【定年退職】注意点は?

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    11月に鹿児島でセミナーを開催します      
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久しぶりに東京を離れてセミナーを開催します。
11月は鹿児島市内で開催します。
東京のセミナー参加をあきらめていらっしゃった方はご検討ください。
鹿児島市での次回の開催の予定はありません。

1.就業規則  →http://nakagawa-consul.com/000005.html
2.賞与制度  →http://nakagawa-consul.com/000003.html
3.退職金制度 →http://nakagawa-consul.com/000004.html
4.賃金制度  →http://nakagawa-consul.com/000002.html

 

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2011年10月2日号   VOL.914
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履歴書に性別欄がないのですね。

(続きは編集後記で)

 

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 【定年退職】注意点は?
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中川 こんにちは。

社長 こんにちは。
   読者から質問があるそうですね。

中川:はい、匿名希望さんからです。

(引用開始)
 いつも役に立つ情報を有難う御座います。
 団塊の世代が大量退職する時代ですが、弊社もそろそろ該当者が出ます。
 弊社の人事総務担当者は兼任なので、実務面で多少不安な部分もあります。
 たとえば退職者の健康保険等の手続きで、退職者に認められている権利等が
 きちんと伝えられればいいのですが、漏れが有ってはならないと思います。
 つきましては、機会があれば、『退職者を送り出すときの諸注意点』を紙面
 でご教示頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
(引用終わり)

社長:どうですか?

中川:漠然としていて何を期待されているのか不明ですが、
   推測しながら回答します。
   漏れがないようにとのことですが、漏れがないように項目を羅列すると
   膨大な量になります。
   それはこのメルマガの範囲を超えますので本や役所で情報収集して
   ください。

   健康保険についてですが、任意継続をするかどうかを確認することです。

社長:任意継続と言いますと?

中川:会社を退職したら健康保険の被保険者になれませんが
   一定の期間は希望すれば被保険者になれるのです。

社長:へえ、それは案外知らないでしょうね。

中川:雇用保険関係では離職票の作成が欠かせません。
   また、60歳到達時賃金を職安に提出しなければなりません。

社長:年金は?

中川:匿名希望さんの会社の仕組みがどうなっているかによります。
   厚生年金はその仕組みを説明しておいた方がいいですね。

社長:退職金は?

中川:退職金は会社の仕組みですから会社のルールを説明することに
   なります。

社長:他には?

中川:いろいろありますが個別の話になります。
   一般的には述べたとおりです。
   なお、口頭で説明をしても覚えられないですから
   説明をするとともに書面で渡すことが親切です。

社長:書面が大切なのですね。

(中川コメント)

注意をしなければならないのは健康保険関係でしょう。
口頭で説明するだけでなく書面で明示しましょう。

貸与品、健康保険証などの回収を忘れないように。

今日はここまで。では、またあした。

 

 

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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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 ■ 60歳以上の賃金の決め方をほとんどの会社が間違っています
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60歳以降の賃金は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。

→ http://nakagawa-consul.com/000051.html

 

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    編集後記      
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履歴書に性別欄がないのですね。

匿名希望さんからメールをいただきました。

(引用開始)
「虚偽記載」で思い出しました。
ウェブから応募してきた人で、
面接をし、内定を出して、初出社をしてきた時、
「実は戸籍上は男性です」と言われました。
驚いて履歴書をいろいろ見たのですが、
「性別」欄がない履歴書でした。
性別を会社が誤解していたから雇用取り消しもできず、
愕然としたのを思い出しました。
ちなみにその人は数年後に部門の閉鎖時にやめてもらいました。
(引用終わり)

匿名さんの困った顔が浮かびます。
性別欄のない履歴書は要注意ですね。

では、また明日お会いしましょう!!

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