若手社員の「闇バイト」関与リスク ~知らぬ間に企業名が報道される前に~
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年5月14日 Vol.5959
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■障害に闘志を燃やす■
(続きは編集後記へ)
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若手社員の「闇バイト」関与リスク
~知らぬ間に企業名が報道される前に~
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Q:最近よく聞く「闇バイト」とは?
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A:
SNSなどで募集される高額報酬の「犯罪加担型の仕事」です。
現金回収や荷物の運搬をするだけで、詐欺の実行犯として
逮捕されるケースも多く、10〜20代を中心に急増中です。
会社員が副業感覚で関与する事例も報告されています。
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Q:中小企業にも関係ある話ですか?
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A:
十分に関係します。主なリスクは以下のとおりです。
・社員の逮捕とともに企業名が報道される
・社用PCやスマホ使用で業務関与と誤認される
・職場内の動揺や信頼喪失、退職の連鎖が起こる
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Q:企業として取るべき予防策は?
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A:
・副業の届出義務と違法行為禁止を就業規則に明記する
・SNSの危険性や情報モラルを定期的に啓発する
・若手社員の生活状況に、さりげなく関心を向ける
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【事例】
ある建設会社の20代社員Aさんは、SNSで見つけた
「簡単に稼げる副業」に応募。実態は詐欺グループの
荷物回収役で、逮捕時に勤務先も報道対象となった。
管理職は「副業の届け出制があれば気づけたかも」と話す。
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中川コメント
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「副業=自由」の時代とはいえ、企業にとっては
労務リスクをはらんでいます。特に若年層は、金銭的な
焦りや好奇心から、違法行為に巻き込まれる可能性も。
“知らなかった”では済まされない時代だからこそ、
社内ルールの整備と教育の継続が不可欠です。
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編集後記
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■障害に闘志を燃やす■
なにも行動しない人は、なにも欲しくなりません。
そんな人に用意された幸せを渡しても、病人のように
そっぽを向くだけです。音楽を聴くより演奏したい、
という人が多いのも同じです。困難の中にこそ面白さがあり、
障害が立ちはだかるたびに血が騒ぎ、挑戦心が湧き上がります。
もし簡単に手に入るなら、オリンピックのメダルなど
誰が欲しがるでしょうか。
出典:『アランの幸福論』(ディスカバー刊)
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