【社員旅行】非課税限度はいくらか?
◆─────────────────────────────────◆
■ 退職金制度の見直し方セミナー
【東京開催】 平成24年7月26日(木)13時30分~16時30分
◆─────────────────────────────────◆
退職金制度は、こんな方法があったのか!と思わずヒザを打ちます。
厚生年金基金問題も解説、対応策を提案します。
詳しくは(セミナー申し込みもできます)
↓
→ http://www.nakagawa-consul.com/seminar/004.html
☆★☆―――――――――――――――――――――――――─―――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年9月3日号 VOL.1243
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ワインをおいしく飲むためにグラスに施されたひと工夫とは?
(続きは編集後記で)
◆────────────────────────────────◆
【社員旅行】非課税限度はいくらか?
◆────────────────────────────────◆
中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
当社は創立20周年になります。
中川:おめでとうございます。
社長:記念として社員旅行を海外でしたいと思います。
結構な金額になるのですが、気をつけることはありますか?
中川:会社で全額負担ですか?
社長:そのつもりです。
中川:であれば、社員は所得税が課税される可能性があります。
社長:国内の社員旅行ではそんな問題がありませんでしたが。
中川:社員旅行のために社員が積み立てをしているのですか?
社長:はい、税理士からの指導です。
ある程度本人も負担しなければ所得税がかかるからと。
中川:そうですね。本人負担がある程度あれば所得税はかかりません。
それは海外でも同様です。
社長:どの程度の負担ならよいのでしょうか?
中川:参考になる資料があります。
海外へ社員旅行を実施した企業の1人当たりの費用と負担額の
平均です。
平成11年 平均費用 112,421円
会社負担額 69,089円
会社負担割合 61.5%
社長:意外に少ないですね。
中川:この数字を参考に税理士に相談してください。
社長:わかりました。
ところで先ほどの平均の資料はどこで作成したのですか?
中川:公官庁及び民間企業の依頼を受けて会員企業にアンケートを
取ったものです。
実は社員旅行の費用はいくらが適切かを裁判所が判断する
ためにこの資料を使ったのです。
社長:といいますと?
中川:国内の社員旅行で1人当たり24万円くらいかかった費用は
高額すぎると言うことで国税が課税所得をしました。
それに不服として会社が裁判を起こしました。
結果的には海外の社員旅行でも費用が112千円程度なので
24万円は高額だから所得税を課すことは妥当としたのです。
社長:高額だとどうして課税するのですか?
中川:実質的に給料と同じだということです。
従業員の利益が大きすぎるからです。
社長:そうなですか。
税理士と相談します。
(中川コメント)
社員旅行は全額会社負担の場合は所得税がかかる可能性があります。
自己負担をある程度させましょう。
どの程度までなら課税されないかは税理士と相談してください。
今日はここまで。では、またあした。
◆─────────────────────────────────◆
ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
◆─────────────────────────────────◆
ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
→ http://form.mag2.com/niaslaisea
ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。
→ http://form.mag2.com/stewiobour
◆─────────────────────────────────◆
【CD】 「社長用 1位作りの営業戦略」 製作 竹田陽一
◆─────────────────────────────────◆
業績を良くするには自分の会社の規模に合った、全社的営業方法の営業戦略
が必要になります。
いきあたりばったりの営業はやめましょう。
→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/cd-05.html
◆─────────────────────────────────◆
編集後記
◆─────────────────────────────────◆
ワインをおいしく飲むためにグラスに施されたひと工夫とは?
ワイングラスの脚がスラリと長いのは、ワインをおいしく飲むための
工夫といえる。
ワインの適温は、赤ワインは14~18度、白ワインは10度前後とされる。
ところが、最初はその状態でも、飲む人が手でグラスを持つと、体温で
ワインの温度が上がり、ワインの昧を台無しにしかねない。
そこで、できるだけワインに体温が伝わらないように、脚が長いグラ
スが考案された。脚の下のほうを持てば、ワインに体温が伝わりにくい
というわけだ。もちろん、飲むときは、できるだけ脚の下のほうを持
つのが望ましい。
(話題のツボをおさえる本より)
では、また明日お会いしましょう!!
◆─────────────────────────────────◆
ご注意
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。
◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
◆─────────────────────────────────◆