【残業代】減らす方法

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年9月16日号   VOL.1256
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日本に留学している学生が母国に持って帰りたいもの

(続きは編集後記で)

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【残業代】減らす方法
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   残業が減らないので困っています。

中川:どのくらい残業をしているのですか?

社長:多い人は80時間くらいです。

中川:残業が多い原因はなんですか?

社長:忙しいからです。

中川:あのう...。
   どうして忙しいのですか?

社長:本人が忙しそうにしているのです。
   パソコンで仕事をしているのでがんばっているとは感じますが。
   他の社員はそれほど多くないので個人の性格によるので
   しょうね。

中川:つまり、必要でない仕事をしているということですか?

社長:いえいえ。
   必要だからやっているです。
   なにもかもきっちりとしないとすまない性格だからだと
   思います。

中川:そんなのんびりした考えでは社長が逮捕される可能性がありますよ。

社長:え!
   脅さないでくださいよ。逮捕なんて。

中川:もし、長時間労働が原因で死亡した場合は安全配慮義務違反として
   送検されますよ。

社長:ああ、過労死のことですね。
   80時間くらいで過労死となるのですか?

中川:厚生労働省が基準を示しています。

   1.月100時間以上の残業 過労死の可能性が高い
   2.2ヶ月から6ヶ月月80時間以上の残業  過労死の可能性が高い
   3.月45時間以内の残業  過労死の可能性が低い

社長:そうなっているのですか。
   困りましたね。

中川:対策としては残業の削減を訴えることです。
   本当に業務量が多いのであれば他の社員の分担させるなどの
   手を打つことです。

社長:残業をするなというとしばらくは減るのですが、また
   元に戻ります。
   それが悩みなのです。

中川:それは一時的な対策だから一時的に改善されるだけです。

社長:一時的でない対策はありますか?

中川:仕組みを作るのです。

社長:仕組みを作るといいますと?

中川:たとえば、残業時間が60時間を超えたらイエローカード
   80時間を超えたらレッドカードを本人に渡すのです。

社長:だれがイエローカードやレッドカードを作るのですか?

中川:総務です。
   月の残業時間を把握できますから、該当者がいたらすぐに
   作成します。

社長:それをどうするのですか?

中川:半年くらいは社長がそれを上司に持参して渡します。
   上司経由で本人に渡すのです。
   社長自らが残業削減に強い意欲をもっていることを
   態度で示すのです。

社長:なるほど。
   レッドカード、イエローカードのひな形はありますか?

中川:ありますよ。

社長:ありがたいです。
   早速仕組みとして運用します。

(中川コメント)

 長時間労働により過労死と認定されると事業者責任が問われます。
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今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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日本に留学している学生が母国に持って帰りたいもの

1.洗濯ネット
2.お玉立て

ダイアナ(ロシア人)

(日本人の知らない日本語 蛇蔵&海野凪子著より)

では、また明日お会いしましょう!!

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