【人件費削減】定着率をよくする

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年4月4日号   VOL.1092
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「目白押し」の言葉の由来は?

(続きは編集後記で)

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 【人件費削減】定着率をよくする
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   また、退職しました。
   当社は定着が悪いような気がします。

中川:平均勤続年数は何年ですか?

社長:さあ、計算したことがありません。
   世間ではどのくらいですか?

中川:300人以下の中小企業では5年で6割が退職しています。

社長:へえ、そんなに。
   中小企業の宿命ですかね?

中川:そうかもしれません。
   しかし、だからといって甘んじているとますます業績が
   悪くなりますよ。

社長:どうしてですか?
   定着と業績は関係があるのですか?

中川:2005年に株式会社野村総合研究所が若手正社員の定着率を
   アンケート調査しました。
   それで定着率と会社業績は比例するというデータが示され、
   2006年版の中小企業白書に掲載されました。

社長:そうなんですか。

中川:定着が悪いと中途採用を繰り返します。
   採用は目に見えにくいので見過ごされやすいですが、
   コストが大きいのです。

社長:そうですかね。
   実感が湧きませんが。

中川:採用は募集の公告だけが費用ではありません。
   入退職による職安の手続き、社会保険の手続き、新人の教育など
   も人件費がかかります。

社長:うーん。
   どのくらい費用がかかるのでしょうね?

中川:会社の事情により異なるので一概に言えませんが
   参考までに計算してみます。

   募集費 10万円
   入退職手続き 10時間×2000円=2万円
   採用面接など 6時間×応募者5人×2000円=6万円
   新入社員教育 20時間×指導者2人×2000円=8万円
   新入社員の人件費(未熟のため戦力50%とする)
       25万円×6ヶ月×50%=75万円

   以上合計 101万円

社長:ええええ!!!!
   100万円がムダな人件費となるのですか!

中川:そうです。
   仮に50人の会社であれば
   5年間で退職する人は30人(50人×60%)ですから
   30人×100万円=3千万円(5年間で。1年あたり600万円)
   となります。

社長:いやあ、参ったね。
   こんなにムダが起きていたのですね。
   定着をよくするにはどうしたらいいですか?

中川:難しい問題です。
   経験値ですが給料が良い会社は定着がいいです。
   給料が良い会社でも辞める社員はいますので、
   給料が定着の決定的な要素だとは思いませんが、
   重要な要素です。

社長:給料を高くしたいのは山々ですができないのです。

中川:大きく事業構造を変えないとできないかもしれません。
   現状で定着を向上させるためには、自社の賃金が世間
   相場と比較して高いか低いかを知らなければなりません。

社長:当社は同業者よりは給料が良いのですが、
   定着が良いとは思えません。

中川:中途採用は同業者と比較してもダメです。
   労働市場で採用するのですから、異業種もライバルに
   なります。
   だから、世間相場より高めの給料がいいのです。

社長:世間相場の比較はどうしたらいいですか?

中川:弊社にご依頼ください。
   従業員の給料が高いか低いか一目で分かるプロット図を
   作成します。

社長:いくらで作成していただけますか?

中川:無料です。

社長:では、さっそく作成をお願いします。

 

(中川コメント)

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それで、御社の従業員の給料が世間相場と比較して高いか低いかが
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今日はここまで。では、またあした。

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定年延長での悩みは、賃金をどう決めたら良いか、管理職などは役職を
そのままでいいのかということです。
賃金の決め方でやってはいけないのは、定年の時の給料の80%とか70%と
決める方法です。
管理職の給料は、一般社員とは違った決め方をしなければ、労務管理は、
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    編集後記      
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「目白押し」の言葉の由来は?

 美しさと飼いやすさで身近な鳥でもあったメジロ。椿にメジロという風
景は、なんとも日本的な美の一つです。

 そのメジロには、枝に止まって休むとき、何羽かで寄り添って押し合う
習性があります。そんな様子にちなんでできた言葉が「目白押し」。 人が
ぎっしり並び、または押し合いへし合いしている様を表すときに使われます。

 最近あまり見られなくなった「おしくらまんじゅう」。かつては、この遊
びも「目白押し」と呼ばれていました。

(絶対にすべらない無敵の雑学より 角川学芸出版)

では、また明日お会いしましょう!!

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