【事業承継対策】自社株の分散は怖い

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2018年8月30日号   VOL.3720
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「人間は痛い目に遭わなければ、人の痛みはわからない」
加山雄三
(続きは編集後記で)
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    【事業承継対策】自社株の分散は怖い
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   以前、先生に紹介された「少数株主(幻冬舎発刊)」という
   小説を読みました。
中川:弁護士が自社株の分散リスクをテーマに書いた小説でしたね。
   オーナー会社の少数株主がクーデターを起こしたストーリーで。
   それでいかがでしたか?
社長:はい、他人事では済まされない気がしました。
中川:そうですか。
   社長の会社の株はどなたがお持ちですか?
   
社長:はい、先代から私が80%、弟が20%相続しました。
中川:そうですか。社長のご兄弟は別の仕事をしているんでしたよね。
社長:はい、弟は商社に勤めています。
   弟が会社経営のことに口をはさんでくることはありません。  
中川:でも今後はわからないと・・・?
社長:はい、弟が死んだ後は、弟の妻で義理の妹がその株を相続する
   ことになると思います。 
   現在、義理の妹と私が不仲であるというわけではないのですが。
      
中川:相続をきっかけに兄弟や親戚同士で争い事が起こるなんて事も
   珍しいことではないようですね。
社長:はい、先々のことを考えて今のうちに弟から買い取っておいた
   方が良いかと。
中川:そうですね。
社長:それと、私の後継者は長男と決めていますが、次男と長女に
   残してやれるめぼしい財産がありません。
中川:そうですか・・。
社長:公平な財産の承継を考えると、自社株を次男と長女にも承継
   させなければなりません・・・。
中川:しかし、後継者以外に自社株を承継させると、後々会社経営に
   支障をきたすかもしれないと不安なわけですね。
社長:そうなんです。
中川:弊社では、自社株の分散防止と公平な相続をテーマにしたセミナー
   を開催していますので、ご参加してみてはいかがですか?
社長:自社株の分散を防いで、公平な相続ができるのですか?
中川:はい、種類株式や民事信託の活用により実現できる場合があります。
社長:最近、種類株式や民事信託の本は書店などでも目にしますね。
中川:ご参加をお待ちしています。
(中川コメント)
 下記のセミナーが参考になります。
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   「自社株の分散防止対策と代償分割」セミナー
    【東京】 平成30年10月25日(木)13時30分~16時
       http://nakagawa-consul.com/seminar/092.html
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会社法を活用した様々な自社株の分散防止対策を解説します。
自社株をめぐる「争族」問題を公平な分割(代償分割)により予防する
方法をお伝えいたします。
※当セミナーは、主にオーナー会社(会社法上の非公開会社)様向けの
内容となっております。
講師:プルデンシャル生命保険(株)多摩支社 
ライフプランナー濱田勝則
    【国家資格等】 
社会保険労務士(神奈川県社会保険労務士会登録)
      1級ファイナンシャル・プランニング技能士
      1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
M&Aシニアエキスパート
                                                                                   
詳しくは(セミナー申し込みもできます)
↓ 
→ http://nakagawa-consul.com/seminar/092.html
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    編集後記      
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「金の言葉・銀の言葉」
「人間は痛い目に遭わなければ、人の痛みはわからない」
加山雄三
加山雄三さんは、人気絶頂期に父親の借金を背負います。見栄も外聞も
かなぐり捨てて、キャバレーやクラブのどさ回りをして、借金を完済
させます。
その後も、スキー事故に遭い、瀕死の重傷に。
それでも、リハビリを乗り越えて復活しました。
そんな加山さんの言葉ゆえに、重みがあります。
父親が大スターということで、映画デビュー当時はちやほやされ、自身も
世間の事は何もわからなかったと言います。
さて、さまざまな業界で活躍する人に会うと、必ず尋ねることがあります。
「苦労話」を聴かせてくださいと。
すると、多くの人は、夢中になって「あの頃は...」と語ってくれます。
そして、決まって言うセリフ。
「辛かったあの日があるから、今がある」と。
苦労は買ってでもせよ、とは言いますが、なかなか自ら苦労の道を選べる
ものではありません。
しかし、チャレンジする人には、苦労は付き物です。
まあ有頂天になっている人には、天が苦労を授けてくれますが。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
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