■固定残業代「払っているのに未払い?」の落とし穴■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年4月3日 Vol.6290
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■現場で迷わないためのハラスメント整理講座■
指導や注意が「これでいいのか」と不安になる場面、ありますよね。
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■原因は自分の中にあるという考え方■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
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■固定残業代「払っているのに未払い?」の落とし穴■
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「固定残業代を導入しているのに、
未払いと言われたらどうしよう…」
そんな不安を感じたことはありませんか?
実は、きちんと支払っているつもりでも、
後から問題になるケースは少なくありません。
これは多くの会社でよくある悩みです。
固定残業代は、
毎月一定の残業代をあらかじめ支払う仕組みです。
管理がしやすく、
社員側も収入の見通しが立てやすい。
とても便利な制度ですよね。
しかし一方で、
「制度の作り方」と「運用」によっては
思わぬリスクを抱えることがあります。
ここで一度、整理してみましょう。
Q.固定残業代は多めに払っていれば安心ですか?
A.金額の多さだけでは判断できません。
重要なのは、
「何の対価として支払っているか」が
明確になっているかどうかです。
いくら多く払っていても、
残業の対価と説明できなければ
評価が変わることがあります。
Q.給与明細に手当を書いていれば大丈夫ですか?
A.表示だけでなく、中身が問われます。
「何時間分の残業か」
「どのように計算したか」
これが説明できる状態かどうかが
大切なポイントになります。
実はここで迷う会社がとても多いのです。
Q.基本給とのバランスは関係ありますか?
A.大いに関係してきます。
基本給が低く、
手当で調整している場合、
その手当が残業代ではなく、
通常の賃金と判断されることもあります。
ここで、よくあるケースを一つご紹介します。
ある会社では、
基本給を低めに設定し、
手当を厚くしていました。
会社としては、
「しっかり払っている」という認識です。
しかし、後から見直されると、
その手当の一部が
残業の対価とは認められませんでした。
結果として、
追加の支払いが必要になりました。
このようなズレは、
意外と起きやすいものです。
――ワンポイントアドバイス――
固定残業代は
「金額」ではなく
「説明できるか」で見直しましょう。
・何時間分なのか
・どう計算しているのか
この2つが整理されているか、
一度確認してみてください。
固定残業代は、
決して悪い制度ではありません。
むしろ、うまく使えば
会社にも社員にもメリットがあります。
ただし、
「なんとなく作った制度」のままでは
リスクが残ります。
長時間労働への関心が高まる中で、
見られるポイントも厳しくなっています。
だからこそ今一度、
「この手当はきちんと説明できるか?」
という視点で
見直してみることが大切です。
少し立ち止まって、
自社の制度を見直してみませんか。
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■労務の迷いをその都度整理できる安心感■
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判断に迷う場面も、落ち着いて一つずつ確認できます。
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【本からの気づきメモ】
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■原因は自分の中にあるという考え方■
今の自分の状態は、これまでの思考や
行動の積み重ねでできているといわれます。
人は環境や他人のせいにしがちですが、
実は日々の選択が未来を形づくっています。
成功している人ほど、現状を受け止め、
自分の内側に原因を見つけようとします。
その積み重ねが、新しい行動を生み、
結果として現実を少しずつ変えていきます。
どんな状況でも、考え方を変えることで、
未来の方向性は変わっていくものです。
今の出来事も、これまでの自分の延長線上に
あると考えると、見え方が変わります。
そしてこれから先は、今この瞬間の選択が
新しい現実をつくっていきます。
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免責事項
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大企業20年、中小企業13年、人事労務担当一筋で現場をはいずりまわった経験を活かし、中小企業の経営者、管理者のための人事労務管理について、すぐに役立つピカイチ…

