■「段」と「級」なぜ進み方が逆なのか?■
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「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年9月22日 Vol.6098
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■赤と紅のちがい■
(続きは編集後記で)
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■「段」と「級」なぜ進み方が逆なのか?■
柔道や剣道では「初段・二段」と数字が上がるほ
ど強さを示します。一方、英検や漢字検定では「
5級・4級・3級」と数字が下がるほど難しくなって
いきます。
なぜ逆なのか。実は「級」は初心者を段階的に評
価する仕組みで、数字を減らすことで上達を実感
しやすくしています。一方「段」は熟練の証で、
段数が増えるほど高度な技を示すのです。
つまり、級は入門の階段、段は達人の階段。数字
の進み方ひとつにも、学びを支える知恵が込めら
れているのです。
これは社員教育にも通じます。製造現場を例にす
ると、新人はまず「級」として、マニュアル通り
に製品を検査する段階から始めます。次の「段」
では、不良の原因を考えたり、改善提案を出すな
ど、一歩踏み込んだ役割を担います。
「級」では正確に繰り返すことを重視し、「段」
では考えて行動する力を磨く。この流れを意識す
れば、社員は成長を実感でき、現場全体の力が底
上げされます。
人材育成も「級から段へ」と一歩ずつ。小さな目
標を設定し、社員が自信を積み重ねられる仕組み
を作ることから始めてみましょう。
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編集後記
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■赤と紅のちがい■
運動会といえば「赤組・白組」。この組分けは、
源平合戦で源氏が白旗、平氏が赤旗を掲げたこと
に由来しています。
ただし、歌合戦や紅白まんじゅうでは「紅白」と
書きます。「あか」を表す時、日本では「赤」と
「紅」が使い分けられているのです。
「紅」は色を表す場面でよく使われます。紅葉や
紅茶、紅顔、紅一点などがその例です。一方で、
「赤」には「あらわ」「何もない」という意味も
あり、「赤の他人」「真っ赤な噓」「赤貧」など
の言葉が生まれました。
ちなみに運動会で使われる赤白帽子は、昭和30年
代に喜劇人・柳家金語楼氏が考案したもの。消し
ゴム付き鉛筆の発明でも知られる方でした。
身近な「赤」と「紅」にも、歴史や文化の奥深い
物語が隠れているのですね。
出典:日経新聞R7.9.20 阿辻哲次著
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