■会社の飲み会は労働時間になる?■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年9月24日 Vol.6100
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■日本最古の貨幣「和同開珎」の誕生■
(続きは編集後記で)

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■会社の飲み会は労働時間になる?■

「会社の飲み会って労働時間ですか?」
社員からこんな質問を受けたら、返答に
困る方も多いのではないでしょうか。

実は、参加が自由か強制かで大きく結論が
変わります。自由参加なら労働時間ではな
く、強制参加なら労働時間とみなされます。

例えばある会社では、欠席理由をしつこく
聞かれる雰囲気があり、社員は断れずに参
加していました。この場合、黙示の指示が
あったとされ、労働時間に該当すると判断
されました。

また、営業社員が上司の命令で取引先との
飲み会に参加するケースも、業務命令下で
あるため労働時間に含まれます。逆に「行
ってみないか?」程度の誘いで、自発的に
参加するなら労働時間ではありません。

中小企業にとって飲み会は大切な交流の場
ですが、無意識の強制が残業代トラブルを
招く恐れがあります。

「自由参加」であることを明確に伝え、評
価に影響しない姿勢を示すことが大切です。

まずは、就業規則や社内の案内文に「参加
は任意」と明記して、トラブルの芽を摘み
ましょう。小さな配慮が大きな安心につな
がります。

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行動を促す一言:
飲み会案内の文面を一度見直して、「参加
は任意」と書かれているか確認してみまし
ょう。

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編集後記
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■日本最古の貨幣「和同開珎」の誕生■

日本で最初に広く流通した貨幣は、和同開珎と
呼ばれています。発行は西暦708年とされ、奈
良時代の国家事業でした。

その前には銀銭や無銭銭と呼ばれる試みもあり
ましたが、安定した貨幣制度には至らなかった
ようです。

和同開珎の発行は、唐の律令制度を手本にした
中央集権体制を支える重要な仕組みでした。銅
の供給や流通の整備も課題だったといわれます。

発行当初は貨幣価値が安定せず、やがて米など
の物納が主流に戻りますが、日本における本格
的な貨幣制度の第一歩となったのです。

出典:『賃金の日本史』(高島正憲著/吉川弘文館)

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