◆今月の経営格言 松下幸之助(パナソニック株式会社創業者)

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[題名] ビシッ!と 業績責任を明確化
従業員役員の処遇決定セミナー
[対象] 経営者、総務人事部長、課長、人事担当者
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[配布] 1.レジメ 31ページ
2.役員退職慰労金規程 5ページ
3.超レアな従業員役員報酬の実態データ 4ページ
[料金] 20,000円(税別) 22,000円(税込) 人数不問
[日時] 6月27日(火) 14時00分~15時30分(1.5時間)
7月21日(金) 14時00分~15時30分(1.5時間)
8月24日(木) 14時00分~15時30分(1.5時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/138_web.html
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年6月11日 VOL.5617
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このところ、湿度も気温も高くなりつつあり、
エアコンを活用している方も多いのではないでしょうか?

続きは編集後記で

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◆今月の経営格言 松下幸之助(パナソニック株式会社創業者)
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◆今月の経営格言

「まかせてまかさず」

松下幸之助(パナソニック株式会社創業者)

出所:「経営のコツここなりと気づいた価値は百万両」
(PHP研究所)
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冒頭の言葉は、

「社員に仕事を任せる際は、社員の自主性を尊重しつつも、
しっかりと手綱はとらなくてはならない」

ということを表しています。

社員に仕事を任せる場合、その仕事が好きな者、その仕事を
やりたいと思っている者に任せるほうがよいといえます。
「好きこそものの上手なれ」という言葉にもあるように、
仕事も、その仕事に対して強い興味と熱意を持っている人間
が取り組んだほうがよい結果につながるからです。そして、
任せた以上、経営者は社員を信じ、社員の仕事の進め方を
尊重し、自身が細かく口出しすることは避けるべきです。
これが、「まかせて」の部分です。

しかし同時に、経営者は社員に仕事を任せたことを常に気に
かけておかなくてはなりません。実際に仕事を任せてみた
ところ、「『知識や経験の不足』『誤った判断』により仕事
をうまく進めることができず、せっかくの仕事に対する強い
興味と熱意が生かされない」というケースもあり得ます。
そのようなとき、経営者は適切な指示を与えて社員の仕事の
進め方を修正し、また適切なアドバイスを与えて社員の力を
さらに生かしてあげる必要があります。これが、「まかさず」
の部分です。

企業におけるすべての責任は、最終的には経営者に帰します。
従って、経営者は社員の仕事のすべてについても、常に責任
を持つこととなります。同様に、経営者が社員に仕事を任せる
際には、社員の裁量に任せて仕事を進めさせる一方で、とき
には報告を求め、問題があれば適切な指示やアドバイスを与え
なくてはなりません。松下氏は、社員に仕事を任せる際のこの
微妙なさじ加減を「まかせてまかさず」という言葉で表して
いるのです。

松下氏は数々の名言を残していますが、それらの中でも社員の
育成や生かし方について言及しているものが多くみられます。
これは、松下氏が「人をつくること」に大きな熱意を持って
いたことによるものでしょう。

よく知られているエピソードですが、「松下電器はどのような
会社か」という問いに対し、松下氏は次のように答えたとされ
ています。

「松下電器は人をつくるところでございます、あわせて商品も
つくっております、電気器具もつくっております」

松下氏の「人をつくること」に対する強い思いは、この言葉
からもうかがい知ることができます。

経営者が仕事を任せることで、社員は責任感を持って自主的に
仕事に取り組むようになります。そして、常にそのことを気に
かけ、必要に応じて適切な指導を行うことで、さらに力を伸ば
すことができます。「まかせてまかさず」の微妙なさじ加減を
把握することが、経営者が人を育てる上で重要なポイントと
なるでしょう。

【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。

【経歴】
まつしたこうのすけ(1894~1989)。
和歌山県生まれ。雄尋常小学校中退。
1918年、松下電気器具製作所(現パナソニック株式会社)設立。

【参考文献】
「経営のコツここなりと気づいた価値は百万両」
(松下幸之助、PHP研究所、1980年3月)
「松下幸之助 夢を育てる 私の履歴書」
(松下幸之助、日本経済新聞社、2001年11月)
「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」
(パナソニック株式会社ウェブサイト)

(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業
福祉事業団」が提供する情報を転載しました。

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編集後記
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このところ、湿度も気温も高くなりつつあり、
エアコンを活用している方も多いのではないでしょうか?

ただ、電気料金は値上がり傾向にありますし、
エコの観点からも、無駄遣いはなくしたいですよね。

そこで今回は、エアコンを使用して快適に過ごしながら
節電するコツを、かんたんにまとめましたので、
ご案内します。

●家に入ったら、まず換気
⇒まず窓を開けて換気をしてから、
エアコンのスイッチを入れましょう。
(できるだけ室内温度と設定温度の差を縮めるのがポイントです。)

●弱風や微風より『自動運転』
⇒最初は強風で一気に部屋の温度と湿度を下げ、その後、
弱風または微風に切り替わる自動運転がおすすめです。
(弱風や微風が節電になると思われがちですが、
弱い風では部屋が冷えるまでに時間がかかるため、
却って余計な電力を使ってしまいます。)

●風向きは『上』か『水平』
⇒冷たい空気は下に向かうため、
風を上に向けることで部屋全体が涼しくなります。

●こまめなオンオフは控えましょう
⇒エアコンの消費電力が最も高いのは、電源を入れて稼働
させた時です。機種等によりますが、最初の1時間は20円
以上、その後は1時間あたり5円~10円程度の電気代がかかる
といわれています。こまめなオンオフが、却って電気代が
かさむ原因になっているかもしれません。

梅雨の時期が過ぎれば、さらに暑い夏もやってきます。
上手にエアコンを使って、暑さを乗り越えていきましょう。

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ご注意
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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

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