【雑談】定着傾向のグラフについて

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 ■ 60歳以上の賃金の決め方をほとんどの会社が間違っています
         6月15日(金)13時30分~ 東京にて
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60歳以降の賃金は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。

詳しくは(セミナー申し込みもできます)

→→  http://nakagawa-consul.com/seminar/051.html

 

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年5月27日号   VOL.1145
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爪もみで免疲力を高められるか?

(続きは編集後記で)

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 【雑談】定着傾向のグラフについて
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   定着が分かるグラフを作ることを先日紹介しましたね。
   あれはなぜ必要なのですか?

中川:会社の労働条件が浮き彫りになります。

社長:どうして浮き彫りになるのですか?

中川:その前に質問です。
   社員が辞める理由は何だと思いますか?

社長:当社よりよい条件の会社があったからでしょう。
   仕事があわないということもあるでしょうね。
   他には...、人間関係かな?
   同僚や上司とうまくいかないとか。

中川:リクルートが退職理由本音ランキングを発表しています。

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/01/honne2007/honne2007_01.html

(引用開始)

  上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった 23% 
 
  労働時間・環境が不満だった 14% 
 
  同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった 13% 
 
  給与が低かった 12% 
 
  仕事内容が面白くなかった 9% 
 
  社長がワンマンだった 7%

(引用終わり)

社長:へえ、経営者の仕事に仕方が気に入らないがトップですか。
   参ったね、こりゃ。

中川:大企業と中小企業が決定的に違うのが定着です。
   退職理由の本音は大企業も中小企業も似たようなものだと
   思います。

社長:でしょうね。

中川:ところが、定着率が圧倒的に違うのです。
   その定着の傾向がグラフを作成することで一目で分かります。

社長:中小企業でも定着のよい会社があるのですか?

中川:あります。
   大企業と遜色ないくらい定着の良い会社があります。

社長:それが定着傾向グラフで分かると言うことですね。

中川:そうです。

社長:さきほど、定着グラフを作成すると労働条件が浮き彫りに
   なるとのことですが、どうしてですか?

中川:10年以上、たくさんの会社の定着傾向グラフを作成しています。
   定着の良い会社は労働条件がよいです。
   特に、給料がよいです。

社長:ガク。
   給料の良さが定着の良さなのですか。

中川:退職理由の本音は怪しいとおもますよ。
   給料のよい会社は求職者に人気があります。
   社員は中途退職したら今もらっている給料はもらえない
   ことを知っています。

社長:しょせん、この世の中はお金ですか。

中川:まあまあ、お金が全てではありませんが、影響が強い
   ですね。

社長:で、その定着傾向グラフはどうやって作るのですか?

中川:パソコンソフトのエクセルで散布図を作成します。

社長:散布図とはなんですか?

中川:それは下記のHPにグラフを掲載していますので、確認
   してください。

   http://nakagawa-consul.com/seminar/060.html   

社長:へえ。

中川:散布図は縦軸が勤続年数、横軸が年齢として社員全員の
   位置をプロット(丸い点)したものです。

社長:斜めの線は何ですか?

中川:高卒で入社して定年までいた場合の年齢と勤続年数を
   グラフにしたものです。

社長:このグラフで3人ほどライン上にプロットされていますね。

中川:それは、高卒で入社した方です。

社長:このグラフの見方は?

中川:プロットの散らばり具合を見ます。
   定着が良い会社は斜め線にそって右肩上がりにきれいに
   プロットされます。
   定着の悪い会社は右肩上がりの傾向が少なくなります。

社長:へえ、こうやって見るのですか。
   では、早速作成させます。

   
(中川コメント)

 定着傾向のグラフはエクセルの散布図が作成できる方であれば
簡単にできます。

それを作成するのは面倒だ、あるいは作成方法を教えてほしい方は
講習会を開催しますので、参加してください。

「社員の構成グラフをエクセルで作成する」講習会 6月13日(水)
東京で開催します。

→ http://nakagawa-consul.com/seminar/060.html

今日はここまで。では、またあした。

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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/niaslaisea

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

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  DVDを作成しました 「60歳以上の給料の決め方」
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定年延長での悩みは、賃金をどう決めたら良いか、管理職などは役職を
そのままでいいのかということです。
賃金の決め方でやってはいけないのは、定年の時の給料の80%とか70%と
決める方法です。
管理職の給料は、一般社員とは違った決め方をしなければ、労務管理は、
うまくいきません。

DVDのお申し込みは下記から
→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/dvd-01.html
 

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    編集後記      
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爪もみで免疲力を高められるか?

 爪もみ健康法というものがあり、その名のとおり爪の脇をもむだけです
が、自律神経を整えることができ、様々な病気に対して有効とも言われて
います。

 では、実際にどの程度効果があるのか、私なりに考えてみたいと思いま
す。

 実際、自律神経の働きが免疫能(身体の抵抗力)に関与しているかどうか
については、臨床的には証明されておらず、批判的な医師が多いのが現状
です。私自身も、自律神経を整えたからといって、免疫能が高まるとは考
えていません。そもそも、「自律神経免疫療法」という言葉は、新潟大学
医学部医動物学講座教授である安保徹氏と臨床医である福田稔氏が提唱し
ました。

 しかし、一般向けの書籍で患者の体験談が掲載されているだけで、医学
論文として理にかなった報告が乏しいのが現状です。自律神経免疫療法を
支持する人たちの話を聞くと、大腸がんの再発を防ぐ、リウマチ、勝原病
に効果があるとのことですが、がんや腰原病発症の仕組みを考慮に入れて
も、自律神経を整えるだけで、これらの大きな病気を医学的根拠をもって
治療、予防していくことは困難だと思います。

(あの「健康法」のウソ・ホント 森田豊著より)

では、また明日お会いしましょう!!

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