■工場での「思わぬケガ」 本当に労災にあたるのか■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る！
発行責任者：有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年12月13日 Vol.6180
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■従業員役員の処遇を迷わず決めるための実務ポイント■
https://nakagawa-consul.com/seminar/138_web.html
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■冷凍コロッケを安全に揚げるコツ■
（続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ）
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■工場での「思わぬケガ」 本当に労災にあたるのか■
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現場では、「従業員が突然ケガをした」と相談を
受けることがありますよね。仕事中の出来事なら
労災と思いたくなりますが、会社として判断に困る
ケースも少なくありません。
ある工場でも、従業員から「同僚に尾骨を蹴られて
骨折した」との申告がありました。ところが、加害者
とされた同僚も、目撃したとされる社員も「心当た
りがない」と口をそろえ、事実関係があいまいなまま
時間だけが過ぎていきました。
その後、本人は病院で尾骨骨折と診断されましたが、
労災として認められるには「業務中にその事実が
あった」と証明される必要があります。しかし、会社
への最初の報告でも蹴られた話は出ず、警察の調査
でも「証拠不十分」とされました。
審査会の判断は明確で、「ケガを負った状況そのもの
が確認できない以上、業務上の災害とは認められない」
というものでした。労災は、ケガの内容だけでなく
「どのようにそのケガが起きたか」が非常に重要だと
改めて感じさせられる事例です。
もし現場で似た状況が起きたら、まずは早期の事実
確認が鍵になります。小さな違和感でも、早めに整理
しておくことで後の判断がぐっと楽になりますよ。
今日から身近なケースでも、まずは状況確認を始めて
みませんか。
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【本からの気づきメモ】
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■冷凍コロッケを安全に揚げるコツ■
お弁当にも夕食にも人気のコロッケですが、冷凍のまま揚げると
油がはねて驚くことがあります。これは凍った水分が急に温められ
蒸気となって油を押し上げるためで、油が熱くなってから素材を
入れるという揚げ物の常識が裏目に出てしまうのです。油とコロッ
ケの温度差を小さくするため、まず鍋に冷たい油を入れてから冷凍
コロッケを静かに並べます。そこへ弱めの火でじっくりと温度を
上げていくと、油の飛び散りを抑えながら揚げることができます。
油温が上がる頃にはコロッケが浮かび上がり、ほどよい色になれば
衣はサクッと中はほくほくに仕上がります。これなら油のはねから
逃げ回る必要もなく、安全においしく揚げられる方法です。
出典：『食卓知識のウソ217』（竹内均著 同文書院刊）
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