【年休】忙しいのに平気で年休をとる

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2016年9月30日号 VOL.2839
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電車は、いつどうやって掃除をしているんだろう?
(続きは編集後記で)
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 【年休】忙しいのに平気で年休をとる
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中川 こんにちは。
社長 こんにちは。
   A子さんのことで相談です。
中川 ああ、活発なお嬢さんですね。
社長 A子さんが年休をだしてきたのです。
   しかも、1週間。
   うちでは一年でもっとも忙しい時期に。
   
中川 理由はなんですか?
社長 彼と海外旅行に行くというのです。
   結婚前から、信じられません!
中川 あのう、婚前旅行にたいして怒っているのですか?
社長 あ、しつれい、年休は時季変更権がありますよね?
   だから年休を認めないとしたかったのですが、
   上司がはっきりものが言えない人で、結局認めて
   しまいました。
中川 じゃあ、しょうがないではないですか?
社長 許す方も許す方ですが、年休を申請する気がしれない。
   A子さんは入社5年ですよ。
   うちは猫の手も借りたいほど忙しいことは分かっている
   はずなのに。
   年休を取ることは許さないということはできないのでしょうか?
中川 A子さんはどんな仕事ですか?
社長 製造ラインでの仕事です。
中川 A子さんでないとできませんか?
社長 まあ、ちょっと教えればだれでもできます。
中川 ではアルバイトでも?
社長 まあ、できないことはありません。
中川 社長が怒る気持ちはわかりますが、A子さんに年休を
      認めないことはできません。
社長 どうしてですか?
中川 A子さんの仕事は誰でもできるものです。
   A子さんが休むのであればアルバイトなどを
   補充してしのげます。
社長 中川さんは現場を知らないからそういうのです。
   てんやわんやしている現場にアルバイトを入れれば
   その教育もしなければなりません。
   そんな余裕はありません。
中川 で、結局どうしたのですか?
社長 管理職がラインに入ってしのぎました。
   
中川 できたではないですか。
   年休を取らせても。
社長 そういう問題ではなく、忙しいと分かっていながら
   年休をとるその気持ちが許せないのです。
中川 それは年休を取れるか取れないかの法律論ではなく
   気持ちの問題です。
   法律と重ねると話がややこしくなります。
社長 なるほど、で、どうしたらいいですか?
中川 日頃から従業員に忙しい○○月は年休をとるのは
   自重してほしい。やむを得ない理由がある場合は
   早めに相談してほしいと訴えることです。
社長 それでも年休を取る場合は?
中川 それは社長の不徳のいたすところです。
社長 中川さん、そんな言い方はないでしょう。
   不徳のいたすところは本人が言うべきです。
   他人から言われたくありません。
中川 おやおや、今日はご機嫌が悪いですね。
   これは中川の不徳のいたすところです。
社長 いやいや、私の不徳のいたすところです。
中川 ...
社長 ...
   そろそろ肌寒くなりましたね...
(中川コメント)
年休は会社の都合で変更が可能です。
それを時季変更権といいます。
しかし、よほど重要な仕事をしている人以外は時季変更権は
使えないと思ってください。
忙しいときは年休の利用を控えるように協力を要請する
ことはOKです。ただし、強制にならないように。
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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    編集後記      
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電車は、いつどうやって掃除をしているんだろう?
三六五日、休みなく毎日走っているようにみえる電車だが、いつどんなふう
に掃除をしているのだろうか?
ふつうに考えると、終電の終わった深夜、清掃係の人がせっせと床や窓、
吊り革などを磨いているということになるだろう。しかし、いまでは電車の
掃除も機械化が進んでいるのだ。
ある私鉄の場合は、車体洗浄装置(ガソリンスタンドにある洗車機を巨
大にしたようなもの)にかけて、マシン清掃をしている。
これだと、10両編成の約200メートルにもおよぶ車体の外装を五分間で洗える。
ただし、内装はこんなふうにはいか
ない。二週間に一度は、人間の手で内部の
掃除がおこなわれる。
床は、洗剤を付けて洗ってから水洗いし、その後、水拭きをして、それが
乾いたらワックスをかける。
シートは掃除機をかけ、手すりや吊り革、窓の内側などは雑巾でていねいに拭く。
外装も、マシンでは落としきれなかった細かい汚れを洗剤を付けたブラシで
ゴシゴシこする。
こうして掃除をしたあとも、月に一度はさらに入念な掃除をするのだとか。
電車がいつもクリーンな状態で走っているのは鉄道会社と清掃する人たちの
苦労があってのことなのだ。
(ねえねえ、教えて!日本人の総疑問 河出書房新社刊より)
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