【今月の経営格言】トーマス・アルヴァ・エジソン(発明家)

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心ない一言が善良な行為をさまたげる
(続きは編集後記で)
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 【今月の経営格言】トーマス・アルヴァ・エジソン(発明家)
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◆今月の経営格言
 『もっともらしい考えの中に、新しい問題の解決の糸口はない』
   トーマス・アルヴァ・エジソン(発明家) 
  出所:「エジソンの言葉 ヒラメキのつくりかた」
           (大和書房)
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冒頭の言葉は、
「既成概念にとらわれない新しい考えだけが、新しい問題を解決
  することができる」
ということを表しています。
エジソン氏は、生涯で数多くの画期的な発明をしましたが、それ
らはいずれも「既成概念にとらわれない新しい考え」から生まれ
ています。
1878年、英国の物理学者J・W・スワン氏によって白熱電球が発明
され、翌1879年にエジソン氏がその実用化に成功しました。この
成功も、エジソン氏の既成概念にとらわれない新しい考えから
生まれたものです。
当初、エジソン氏は白熱電球のフィラメント(電球を発光させる
細い糸状の芯)に白金(プラチナ)を使用していました。しかし、
白金製のフィラメントは、何度実験を重ねても熱ですぐに溶けて
しまい、しかも非常に高価であったため実用化には向きません
でした。
新しいフィラメントの材料を模索していたあるとき、エジソン氏
は、白金のような金属ではなく、炭化させた繊維をフィラメント
の材料として用いることを思い付きました。早速、実験してみると、
予想した以上のよい結果が得られました。そこで、さらに実験を
重ね、苦心の末に炭化させた木綿糸製のフィラメントを長時間
点灯させることに成功したのです。
その後も、エジソン氏は糸や木の皮、紙などありとあらゆる材料
を使用して実験を行いました。その結果、最も長時間の点灯に
耐えられたのは、日本の京都産の竹を炭化させたフィラメント
でした。こうして、エジソン氏の白熱電球のフィラメントには
竹が採用され、竹製のフィラメントは、後にタングステン製
フィラメントが発明されるまで、多くの家庭や商店などで明かり
を灯し続けました。
エジソン氏は、20世紀を代表する天才的な発明家でしたが、必ず
しもすべての研究が 順調に進んだわけではありません。前述の
白熱電球の実用化においても、フィラメント材料として木綿や
木材など世界のあらゆる国々からさまざまな種類の材料を集めて
試しましたが、いずれもフィラメントとしては適さず、失敗に
終わりました。こうした失敗について、エジソン氏は次のように
述べています。
「失敗が重なったときは出発点に戻る勇気をもて」
白金を用いたフィラメントの実験は失敗の連続で、エジソン氏
は支持者たちから厳しい批判を受けました。こうした中、エジ
ソン氏は失敗の原因を丹念に調べ、白金がフィラメントに適さ
ないことに気付くと、それまでの研究をすべてやめて、すぐさま
別の素材を用いた実験に取りかかりました。そして、そこから
再び気が遠くなるような回数の実験を重ね、ついに実用化に成功
したのです。
新しい考えには失敗がつきものです。しかし、新しい問題は
新しい考えによってしか解決できません。失敗しても諦めず、
新しい考えを貫くことこそが成功につながるのです。
【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本稿
で記載している内容は作成および更新時点で明らかになっている
情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当性を
担保するものではありません。また、本文中では内容に即した
肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的と思わ
れるもののみを記載し、全てを網羅したものではありません。
【経歴】
トーマス・アルヴァ・エジソン(1847~1931)。米国生まれ。
1855年、小学校中退。 1876年、メンロパーク研究室設立。
1878 年、エジソン電灯会社(現General Electric社)設立。
【参考文献】
「エジソンの言葉  ヒラメキのつくりかた」
  (浜田和幸、大和書房、2003年12月)
「エジソン20世紀を発明した男」
 (ニール・ボールドウィン(著)、椿正晴(訳)、三田出版会、1997年4月)
(中川コメント)
 本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉事業団」が
提供するビジネスリポートの記事を転載しました。
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    編集後記      
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心ない一言が善良な行為をさまたげる
ある日のこと、引っ越しの荷物を運ぶ荷車が、人手が足りないために
坂道を登るのに苦労しているのを目撃したことがある。
そのとき、ちょうど坂道の下のほうから二人の学生がやって来た。そ
のうちの一人は荷車の後押しをし始めた。すると、それを見ていたもう
一人の学生が、「偽善はよせよ」と冷笑した。そのため、荷車を後押し
していた学生は急に手を引いて逃げ出してしまった。
突然、学生が手を引いたため、荷車は後ずさりして一時危険な状態に
なったのだが、幸いにも、あとから来た人が助けてくれたので大丈夫だっ
た。
世の中にはこれに類したことが非常に多いように思う。力を貸そうと
した一人の学生の中に善良な心が生まれ、せっかく善良な行動に結びつ
いたにもかかわらず、連れの心ない剋殺的な一言によって妨害されてし
まったのだ。
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