【雑談】セクハラ被害と過剰必要な要求を繰り返す
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年3月28日号 VOL.1094
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去る者、残る者
(続きは編集後記で)
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【雑談】セクハラ被害と過剰必要な要求を繰り返す
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
何か話題はないですか?
中川:では、セクハラの事件をお話しします。
社長:どんな内容ですか?
中川:期間雇用のAさん(女性)が自己都合退職しました。
3週間後にAさんから社長宛に手紙が届きました。
その内容は総務部長のB氏から在職中にセクハラを受けたので
社長、常務、取締役、B氏、AさんとAさんの父親との
話し合いの場を設けて欲しいというものでした。
社長:で、応じたのですか?
中川:そうです。
当日はAさんとAさんの父親に加えて代理人と称してある団体の
C氏が来社してきました。
会社は常務と取締役で応対しました。
社長:社長とBさんは対応しなかったのですね?
中川:そうです。
それで、代理人のC氏が「当事者のBをこの場に呼ばないのは
隠しているのか」と質問し、常務が「公平な立場でまずは双方の
言い分を聞きたい」と回答したら代理人C氏が「公平ってなん
だ!あなたたちはBを叱責すべき立場なのに公平とはなんだ!
簡単に公平なんて言葉を使うな」と怒鳴りあげるなど終始、威圧
的な言動だったということです。
社長:うーん、困ったものですね。
で、どうなりましたか?
中川:結局、C氏の威圧的な言動に押された会社側は、B氏のセクハラ
行為の事実確認及びB氏への調査を行うことと、その結果を報告
することまで約束させられてしまいました。
社長:うーん。
中川:また、面談を終えて帰り際に常務はC氏から「なんだかんだこの会
社はあるようですから、話し合いですませたらどうですか。なんら
かのかたちで解決したらどうですか」といった思わせぶりなことを
耳打ちされたということです。
社長:で、調査したのですか?
中川:無記名のアンケートを取ったが確証は得られませんでした。
社長:それは良かったですね。
中川:しかし、C氏から再三電話があり、直接アンケートを開示すること、
アンケート回答者に直接話を聞きたいと要求するのです。
社長:執拗な要求をしたのですね。
で、どうしたのですか?
中川:C氏に送る内容証明郵便の文案を作成し、会社はアンケート結果の
開示は行わないこと及び職員に対するC氏の聴き取り調査をお断り
すること、さらには電話でのご連絡は控えていただき、今後は文書
で連絡をとってもらうように伝えました。
社長:ほう、なるほど。
で、どうなりましたか?
中川:ばったりと電話がなくなりました。
社長:それは良かったですね。
中川:その後も送り主不明の手紙や実在しない人物名でのメールが届くな
ど嫌がらせがありましたが、やがてなくなりました。
社長:そうですか。
参考になりますね。
中川:初めてのことで対応に苦慮したと思います。
面談の当初から毅然とした対応をしていればこれほど執拗な要求は
なかったと思います。
社長:そうですね。
(中川コメント)
本日の記事は「月刊社労士」2012年3月号の社会保険労務士村上宏史氏の
記事を参考にしました。
今日はここまで。では、またあした。
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監督署に聞くに聞けない問題の相談に乗ります
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解雇とか賃金の切り下げとか微妙な問題は、労働基準監督署に聞くわけに
もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?
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編集後記
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去る者、残る者
「あいつは破産したために友人の半数が去っていった」
「友情に厚いやつが半数はいたわけだ」
「おっと、それは考え方、が甘い。残った半数は彼が破産したのを知ら
ない連中さ」
(これが本当のジョーク世界一 より 天満龍行編著 アカデミー出版)
では、また明日お会いしましょう!!
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