【解雇】解雇と雇い止めの違いについて

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康診断を受診しない。上司が部下に適切に業務指示をしない。会社の備品
を窃盗する。社内不倫をする。インターネットで会社の中傷をする。会社
の機密情報を漏洩する。個人情報を漏洩する。刑事事件を起こす。セクハ
ラをする。パワハラをする。権利ばかり主張し、まともに義務を果たさな
い。配置転換を拒否する。勤務成績不良。

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年4月29日号   VOL.1117
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赤味噌と白味噌は、どこか違う?

(続きは編集後記で)

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 【解雇】解雇と雇い止めの違いについて
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   読者から指摘があったそうですね。

中川:はい、匿名希望さんからです。

(引用開始)

中川様
質疑形式の文章を解りやすく作るのは大変なことだと思い尊敬しながら、
読ませて頂いております。1点だけ気になりました。
「読者に判り易く」を重視が故、「更新を3回以上した場合で解雇をする
場合は...」と表示されたと思いますが、中川先生のマガジンを読んでいる
読者は、雇止めと解雇の違いは理解して欲しいので、「解雇」ではなく
「雇止め」が妥当だったのかなと個人的には思いました。勝手を言いました。

(引用終わり)

社長:「解雇」と「雇い止め」は違うのですか?

中川:文字が違いますね。

社長:ドドド!!!
   
中川:「解雇」も「雇い止め」も雇用契約の終了である点は同じです。

社長:違いは何ですか?

中川:「雇い止め」は期間を定めている場合に、その期限が来たので
   退職させることです。パートさんに雇用契約終了がそれに
   あたります。

   「解雇」は会社が雇用契約を終了することです。
   ところで、解雇と退職の違いは分かりますか?

社長:退職は本人の意思で辞めることでしょうね。
   解雇は会社がもういらないということでしょうね。

中川:そうですね。
   退職も解雇も雇用契約を中断することです。
   退職は本人の意思表示で契約を破棄することです。
   解雇は会社の意思表示で契約を破棄することです。

社長:解雇はどんな場合にするのですか?

中川:解雇には
   1.普通解雇
   2.整理解雇
   3.懲戒解雇
   の3種類があります。

社長:整理解雇、懲戒解雇は分かります。
   普通解雇とは何ですか?

中川:従業員に非があるので解雇することです。

社長:どんな場合に非があるとなるのですか?

中川:次の場合です。
   1.業務能力が劣る
   2.勤務成績不良
   3.私傷病により休職期間満了
   4.試用期間中の不適格者
   5.その他上記に類似するもの

社長:なるほど。

中川:上記の1と2の場合の普通解雇は相当な理由がなければ
   だめです。

社長:では、先日のメルマガのパートの期間満了による場合は
   解雇ではなく、雇い止めが適切な表現なのですね?

中川:そのとおりです。

(中川コメント)

 匿名希望さん、ご指摘をありがとうございます。記事は雇い止
めと表現するほうが適切でした。

読者の方へ

 匿名希望さんは、大手の法務担当マネージャーの方です。法務担当の
方であればこのメルマガの水準は物足りないと推察しますが、
そのような方が読者であることは名誉です。

読者の方へ追伸

 ご質問やご指摘は社名や氏名を記載してください。
匿名希望であれば社名もお名前も表示しませんからご安心ください。

 社名や氏名が記載されない場合の質問やご指摘は原則として記事にしません。
また、社名や氏名を記載されたご質問でも記事にしないことがあります。
ご了承ください。

 

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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赤味噌と白味噌は、どこか違う?

 原料は、どちらも大豆、米こうじ、麦こうじ、塩-とまったく同じ。
違いは、製造工程にある。

 まず、赤味噌は大豆を蒸して作る。大豆は蒸すとタンパク質やアミノ
酸が豆の中に残り、このときアミノ酸が褐色に変わるため、赤っぽい色
になる。

 一方、白味噌は大豆をゆでて作る。このときゆでた汁を捨てるため、
褐色の原因となるアミノ酸も、合わせて捨て去ることになり、白い味噌が
出来上がるのである。

(雑学全書 光文社刊より)

では、また明日お会いしましょう!!

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