パワハラされたと相談窓口に来る回数が多い
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社長、上司が「あの人はすごい！」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者： 中川清徳 2022年12月12日 VOL.5436
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友人と話そう
続きは編集後記で
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パワハラされたと相談窓口に来る回数が多い
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Ｑ
Ａさんは上司からパワハラを受けたという相談がありました。
実は、これで3回目です。
1回と2回は上司にヒアリングしたのですが、パワハラとは言え
ない内容でした。
その旨をＡさんに伝えたのですが、また、上司からパワハラを
受けたと相談がありました。
相談のパワハラの内容はやはり前回同様のもので、結末は
見えています。
今回の相談は上司にヒアリングをしない、つまり放置したいの
のですがダメですか？
Ａ
[結論]
ヒアリングをしなくても良い。
[理由]
パワハラと言えない軽微なものだからです。
[補足]
人事院規則10の15
”パワーハラスメントの防止等の運用について”より抜粋
原則として行為者とされるものから事実関係を聴取する必要が
ある。ただし、パワーハラスメントが比較的軽微なもの、または
行為者とされるものに改善の余地があるもののパワーハラス
メントとまではいえないようなものがあり、対応に緊急性がない
場合などは管理、または監督の地位にある職員の観察、または
指導による対応が適当な場合も考えられるので、その都度、
適切な方法方法を選択して対応する。
（中川コメント）
この人はいわゆる”かまってちゃん”の可能性があります。
あるいは、上司とソリが合わないので配転して欲しいとの
希望がある可能性があります。
経過観察をして、今後の適切な対応を見極めることになります。
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編集後記
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友人と話そう
友人とたくさん話そう。いろんなことを話そう。それはたんなる
お喋りではない。自分の話したことは、自分が信じたいと思って
いる具体的な事柄なのだ。
腹を割って友人と話すことで、自分が何をどう考えてい
るかがはっきりと見えてくる。
また、その人を自分の友人とすることは、自分がその友人の中に
尊敬すべきもの、人間としてのなんらかの憧れを抱いていると
いうことだ。
それゆえ、友人を持ち、互いに話し合い、互いに尊敬していく
のは、人間が高まるうえでとてもたいせつなことだと言える。
（ニーチェの言葉 ディスカバー・ツゥエンティワン刊より）
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