■半日年休と時間単位年休、どう違う?■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年10月9日 Vol.6115
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■コーヒーを飲みすぎてはいけない理由■
(続きは編集後記で)
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■半日年休と時間単位年休、どう違う?■
「午前休・午後休をやめて、時間単位で年休を取れ
るようにしたい」──そんな声を耳にすることが増
えています。背景には、「午後休ばかり取られて仕
事の調整が大変」「時間に応じて公平に管理したい」
という思いがあるようです。
ある会社では、午前が3時間、午後が5時間という勤
務時間でした。午後休ばかり希望する社員が多く、
結果的に午後休を取った社員の方が長く休める形に。
会社は公平を保つため、制度を見直しました。
ここで気をつけたいのが、「半日年休」と「時間単
位年休」の違いです。半日年休は法律上の制度では
なく、通達で「労使が合意すれば認められる」形で
運用されています。したがって、会社が制度を設け
る限り、取得回数に上限はありません。
一方で、時間単位年休は法律(労基法第39条第4項)
に基づく制度で、**年5日分(例:40時間)まで**と
いう上限が決まっています。この範囲を超えて時間
単位で与えることはできません。導入する際は、労
使協定を結び、単位時間や上限を明記することが必
要です。
便利な時間単位年休ですが、1日単位の取得義務(年
5日分)にはカウントされない点にも注意が必要です。
そのため、制度導入後は「1日休を確保する運用」も
合わせて検討しておくと安心です。
制度を変えるときは、社員に丁寧に説明し、理解を
得ながら進めることが大切です。まずは、自社の就
業規則と運用実態を照らし合わせ、改善の第一歩を
踏み出してみましょう。
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編集後記
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■コーヒーを飲みすぎてはいけない理由■
コーヒーは、ほどほどなら心を落ち着かせる「癒し」
になりますが、飲みすぎると危険です。
その理由は、コーヒーに含まれるカフェイン。
カフェインの致死量はおよそ10グラムで、コーヒー
1杯に含まれるのは約0.1グラムほど。つまり、短時
間に100杯分を飲むと命に関わる量に達してしまい
ます。
もちろん、4~5杯程度であれば問題ありませんが、
寝不足のまま仕事を続けたり、会議の合間に何杯も
飲む習慣がつくと、知らぬ間に体に負担をかけてい
るかもしれません。
コーヒーは「1杯なら薬、過ぎれば毒」。
忙しい日こそ、カフェインとの付き合い方を少し見
直してみましょう。
出典:『話題のツボをおさえる本』
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☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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