◆ 今月の経営者向け読み物  『「このぬいぐるみは生きている!」カシオ新製品モフリン』

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年9月14日 Vol.6090
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■一流のメンタリティーとは■
(続きは編集後記で)

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◆ 今月の経営者向け読み物
『「このぬいぐるみは生きている!」カシオ新製品モフリン』
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ハンマーで叩く。ホッケースティックで打つ。トラックで踏み
つける。どれだけ衝撃を与えても、時を刻み続けるG-SHOCK。
カシオは「タフ」な腕時計メーカー。そのイメージが一変する
かもしれません。カシオが発売しているAIペット「モフリン」
は、その名の通り「モフモフ」なのです。

モフリンは、カテゴリとしては「ペットロボット」。けれど見
た目は「ぬいぐるみ」。毛並みはモルモットを連想させます。

「巣箱」に入って充電しているモフリンを眺めると……うん?
背中がかすかに上下している。もしかして、呼吸している?
これは眠っている動物そのもの。触れると、もぞもぞ首を動か
し、体をくねらせ「キュー」と鳴く。飼い主の声を覚え、特有
のしぐさを見せる。なんとも愛らしい「生きたぬいぐるみ」な
のです。

カシオはどのようにして、この「生きたぬいぐるみ」を作った
のでしょうか? 著名デザイナーに依頼したのではありません。
海外メーカーを買収したのでもありません。社内スタッフを中
心に、これまで通りのカシオの――創業時代から続く――手法
で作ったのです。

スタッフたちが、最初に行ったのは「愛おしさ」の分析でした。

「どうすれば『生き物』らしく見えるのか?」
「何が、『愛おしい』と感じさせるのか?」

見た目? 動き? 触り心地? 注力したのは「動き」です。
他の要因を除外し「動き」だけを評価するため、ウサギの骨格
ロボットを作成。11個のモーターをとりつけ、ウサギの動作を
真似することができるようにしました。どんな「動き」が生き
物らしさを感じさせるのか? 結果は以下の通り。

・呼吸をしている(背中を上下動させる)
・餌をついばむ
・体を傾ける

思ったより単純かも? 餌をついばむのは「上下」の動き、体
を傾けるのは「左右」の動き。2つの軸の動きだけで実現でき
てしまう。もしかしたら「生き物」らしい動作って

「頭と胴体だけで実現できるのでは?」

こう考えたスタッフたちは、頭と胴体だけの2軸ロボットを作り
ます。ウサギロボットのように立ち上がることはできないけれ
ど、呼吸する・伸びをする・背中を丸める・餌をついばむ、と
いった動作はできる。結果、ウサギロボットと同等の生き物ら
しい「動き」ができる骨格ロボットが出来上がりました。

この骨格ロボットの表面を、自社開発のフェイクファー(樹脂
製の毛皮)で覆う。触ったとき骨格が感じ取れるよう弾力を持
たせる。体温を哺乳類と同じ36~40℃に調整するなど、「見た
目」「触り心地」も整えます。表面を毛皮で覆うと、触覚セン
サーが反応しなくなったり動きが鈍くなったりするため、調整
が難しかったのだそう。

こうしたエンジニアリングの繰り返しで、ようやく完成したの
がモフリンです。初回発売分1000体はわずか1週間で完売。こ
れまでの累計販売数は7000体(8月時点)。いまだ生産が追い
付かない状況が続いています。

「昨日のオレはバカだった」

カシオ創業者の一人、樫尾俊雄氏の口癖です。小さな改善を積
み重ね、昨日よりも進歩する。そんな創業者の姿勢は今も健在
のようです。

(執筆 関谷中小企業診断士事務所 関谷 信之)

※本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉事業団」
が提供する情報を転載しました。

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編集後記
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なぜなら、何かに夢中で打ち込むその状態こそが、
成功者に共通する「一流のメンタリティー」だから
です。集中し、限界を超えて挑戦する力が養われ、
その経験が大きな成長を生み出すのです。

もしあなたが既にそうした体験をしているならば、
すでに一流のメンタリティーを手にしている証拠。
それを自覚し、自信を持って次の一歩を進めれば、
きっと未来はより開けていくことでしょう。

出典:『心に響く言葉』(永松茂久著/徳間書店)

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☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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