでいき、「無為な」
一日を過ごすことも多くなりました。窪さんの話を聞いて、
もっと一日一日を大切に生きなければと思いました。

(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
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そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、
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