【採用】労働条件の明示は書面で
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■ 60歳以上の給料の決め方セミナー開催
6月21日(金)13時30分~16時30分 東京にて
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60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方が良かったのですが
それを実施していない会社の対応策もご提案します。
詳しくは下記からご確認ください。(セミナー申し込みもできます)
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2013年4月26日号 VOL.1485
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なぜ、美容院や理髪店はガラス張りなのか?
(続きは編集後記で)
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【採用】労働条件の明示は書面で
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
Aさんについて相談です。
中川:はい、なんでしょうか?
社長:Aさんはパートさんです。
時給がおかしいと文句を言ってきたのです。
中川:はい、どんなふうに?
社長:時給900円ということだったが、実際は850円になっている。
おかしいというのです。
中川:時給900円で募集したのですか?
社長:はい、求人広告には時給900円として募集しました。
しかし、採用面接の時に試用期間中は850円とし、そのあとの
仕事ぶりをみて合格であれば900円にすると説明しました。
それでAさんは納得したのです。
それをいまさらおかしいと言われても。
中川:Aさんに渡した雇用通知書か雇用契約書を拝見します。
社長:はぁ?
なんですかそれ?
中川:Aさんを採用するときに労働条件を説明したでしょう?
社長:給料は試用期間中は850円とし、合格であれば900円にする
と説明しました。
それから、パート就業規則について要点を説明しました。
ちゃんとやるべき事をやっていますが?
中川:昔はそれでも通用していました。
しかし、今は、労働条件は書面で示さなければならないのです。
書面で示さないから今回のようにもめるのです。
社長:しかし、Aさんは確かに時給850円で承知しました。
中川:では、その証拠を見せてください。
社長:録音をしているわけではありません。
証拠と言われても出せるはずがありません。
中川:求人広告では900円と明示していましたね。
これは証拠として残っています。
しかし、Aさんが850円で承知したことは証拠がありません。
社長:そこまでいいますか...。
中川:労働契約は一種の契約ですから口頭での契約もOKです。
しかし、口頭だと証拠が残らないのでもめることが多いので
国が労働条件は書面で示すようにと決めたのです。
書面で示していない御社は分が悪いですよ。
社長:困りましたね。
どうしたらいいですか?
中川:Aさんの誤解を解くしかないでしょう。
話し合いで。
それでも納得しなければ今回は時給900円にせざるを得ないでしょう。
社長:850円のままとしたらどうなりますか?
中川:Aさん次第ですね。
Aさんが訴えたら会社は確実に負けますよ。
証拠は求人広告しかないのですから。
社長:そこまではしたくありませんね。
中川:今後は労働条件を書面で示しましょう。
社長:分かりました。
(中川コメント)
パートを雇用する場合も労働条件を書面で提示しなければなりません。
それを怠ったことでもめると会社が不利になることが多いです。
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弊社では雇用通知書では弱いので「雇用契約書」の作成を提唱しています。
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そのサイトにひな形があります。
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今日はここまで。では、またあした。
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。
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賃金制度の見直しは次のステップで行います。
ステップ1 世間相場との比較
ステップ2 社内バランスの検討
ステップ3 人事制度の構築
ステップ4 諸手当の見直し
ステップ5 基本給の決定
ステップ6 昇給(減給を含む)システムの構築
ステップ7 人事考課の見直し
ステップ8 賃金規程の見直し
ステップ9 従業員への周知、同意
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(正式依頼ではありません。お申込み後に断ることはご自由です)
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上記項目にご記入の上そのまま送信してください。
コンサルティング料を含めた詳細をご連絡します。
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編集後記
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なぜ、美容院や理髪店はガラス張りなのか?
理髪店や美容院の外装は、たいてい大きなガラス張りである。とはいえ、
理容店、美容院の店舗はガラス張りにせよ、といった規定があるわけではな
い。それなのに、どの店もガラス張りである。
これは、ガラス張りでなかの様子がみえると、客が気軽に入れるという効
果を狙つてのことだ。客の回転率で勝負する喫茶店やファミリーレストラン
も、ガラス張りになっているのは、同様の理由による。
さらに、理髪店、美容院の場合は、ガラス張りにすると、採光がよくなり、
店内が明るくなることも、その大きな理由だ。客の心理からすると、相手が
刃物を握っているだけに、暗い場所で髪をいじられるのは、気持ちのいい話
ではない。ハサミやカミソリをもった人間に、首筋をみせて身をまかせるの
だから、明るい場所で刈ってもらわなければ危なくって仕方がない。そのた
め、店内はできるだけ明るいほうがいい。
ただし、ガラス張りにすると、日光が容赦なく入ってくるため、真夏の
電気使用量がハネ上がるというデメリットもある。
(ねえねえ、教えて!日本人の総疑問 河出書房新社刊より)
では、また明日お会いしましょう!!
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ご注意
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