■アルバイトの雇用保険　入れるか入れないかの境目■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る！

発行責任者：有限会社中川式賃金研究所　中川清徳
2025年12月9日　Vol.6176
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■欲を磨くと志になるという話■
（続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ）

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■アルバイトの雇用保険　入れるか入れないかの境目■

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現場では「週にどれくらい働けば雇用保険に入れるのか」
迷うことがありますよね。特に短時間のスタッフが多いと、
判断に悩む場面は少なくありません。

ある会社でも、週の勤務時間が少し足りない従業員がおり、
加入させるべきかどうかで総務の方が不安を抱えていました。
後から「本当は加入させるべきだった」と気付くと、会社も
従業員も困ってしまいます。

雇用保険では、週の所定労働時間が二十時間以上あり、
三十一日以上働く見込みがある場合に加入が必要となります。
特に「今は少ないけれど、来月から時間が増える予定」という
ケースは見落としやすいので注意したいところです。

不安なときは、勤務実績だけでなく今後の予定も含めて、
一度整理してみると判断しやすくなりますよ。

今日から、自社の働き方と照らし合わせて確認してみませんか。

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【本からの気づきメモ】
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■欲を磨くと志になるという話■

人は周りを良くしたいという高い志を持つと、自然と協力者が
集まるといわれます。そんな志の原動力には、実は素朴な欲が
関係していると考えられています。例えば二十代や三十代では
金を稼ぎたい、良い立場を手にしたいという気持ちが強く出る
ものです。ところが四十歳を過ぎる頃になると、自分のためと
いうより、周囲の人を助けたいという思いに変わることがある
といわれます。そのとき人は、迷いなく動けるようになるとも
語られています。若い頃に抱いた欲がやがて磨かれ、誰かの役
に立ちたいという志へと姿を変える。そんな過程を経ることで
人は大きな力を発揮できるようになるのかもしれません。

出典：『すぐ動くのはやめなさい』（佐々木常夫著/青春出版社）

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