5段階評価を10段階評価にしたい
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2024年5月21日 VOL.5601
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フェアな評価を。
(続きは編集後記で)
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5段階評価を10段階評価にしたい
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Q
人事考課は、S,A,B,C,D5段階評価で行っています。
しかし、微妙な差をつけたいので10段階評価にして欲しいと
評価者から希望されています。
10段階評価にすると評価の定義が曖昧にデメリットがありますが、
評価者の気持ちも理解できます。
評価項目の段階はそのくらいが適切でしょうか?
A
[結論]
5段階評価であっても、SやDの評価はほぼなく、実質的には
3段階評価となっています。
10段評価を導入しても煩雑になるだけでメリットは少ないと
思います。
現状のままでよいのではないでしょうか。
[補足]
5段階評価の定義が抽象的なことが多く、公正な評価ができる
とは限りません。
詳細な定義を作っている会社もありますが、結局は抽象的は
部分が残ります。評価者は主観的に評価をしているのが
実態です。
(中川コメント)
評価制度を詳細に作り込めば、公平で客観的な評価ができると
考えるのは錯覚です。
最終的には、主観的な評価が入ります。
評価の調整会議を実施している会社はその実感がある
ことでしょう。
具体的な評価の仕方は「賞与の払い方セミナー」で取り上げて
います。セミナーの詳細はこちらから。
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編集後記
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フェアは評価を。
チーム全員を、フェアに評価しましょう。「△か○か◎か」
はその時の状況によりますが、基本的に「このチームに×は
一人もいない」という目でメンバーを見ていきましょう。
すべての評価はプラス思考。好き嫌いでなく、相手の人間性
をとらえて評価をする。チームひとりひとりに対してフェア
であることは、リーダーの基本姿勢です。
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ご注意
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そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
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