【育児休業】給付率が上がるがどう考えるか

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2014年1月31日号   VOL.1769
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[織田信長の名言 格言|言われたことだけをするような能のない人間になるな]

(続きは編集後記で)

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【育児休業】給付率が上がるがどう考えるか

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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   あのう...、また育児休業の給付が上がるそうですね?

中川:現在の給付率は50%です。
   それを67%に引き上げようと検討しています。
   まだ決定したわけではありません。
   通常国会に法案が提出されるようですが。

社長:決定するのでしょう?どうせ。

中川:そうなりそうですね。

社長:ますます育児休業を取る人が増えますね。
   正直、育児休業を取られると仕事に支障がでます。

中川:そうなりますかね。
   時代の趨勢(すうせい)だからしょうがないでしょう。

社長:ますます女性が使いづらくなります。

中川:発想を変えませんか?

社長:え?
   発想を変えるといいますと?

中川:アベノミックスによる景気浮揚、東京オリンピック開
   催に向けて景気浮揚となりそうです。

社長:うーん、アベノミックスでどの程度効果があるのか...。
   当社は恩恵を被っていません。

中川:しかし、建設業等一部の業界では求人をしても応募者が
   いない状態になっています。

社長:へえ、そうなんですか。

中川:いままではデフレで求人ではそれほど苦労をしなかった
   でしょう。
   しかし、これからは人手不足になるかもしれません。
   労働人口が減少するのに仕事が増えるのですから。

社長:人手不足ですか...。

中川:経営の要諦は先取りかもしれません。

社長:...。

中川:人手不足が起きてからあわててもロクな事がないと
   いうことです。

社長:何が言いたいのですか?

中川:女性の活用を真剣に考えましょうと提案したいのです。
   いままで男性が当たり前だった職種でも女性の進出が
   ありますよね。
   今は自衛隊や警察官も女性がいますよ。

社長:そうですね。

中川:昔は女性は出産を機会にいったん社会から退いて
   いました。
   しかし、育児休業の政策が功を奏し次第に育児世代の
   女性が育児をしながら働くようになりました。

社長:そうですね。

中川:育児を抱えている女性を支援するために育児休業の給付率
   を上げようとしています。
   
社長:しかし、育児休業で休まれるとやはり困ります。

中川:育児休業をとってもその後も同じ会社で仕事が
   できることが分かれば帰属意識が生まれます。
   
社長:しかし、やはり休まれると...。

中川:何をおそれているのですか?
   休まれることがあることを前提にどう対応するかを考える
   のが経営者です。

社長:たとえば?

中川:育児休業を取る間は派遣やパートの活用などで対応するなど。

社長:うーん。

中川:「休まれると困る」では何の解決策も生まれませんよ。
   「ますます育児休業者が増える」のどうしたら良いかと
    考えましょう。

社長:分かりました。
   今度幹部会で議題にします。

(中川コメント)

 最近、募集しても応募者がいないという悲鳴を聞くようになり
ました。
慢性的な人手不足は看護師、薬剤師などの医療分野の職種ですね。
それに加えて建設、製造などでも悲鳴が上がり始めました。

 育児休業制度を活用することで女性の働く機会が増えました。
保育所なども充実していく風潮にあります。

 他社に先駆けて女性の戦力化を検討しませんか?

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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[織田信長の名言 格言|言われたことだけをするような能のない人間になるな]

 人は心と気を働かすことをもって良しとするものだ。
用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出するようでは役に
立たない。その点、お前は塵に気付いて拾った。なかなか感心である。

【覚書き|あるとき信長が、近習たちを呼びつけたのに用事を言わずに退
席させた。その中の一人が塵が落ちているのを見つけ、退席するついでに
拾った時の発言。言われたことをやるだけでは不十分で、それ以上のこと
に気を使えという教訓】

では、また明日お会いしましょう!!

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