出向命令と労働条件の低下:労働者は拒否できるのか?
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2024年12月28日 Vol.5822
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出向命令と労働条件の低下:労働者は拒否できるのか?
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近年、多くの企業が事業の効率化や人材育成の一環として
「出向」を導入しています。しかし、出向に伴う労働条件の
低下が問題視されることも少なくありません。労働者はこの
ような出向命令を拒否できるのでしょうか?
今回は、労働契約法や裁判例を基に、そのポイントを解説します。
出向命令の権利濫用とは?
労働契約法第14条では、出向命令が次の条件を満たさない場合、
権利濫用として無効になる場合があります。
1.出向の必要性:業務上の必要性があるか。
2.労働者の選定基準:対象者の選定が合理的か。
3. その他の事情:生活や労働条件に与える不利益の有無や程度。
4. 手続きの適正性:発令に至る手続きが適切か。
これらの要素を総合的に判断し、特に「出向の必要性」と
「労働条件の低下」に重点を置いて検討されます。
<労働条件の低下は拒否可能>
出向命令によって労働条件が著しく低下する場合、これは
権利濫用とされ、労働者は拒否する権利があります。
たとえば、賃金の大幅な減額(例:20%以上)や休日数の
減少がこれに該当します。
ただし、出向元が以下のような不利益緩和措置を講じている場合
は、出向命令が適法とされることがあります。
・出向手当の支給:減額分を補填する手当の支給。
・代替休日・特別休暇:休日の減少を補うための休暇提供。
・役職手当の増額:出向先での役職昇格による待遇改善。
これらの措置が十分でない場合、裁判例でも出向命令が無効と
された事例があります。
<実務での対応ポイント>
出向命令を適正に運用するためには、以下のポイントを押さ
えることが重要です。
1.就業規則の整備
出向に関する条件や手当を明確に規定し、労働者が事前に
内容を把握できるようにする。
2.不利益緩和措置の実施
出向に伴う負担を軽減するための具体策を講じる。
3. 労働者への丁寧な説明
出向の目的やメリット、不利益緩和措置を誠実に説明し、
納得を得る努力をする。
[中川のコメント]
労働条件が低下する出向命令は、労働者の生活やモチベー
ションに大きな影響を与える可能性があります。
企業としては、法的要件を満たした上で、労働者の不安を
払拭するための対応が求められます。適正な対応を通じて、
出向が労働者と企業双方にとって実りあるものとなるよう
努めましょう。
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編集後記
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職場で輝く「できる人」になるには?
アイデアは知識と経験から
優れたアイデアは、無から生まれるものではありません。
知識や経験の蓄積がその基盤となります。たとえば、
ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授のiPS細胞研究も、
先人たちの成果を活用して成し遂げられました。
ビジネスにおいても、幅広い情報収集と経験の積み重ねが、
新たな発想を生むカギとなります。
EQ(心の知能指数)の力
ビジネスの成功には、知性を測るIQだけでなく、EQ(心の
知能指数)も重要です。自己認識、自己統制、共感力など、
感情をコントロールし、人間関係を円滑にする能力がEQの
柱です。感情を正確に理解し、前向きな行動を促せる人は、
職場での信頼を得やすくなります。
(職場の心理学 齊藤 勇著 西東社刊より)
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ご注意
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