■契約社員を雇うとき、何に気をつければいい?■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年6月12日 Vol.5988
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「優柔不断は最悪」
(続きは編集後記へ)
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■契約社員を雇うとき、何に気をつければいい?■
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【Q】
契約社員を雇うとき、何に注意すればよいですか?
【A】
まず、「契約更新の有無」や「更新の基準」を
はっきりと定め、本人に説明しておくことが必須です。
加えて、正社員との待遇差がある場合は、その理由も
説明できるようにしておきましょう。
【Q】
説明しないと、どんな問題が起こりますか?
【A】
たとえばある会社では、「次も更新すると思っていた」
と契約社員から言われ、更新を断ったところトラブルに。
更新の条件が明文化されていなかったため、本人に誤解
を与えてしまったのです。
【Q】
フルタイムで働く契約社員は注意が必要と聞きました。
【A】
はい。週5日勤務、1年以上の契約更新など、一定条件を
満たすと「通常の労働者」とみなされ、説明責任が重く
なります。正社員との待遇差が問われる可能性もあります。
【Q】
まず何から始めればいいですか?
【A】
雇用契約書に「更新の有無」「判断基準」「待遇差の説明」
があるかをチェックしてみましょう。もし不安がある場合は、
一度見直しをして、担当者間でルールを共有しておくことを
おすすめします。
まずはできるところから、着実に整備していきましょう。
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編集後記
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「優柔不断は最悪」
「優柔不断はすべての不道徳の中で最悪である」
これはデカルトの言葉。哲学者らしい極端な意見
に思えるかもしれませんが、深く考えさせられま
す。人間の感情にはあらゆる種類がありますが、
それが人に与える影響を左右するのは、最終的に
「意思決定」の力。どんなに正しい情報があって
も、判断できずに迷い続ける状態こそが最も有害
だというのです。たとえ失敗する決断でも、動く
ことに意味がある。現代のビジネスにも通じる示
唆かもしれません。
出典:『アランの幸福論』(ディスカバー刊)
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