■保険料率が下がる予定 期待しすぎない整理が大切■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年12月27日 Vol.6194
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■従業員役員の処遇を迷わず決めるための実務ポイント■

・役員報酬と賞与の適切なバランス
・退職慰労金をめぐるトラブル事例
・執行役員と取締役の違いと選び方
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■電話では名乗り方で印象が決まる■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
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■保険料率が下がる予定 期待しすぎない整理が大切■

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賃上げをしても、
「思ったほど手取りが増えない」
そんな声、現場でよく聞きますよね。
社会保険料の負担が重く、
会社も従業員も、
実感がわきにくいのが正直なところです。
今回、健康保険料率を
0.1%下げる方針が決まりました。
ただし、実際に下がるのは来年度からです。
今すぐ保険料が減る、
という話ではありません。
ここは整理して伝えたい点です。
では、金額面の影響はどうでしょうか。
例えば、標準報酬月額が
30万円の従業員の場合。
保険料は月300円下がる計算です。
会社と従業員で折半なので、
会社負担は月150円。
従業員負担も月150円です。
年間では、
会社は1人あたり1,800円。
従業員も同じ1,800円。
正直に言えば、
労使ともに大きなインパクトが
ある金額ではありません。
人数が20人でも、
会社全体で年間36,000円。
経営判断を左右する水準ではないですね。
それでも意味があるとすれば、
「制度が少し動いた」という事実です。
賃上げをしても
保険料で手取りが削られる、
その流れが、わずかでも
緩む可能性があるという点です。
ただし、この引き下げは
賃金が上がり続ける前提の話。
将来また上がる可能性もあります。
だからこそ、
「今後、こういう動きがある」
と事実として淡々と伝える。
それくらいがちょうどよさそうです。
過度に期待させず、
制度の流れを共有する。
その姿勢が、信頼につながりますよ。
次の給与説明の場で、
一度、触れてみませんか。
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■電話では名乗り方で印象が決まる■
電話をかけたとき、
「もしもし、山田ですが」と
名乗った経験、ありますよね。
実はこの名乗り方、
少し違和感を持たれやすい
とされています。
電話口では相手が
誰と話しているのかを
一瞬で判断できません。
そのため、
「山田です」よりも
「山田と申します」と
名乗るほうが自然です。
これは丁寧だから、
という理由だけではありません。
電話では顔が見えず、
関係性もまだ確定していないため、
まず自分の名前を
はっきり伝える必要があります。
特に初めての相手や
仕事の電話では、
この差が印象に表れます。
一方で、
すでに親しい相手なら
多少くだけた名乗り方でも
問題になることは少なめです。
電話に出た人との関係性に応じて、
名乗り方を使い分けることが、
円滑なやり取りにつながります。
ほんの一言の違いですが、
電話では大切なポイントです。
出典:『間違いことばの本』(講談社)
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