【労働者派遣法改正案の概要】

◆─────────────────────────────────◆
 ■ 経営者、管理職のための信頼される人事考課のしかた
      【東京】 10月7日(水)13時30分~16時30分
         http://nakagawa-consul.com/seminar/072.html
◆─────────────────────────────────◆

弊社は「人事考課は主観でよい!」と提唱しています。
人事考課は主観でしか評価ができません。
しかし、それに甘えて、自分の好みだけ、自分の好き嫌いだけで人事考課を
されては、従業員はたまったものではありません。
主観で決めるとしても評価にはルールがあるのです。
そのルールを知らないで主観で人事考課をしては不信感ばかり募(つの)り
結果的に労務管理がギクシャクすることになります。
人事考課の基礎を身につけることで従業員との信頼関係をよくしていきま
しょう。

詳しくは下記からご確認ください。(セミナー申し込みもできます)

→→  http://nakagawa-consul.com/seminar/072.html

☆★☆―――――――――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者: 中川清徳  2015年7月26日号   VOL.2334
◆─────────────────────────────────◆

ラーメン店で「スープぬるめ」は許されない!?

(続きは編集後記で)

◆─────────────────────────────────◆
【労働者派遣法改正案の概要】
◆─────────────────────────────────◆

労働者派遣法(正式名称:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働
者の保護等に関する法律)が平成27年9月からの改正に向けて通常国会で審議
されています。今回は労働者派遣法の改正案についてご紹介します。

◇「特定労働者派遣事業」や「26業務」の廃止について

 1.特定労働者派遣事業」の廃止について
   現状では、派遣事業を行っている全7.5万事業所の内、一般労働者派遣
  事業(許可制)が24%、特定労働者派遣事業(届出制)が76%となってい
  ます。
   改正法案では、これらをすべて許可制とする内容で、広範な影響がある
  ため経過措置として、施行日時点で特定労働者派遣事業を行っている事業
  主は、『施行日から3年間は、上記の許可を受けずとも、引き続き「派遣
  労働者が常時雇用される労働者のみである労働者派遣事業」(現在の特定
  労働者派遣事業)を行うことができる』こととしています。
   また、許可要件に「キャリア形成支援制度を持つこと」を追加して、派
  遣社員の待遇改善にも結び付けています。

 2.「26業務」の廃止について
   現状では、26業務に従事している労働者は派遣労働者全体の39%となっ
  ています。今回の廃止により同一の組織単位における同一の派遣労働者の
  継続した受け入れは全て3年を上限とすることになりますが、その代わり、
  派遣労働者の雇用安定についての措置を派遣元に義務付けることになって
  います(3年経過時は義務、1年以上3年未満は努力義務)。

   ・派遣先への直接雇用の依頼
   ・新たな派遣先の提供
   ・派遣元での無期雇用
   ・その他安定した雇用の継続を図るために必要な措置

   なお、今回の改正案と合わせて、先の労働者派遣法で改正された『労働
  契約申込みみなし制度』(※)も平成27年10月1日からの施行となってい
  ます。改正により期間制限を整理し、『労働契約申し込みみなし制度』に
  よりルールを遵守することで、派遣労働者を取り巻く環境がより健全にな
  るように、また、関係当事者にとって分かりやすい制度になることが期待
  されます。

   ※『労働契約申込みみなし制度』とは、派遣先が違法派遣と知りながら
    派遣労働者を受け入れている場合、違法状態が発生した時点において、
    派遣先が派遣労働者に対して労働契約の申し込みをしたものとみなす
    制度です。
 

(中川コメント) 

 ご参考までに。

今日はここまで。では、またあした。

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/sufraegepr

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

ラーメン店で「スープぬるめ」は許されない!?

 最近のラーメン屈では、麺のかたさや脂の量、味の濃さなどはオプション
で注文できるようになっている。ところがスープぬるめなど、スープの熱き
が注文できるところはほとんどない。

 ぬるめのスープなどは猫舌の客も早く食べられて店の回転率アップにつな
がりそうなのだが、実際はほとんど聞かない。じつは、ラーメン店にとって
スープをぬるめにすることはあまり意味がないのだ。

 そもそも飲食店の回転率は、皿の深さに左右されるといわれる。たとえば
カレーライスの場合、底の深いカレー皿だとなかなか冷めないが、底の浅い
カレー皿だとすぐに冷める。すると客もさっさと食べ終えて、結果的に回転
率アップにつながるというわけだ。

 回転率を上げるには底の浅い皿を使え、というのは業界でも基本的な戦略
なのだ。ところが、ラーメン店のどんぶりは底が深く、冷めにくい構造にな
っている。底の浅い
皿を使えという本来の基本戦略があてはまらないのであ
る。

 でも、ラーメン店はこれでいいのだ。
というのも、もともとラーメン店に来る客は食べ終わればすぐ出ていく。そ
れよりもこだわりのスープで食べてもらうことに日夜努力を重ねているのだ。
回転率よりも、おいしいスープをいかに飲んでもらうかに専念しているので
ある。

 ようするにスープは熱さもうまさのうち。だから冷めにくいどんぶりを使
い、頑なに自慢の味を守っているのである。

(「あの業界のタブー」より 青春出版 発行)

◆─────────────────────────────────◆
  【DVD版】 パートの賃金の決め方セミナー
◆─────────────────────────────────◆
主な内容
その1 相手の立場になって考えるポイントは何か?
その2 戦力化は定着がポイント。定着対策のポイントは?
その3 利益を確保する時給コストの考え方とは?
その4 年収103万円のカベはなぜ大きいか?
その5 効果的な労働契約とは?
その7 賃金制度は能力より労働条件優先で作る!
その8 正社員とパートの雇用区分のポイントとは?
その9 多能工化が進む、その仕組みとは?
その10 パートタイマーに退職金制度が必要な理由は?
その11 パートタイマーの就業規則を作成するコツは?
その12 モチベーション(やる気)を高める方法は?
その17 解雇の注意点

お申し込みは下記から
http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/dvd-13.html

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆