【賃金】本社と工場では所定労働時間が異なる
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年2月22日号 VOL.1057
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「そらまめ」の「そら」って、何?
(続きは編集後記で)
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【賃金】本社と工場では所定労働時間が異なる
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
Aさんを転勤させます。
それで困った問題があります。
中川:はい、なんでしょう?
社長:本社の所定労働時間は7時間30分です。
工場は8時間です。
Aさんは本社から工場への異動です。
所定労働時間が違うのですが、どうしたものですか?
中川:Aさんは7時間30分から8時間になったから長時間労働になったと
いうことですね。
それで、同じ賃金で良いかという質問ですね?
社長:そうです。
中川:就業規則を拝見します。
うーん、異動することがあると明記されていますね。
社長:はい、それで?
中川:であれば、本社から工場へ、工場から本社への異動が当然あるわけです。
だから、異動で損得があることは問題ありません。
社長:でも、Aさんは納得しないかも...。
中川:ところで、本社と工場の年間休日は何日ですか?
社長:えーと、本社が88日で、工場は105日です。
中川:ということは
年間所定労働時間は
本社は2080時間(=(365日-88日)×7.5時間)
工場は2080時間(=(365日-105日×8時間)
となりますよ。
社長:ああ、年間の労働時間はほぼ同じですね。
中川:であれば、異動によって本人が著しい不利益になることも
ありません。
Aさんに年間所定労働時間のことを説明すれば納得して
もらえるでしょう。
社長:そうか。
年間所定労働時間が同じであることがポイントですね。
中川:ピンポーン!
(中川コメント)
所定労働時間が異なる事業所への異動は就業規則に明記してあれば
それで問題ありません。
その場合、年間所定労働時間がほぼ同じであれば申し分ありません。
今日はここまで。では、またあした。
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編集後記
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「そらまめ」の「そら」って、何?
枝豆とともに酒飲みに愛される「そらまめ」。
漢字では「蚕豆」「空豆」と書く。「蚕豆」は、さやの形が蚕に似ている
ところから来ているが、読みとしてはムリがある。
一方、「空豆」は、そのまま読めるけれど、なぜ「空」なのかがわからな
い。
じつは、そらまめのさやは、上に直立するように伸びていく特徴がある。
空に向かって実るから「空豆」なのである。
同じような理由から「天豆」と表記するスーパーや居酒屋もある。こちら
は一種の「言葉のしゃれ」である。
(日本語のマル得雑学 知的生き方文庫より)
では、また明日お会いしましょう!!
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