【労務管理】体面上の管理職はありか?

◆─────────────────────────────────◆
 ■ 60歳以上の賃金の決め方をほとんどの会社が間違っています
         10月24日(水)13時30分~ 東京にて
◆─────────────────────────────────◆

60歳以降の賃金は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。

詳しくは(セミナー申し込みもできます)

→→  http://nakagawa-consul.com/seminar/051.html

☆★☆―――――――――――――――――――――――――─―――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年10月3日号   VOL.1273
――――――――――――――――――――――――――――――――――

昔、プタは『強い男の象徴』だった!?

(続きは編集後記で)

◆────────────────────────────────◆
【労務管理】体面上の管理職はありか?
◆────────────────────────────────◆

中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   読者から質問があるそうですね。

中川:はい、匿名希望さんからです。

(引用開始)

部下のいない課長の適用についてお伺い致します。課長の定義として、
管理職の一職位である他に、待遇や体面上の肩書きとして授かる"課長"
は有り得るでしょうか。

(引用終わり)

社長:部下のいない課長は当社にも存在します。
   組織上は変ですよね?

中川:変かどうかは分かりません。
   組織をどうするかは会社の自由です。
   労働基準法では違法ではありません。

社長:でも、管理管理職だったら残業代を払わなくてもよいなどと
   なっていますよ。

中川:そうです。
   残業代の問題が発生したときに本人が労基法上の
   管理監督者に該当するかが検討されます。
   これは名称にとらわれず実態で判断されます。
   その場合は部下がいないと否認される可能性も
   あります。

   しかし、それは法律上の話です。
   会社は組織の職位を自由に作ることができます。

社長:で、質問は待遇は体面上の課長はありうるかということですね。
   
中川:これは良くあることです。

社長:当社はいい歳になったのだからと課長にしています。
   まさに待遇ですね。

中川:どうしてそのような待遇をするのですか?

社長:いい歳をして名刺に肩書きがないと押しがききません。
   また、万年平社員であると同僚の対応も違ってきます。
   ようするに本人のやる気を失わせないためですね。

中川:そうですね。
   処遇や体面のための課長任命もありです。

   社内では主任なのですが営業用の名刺は部長代理と
   している会社もありますね。

社長:そうそう!
   当社に出入りする業者は支店長代理の肩書きの名刺を
   出します。
   その名刺をもらうと粗雑な対応はできないなと思って
   しまいます。

中川:結論は処遇や体面のための管理職任命はありえると
   いうことです。

(中川コメント)

 処遇や体面のための管理職任命をする事例は多いです。
それにより本人のやる気を維持する、あるいは対外的に体面が保てます。

 ただし、経営的な側面では管理職は直接仕事をしないのですから、
部下の稼ぎで自分の給料を稼ぐことになりますので、

 営業、工事(外)    10人~12人
 小売業、飲食業(接客) 20人
 工場          30人

程度の部下の人数でないと成り立ちません。(竹田陽一先生)

御社はいかたですか? 

今日はここまで。では、またあした。

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/niaslaisea

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

◆─────────────────────────────────◆
  CD版「スマホ時代の労務管理ココがポイント」講師 北見昌朗
◆─────────────────────────────────◆

スマホ、iPadが当たり前の時代、便利と裏腹に思わぬ落とし穴が待ち構えています。
一度流失した機密情報はどうすることもできません。
それが会社の致命傷になりかねません。

1.フェイスブックの落とし穴
2.転職会議で就職してはいけない会社にされた
3.iPhoneで機密メールが社外に転送される落とし穴
4.機密の入ったiPadを電車に忘れる
5.退職者の携帯電話に顧客の機密メールがそのまま残る
6.USBの怖さ
7.会社がいますぐ実施すべき情報漏洩の防止のためのチェックシート
8.社員からもらう誓約書

→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/cd-04.html

 

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

昔、プタは『強い男の象徴』だった!?

 日本の戦国時代のこと。

 山形城を本拠地にして一帯を支配していた武将、最上義光(もがみよ
しみつ)は、力自慢の家臣を集めて重用していました。

 中でも一番の力持ちには、「武太之助」の名を授けてかわいがってい
たそうな。字面(じづら)はいかにも強そうだけれど、音だけ聞けば
「ブタノスケ」。

 現代では情けない響きの名前ですが、当時はブタは力強くたくま
しい男の象徴だったのです。

(雑学の本 竹内均編 知的生きかた文庫より)

では、また明日お会いしましょう!!

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆